110504_冬になると、窓ガラスの昇降がシブくなるナゾ

7年間悩んだ。

それは2004年の冬、K市への深夜移動で料金所支払いの際、窓ガラスをあけようとするが動作が異常に重い。
昇降を繰り返しながら少しずつ下げ、何とか支払いは済ませたが今度は閉められない。
ひどい時は、手でガラスを引っ張ってアシストしないと閉められない状態にまでなった。
だが、この症状は夏になると何もなかったかの様に軽く昇降してくれる。
気温が関係してそうだが、まず、 レギュレータの動作確認をしてみたが、単体では動きは滑らかだった。
 <- 2004年12月16日撮影の写真が残ってた。

この時は一旦あきらめ元に戻し、後日、次にたてた仮説は
「ドアの外側だけ高力鋼板使ってて、内側と熱膨張率の違いで、ドアが反るのか?」と考え
←こんなイメージ
ガラス下部の水平に走るウェザーストリップを外し試してみたが、コレも関係無かった。

ここで次の仮説が思いつかず挫折。放置が続いたが、
2011年、別件でドア内張りを剥がした時に”ある状態”に気づいた。
  
ドア内部で縦に走る、ガラスが昇降するゴムシールを見た所。写真はガラスを閉めた状態。
これを見ると、通常、ガラスは閉めている時間が長く、ガラスを閉めた位置のリップはガラスに押され開いているが、
ガラスが居ない下の方はリップが成型時のまま閉じている。このリップが冬の低温で硬くなり、抵抗になっているのでは?
で、 早速カット。
効果をはっきりさせる為、リップが閉じている区間の室内側リップを全カットした。

ら、コレが効いた。冬でも片手でハンドルがスルスル回る。(えぇ、手動です)
ただ、リップを切りすぎたせいか、最後の締りでガラスが傾いて、ガラス上端が
リップ間に収まらない時があるので、その原因を考えてみた。

・レギュレータはガラスを1点で差さえていて、ガラスがBピラーにならって動かす為には
ガラス重心よりフロント側で支え、ガラスがBピラーに寄りかかる様なモーメントを掛けている。(はず)
・冬になり、リップが硬くなり摩擦抵抗が増え、ガラス昇降がシブくなる。
・この状態で、Bピラー側のリップをカットしたので、Bピラー側の摩擦が減り、
相対的に大きくなったAピラー側の摩擦モーメント(黄色半円矢印)が
初期モーメント(赤半円矢印)に打ち勝ち、脱線したもの、だろう。

だったら・・・
「Aピラー側も切っちゃえ」

直りました。





この原因が解るまでに、後付パワーウィンドウ3台のギアが欠け、犠牲になった。

また、買おうかな。(売ってるか?)