選び方 |
デイケアを始めるタイミングについては、言わせてコラムをお読みください。 |
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1.デイケアとは
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デイケア、ナーサリー、プリスクール、など色々ありますが、はっきりした違いはありません。一般的に、デイケアというと、共稼ぎの親がオムツの取れていない子供を一日中預けているところで、プリスクールはアカデミックな内容、というイメージがありますが、あくまでイメージ。フルタイムでやっていないデイケアもあるし、パートタイム、半日で預かってくれるデイケアもあります。 ひとくちにチャイルドケア、といっても、色々あるものです。代表的な例をあげてみましょう。 |
先生対子供の比率: teacher-child ratio。州によっては法律で決まっている場合も。 子供の年齢によって、比率はそれぞれ違い、例えば、6ヶ月以下の場合は1:3、ないし3:8、など。6〜2歳までは1:4、3歳までは1:5が普通
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私の場合は、ムスメが一歳半弱だったこともあり、団体生活を体験して欲しかったため、ベビーシッターはパスし、 個人のホームデイケアか、デイケアセンターかを比べた結果、以下の理由でセンターのみで検討することにしました。 1.フルタイムで働くので、教育のカリキュラムが整っていて私のかわりにある程度しつけをしてくれる。もちろん、デイケアは親のかわりではないけれど、単なる「子守り」に高いお金は払いたくないもの。 2.設備が整っている(セキュリティ、遊び場、PCなど) 3.個人でやっている場合、ベビーシッターが病気、休暇などの場合があってこまるらしい 他にも、数年前、子供をぶったりしている隠し撮りビデオが問題になったのを覚えていますか?個人で雇う場合よりも、センターのほうがケアギバーの身元がはっきりしているのではないかと感じたのも理由のひとつです。 当然、センターよりも個人の方がよいところもあります。 1.アットホームな雰囲気 2.先生対子供の比率が小さい 3.子供の人数が少ないので病気をもらってくる確率が低い 4.融通が利く 1、については、ムスメの年齢を考え、もう赤ちゃんじゃないからいい、と思ったし、2、については、比率の低いセンターを探せばよい。 病気については子供はいずれ幼稚園に行くんだから、早いか遅いかの違い。4、は魅力的だけど、先生の融通も考えなければいけないのはわずらわしいし、 個人との金銭関係はトラブルが多そうでめんどくさい、などなど、結局は個人の好みの問題だと思います。 |
2.候補をリストアップ
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まず、インターネットにたくさんあるデイケア・サーチ(例えば Care Guide など)や、Yahoo Localなどで、近隣のデイケア、プリスクールをすべてリストアップします。 近所にある、そこそこのところにするか、少し遠くても、評判のいいところにするか…とにかく、すべては見学をしてからなので、なるべくたくさんリストにいれましょう。 オフィス通いの場合、職場の近くにするか、家の近くにするか、というのはなかなか難しい選択です。職場の近くにすると、お昼休みにちょっと覗きに、とか
子供が病気になったときにすぐ迎えに行く、ということができますが、家の近くの方が、親が病気になったり、自宅勤務などには便利です。 リストを作ったら、口コミで情報集めをするのもいいでしょう。新しい土地で知り合いがいなくても、小児科の待合室や、スーパーのレジ、デリでサンドイッチを買うときなどにも、知らない人にどんどん聞きましょう。 子供をだっこしていると、あら〜、何歳?なんて話しかけられますよね。その時こそ、いいデイケア/プリスクールを知ってます?と聞くチャンス。 だいたい、話し掛けてくるのは「子供好き」=「子供が身辺にいる」=「チャイルドケアを知っている」のパターンですからチャンスは大です。
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3.電話で資料請求
まず最初に、電話で資料の請求をすること。その電話の対応が悪いと減点1。資料をすぐに送ってこなければ減点2。 まだ話せない子供を預ける所で働いている人間が無愛想だったり、事務の要領が悪い所は不安です。 資料の中に、なぜか値段表を同封してないことが多かったです。資料請求の際に、値段表を入れてくれと、念を入れましょう。 先に資料を請求するようにしたのは、前もって読んで検討するため。 私は、英語を読むのがおそいので、(わからない単語もあるし)その場で渡されて何か質問は?ときかれても無理な相談。 以下は電話での応対の例です。 1.Hi, I am looking for a
daycare center (preschool) for my 2 years old daughter (son)_. 2.What age group do you accept?
Does my child have to be potty-trained to attend? 3.What
are the hours? 4.I
am thinking to start her on September. Do you have any openings? 5.Can we get on a waiting list? 6.Could
you send me some information? Please include tuition list, too. 私は50センターほど電話をしまくりました。その半数以上が留守電で、 |
ウェイティングリスト: 費用: tuition。センターやプログラムによって、日毎、週毎、月額と違うので月謝、とはいえませんね。 年上になるにつれ安くなりますが、毎年値上げしているのであまりかわらない。 例えばムスメの場合、1歳半で2002年現在$900ちょっと。食事は値段に入っていたり、入っていなかったりします。 |
4.見学/インタビュー
アポをとって見学へ行く前に、ひまがあれば、そのセンターまで住所をたよりに行って、外から見てみるのもよいでしょう。建物があまりにもおんぼろだったり、プレイグラウンドが小さすぎるのもかんがえものです。とはいっても、外見がおんぼろで中は設備が整っているという場合もあるので、一概にはいえませんが。 電話攻撃&ドライブバイのあと、私が作ったリストはこちらにあります。
資料を読みながら質問リストを作って行きましょう。以下は質問の例です 。 |
回転率: 所によっては「うちは長い人は一年もいる」と自慢気に話すDirectorもいるが、 非営利団体で、先生のお給料が普通の私立のデイケアよりはいいとされるY (YMCAなど) では、先生はみんな7年以上という話も聞く。 「長い先生で一年」というのが最低線。言葉を濁したりするところは怪しんだ方がよいかも。
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準備ができたら電話して予約をいれます。予約をしなくても見学させてくれるところも多いですが、(見学させてくれないと、何か隠してるんじゃないかって思いませんか?)できれば学校の責任者と話すのが一番いいので予約は必修。Director(園長先生)でないと、わからなくて2度手間になったりします。 子供を連れて行くかどうか: よほど聞き分けのよい子供ならともかく、いない方が断然ゆっくりと集中してできるけど、
大体の場合それは物理的に難しいでしょう。 以下が私が使ったチェックリスト: |
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外の遊び場は年齢別に別れているか。安全な遊ぶ道具がおいてあるか。 |
遊び場:フェンスで区切られていることが絶対条件。大きい子供に押されたりしないよう、年齢別に別れているとなおよし。 |
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教室が小さい場合、雨の日はどこで遊ぶ?どんな遊び? |
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一日のスケジュールは決まっているか、守られているか (大きい子の場合あまりお昼寝が長いのも考えもの。) |
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テレビはどれくらい見るか(なるべく見ないのがのぞましい。せめて、テレビは週に何回、何時間ときまっているのがよい) |
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ダイパーステーション(オムツをかえるところ)は清潔か、手袋をしているか、手を洗っているか、 トイレットトレーニングはしてもらえるか、トイレはきれいか。 |
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おもちゃの種類はふさわしいか、たななどは定期的に掃除、消毒されているか |
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お昼寝の場所(私の一番の希望は、はいはいの子供のクラスの教室では靴を脱ぐ、というのでしたがさすがにそれはアメリカでは不可能なようです。 せめてお昼寝は靴を脱いで清潔っぽいところにして欲しい) |
お昼寝:ムスメは昼寝は絶対おっぱいじゃないと寝なかったので非常に心配だったけれど、 部屋が暗くなって音楽が流れて、他の子供がみんなねんねしていると、ちゃんと静かにして寝るようでした。 入学の時に、ねんねはだっこでないとしません、と書いておいたので、特に最初の頃は先生がつききりで背中をさすってくれていたようです。 |
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先生は活発か(差別かもしれないけど、オーバーウェイトの先生がのそのそしているのは不安。泣いている子供がいたらすぐ先生が飛んでいくようなのがよい)(追記1参照) |
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Directorは教室を回っているときに子供の名前を呼んだか(Directorが各クラスを把握しているか) |
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とにかく過保護だと思われても、「うちの子は○○だが、大丈夫か」と言う質問をいっぱいしてください。 その反応のしかたで、このセンターなら子供を預けても大丈夫、という自信がついてくるところが最終候補になるはずです。 私が2度目にデイケア探しをした時に使ったリストがこちらにあります。かなり辛口にコメントしてあるのは、9月に始めるのに8月にデイケア探しをしたためか、二流のデイケアしか空きがなかったためです。 追記1: こんな差別的なことを書いてしまいましたが、実際のところ、先生のサイズ(?)は全く関係ないようです。ムスメが2歳までのクラスで大好きだったスー先生は身長150もないような超ミニ先生(ご飯をよそう時、いすの上に立ってやっていたくらい小さい)でしたが、子供を2人抱っこなんて良く見かけましたし、3歳までのクラスのバーバラ先生とベッカ先生は逆にいすから落っこちそうなプラスサイズの女性ですが、子供を3人くらいひざに乗せてたりして便利でした。「見かけ」にだまされず、「行動」に注目するようにしてください。 追記2: デイケアでの幼児虐待がニュースになっていました。詳しいことは言わせてコラムにまとめてありますが、その事件について読んで以来、「見せかけのデイケア」というのはやはり可能なのではないか、と思い始めてきました。特に言葉のハンデや生活の違いのため、すみずみまで観察ができなかったり、ごまかされてしまったり、こんなものかと思ってしまったり、だまされてしまうことはあると思います。1回の見学で気に入ったとしても、コンスタントにチェックを続けてください。子供がなれた後、ボランティアで学校運営に参加してみるのもひとつの手です。 |
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