060929_シート生地を張り替える

これを・・・ こうする

シートの生地を張り替えるのだ。
このレカロ(LS-L)の分解中に発見したのだが、裏地のラベルに15/9/88と記載があった。なんと18年モノ、車と同級生でした。
座面は一度、自力で張り替えたがコレも痛んできたので、たまたまヤフーで見つけた張り替えキットを発注、15k/脚なり。そう、合皮+塩ビです。

とにかくバラす。
ヘッドレストは、骨を上方へ抜き取る感じ。タイヤレバーを突っ込んでめくって行く。ネットを金属同士で挟んで切らない様、段ボールでも挟んでおくと良い。 生地はスタッカで止められているのでマイナスドライバで引っこ抜き、再利用した。この溝に入るスタッカが無いのでラジペンで1本ずつ刺していく。骨の通る2つの穴ピッチがかなりズレているが引っ張れば通る。この作業、2時間は覚悟。


リクライニング部の切り離し
ダイヤルを外して、内側からダボ3個を浮かせると、プラカバーが外せる。止め輪を外し、ロック解除すると分割できる。


座面をはずす
膝裏スライド部はクリップ2本で外せる。座面は、生地に通した針金をフレーム側のツメから外せば取れる。コレが基本的な固定方法。

膝裏スライド部は、生地に縫いつけられた板が、溝に嵌っている。生地はウレタンに打たれた針を地道に抜いていく。座面中央くぼみにも白いクリップがある、これは生地側の針金を抜けばいい。 後方のフックは再利用。つまり、気が遠くなる「手縫い作業」が待っている。

生地厚3mmほど、ほとんどスポンジ。パンチングに見えるが実は窪み、通気性ゼロ。これは蒸れる。

座面側サポート
針金3カ所と背もたれロックピン?を外せば取れる。これは簡単。新しい生地は、ウレタンを潰しながらでやっと入る感じ、かなりキツイ。ツメの掛かる穴やリクライニング部の穴は加工されていない。「現合であけろ」と言うことだろう。シートレール取付タップ部の切欠きが少しズレていた。
そろそろ疲れたでしょ、休憩して下さい。

背もたれの分解
下側にフックで固定されているが、返しが付いているので外しにくい。ダメなら生地をハサミでカット、横にスライドして取る。このフックも付属していないから、外した数だけ「手縫い地獄」が待っている。背もたれ中段は針金固定、ぶっちぎる。上部は基本固定。表側の分割溝2つは白クリップで固定されている。


外側
レバーは強く引っ張れば抜ける。ヘッドレストが通る部品は、白いワッシャを引っこ抜く。新しい生地を被せ、ツメの位置を現合カット。


フックの手縫い、耐えて下さい。

レバー用の穴あけ。手探りで角穴をあける。

まだ、完成ではありません


合体
リクライニング部を組む。止め輪を押し込む親指が痛くなってませんか?
上半分がサポート部
左下はスライドパッド
右下が座面。

座面は穴と言うより窪み。

お疲れさまでした。車体取付は明日やりましょ。
私は、コレを2脚張り替えたんですよ、親指がイタイです。



座ってみて・・・
・ムレる。「なんちゃってパンチング」にはヤラレた。出品者に確認したんだけどね。生地探そ。
・座面の生地が硬い。ズボンのベルトの厚さが気になる。
・直射日光が当たってると、生地が熱くなる。火傷はしないが一瞬アセる。

でも、15kで張替キットを提供してくれるのは有り難い。見た目で馬力20%燃費30%向上だ(アリエナイ)。