私のハードウエア−史
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色々な機器を上手く活用することは、外国語の学習の上でとても重要なポイントです。
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![]() ソニー TC−1000 (左は現在使用中のソニーのMDプレーヤー) |
| 価格はやはり安くないものでしたが、耐久性に期待して購入したわけです。結果的には、私が最も長期間にわたって愛用することとなりました。 頑丈に出来ていて、重量は800g以上(使用時1kg以上)。単3電池4本で作動。ガンガン使ってヘッドが磨り減ってくるとヘッドを交換し、更に使うとモーターが寿命で、これも交換するという風にして、長期間にわたって活躍してくれました。 これを携行するための本皮製のホルダーが別売であったので、購入したのですが、アメリカのFBIが使っているガンホルダーにそっくりの代物で、でかい図体にこんな恐ろしげな代物をつけているものだから、何処に行っても、じろじろと注目の的でした。 引き起こされた弊害 テープレコーダーを電車の中でも聞くというこの方法は、素晴らしい成果をあげましたが、重大な弊害をも引き起こしました。 この機械はモノラルだったため、両耳に挿入するタイプのヘッドホンは使えず(と言うより、当時はこういう物はまだ無かったはず)、私は機械に付属していた片耳用のイアホン使用していたのですが、イアホンを挿していない方の耳からは騒音が遠慮なく入きて、それに打ち勝つ程度にイアホンの音量を上げなければなりませんでした。 その結果、片耳から過大な音圧がかかることとなり、30分も聞いていると、耳が痛くなるのが常でした。そしてこの状態を長く続けているうちに、聴力がずいぶん落ちてしまったのです。 外でヘッドホンを使用するときの注意事項は別項で述べますが、皆さんは同じ失敗を繰り返さないよう、十分に注意してください。 聴覚保護を考えたヘッドフォンの選び方 聴覚の保護を考えたとき、使用できるヘッドホンの種類は限られてきます。 先ず、耳に挿入するタイプの物は使えません。必ず耳が痛くなってきます。 耳の外から着ける式のものでも、オープンエアータイプ(外部の音が入るように設計されたもの)のものは、外部の騒音がもろに入ってくるため、音量を上げることになり、耳に悪い影響を与えます。 密閉型のヘッドフォンでも、パッドが完全に耳の外側に来るような大型のものでないと、外の音が盛大に進入してきて、音量を上げざるを得ないことになります。 結論として、使用できるヘッドフォンは、密閉型で、パッドの内側に耳がすっぽり入るくらい大型のもので、しかも小型再生装置の出力が小さいことを考えると、効率の高いものである必要があります。 私は103db以上を目安にしていますが、100db程度でも(使用する再製装置の出力によって一概には言えませんが)実用上問題はないでしょう。 これらの条件を満たすものを選ぶとなると、製品はかなり限られてきます。 この条件を満たすものとして最初に使用したのが、下のワイヤレスウオークマンの写真に出ている、ソニーのMDR−Z600でした。 ワイヤレスウオークマンの時代 ということで、大型のヘッドフォンを使うことになる訳ですが、そうなると、ヘッドフォンとウオークマンがコードでつながっていると、極めて不都合です。 使用中に耳から外さなければならない状況はいくらでも出てきますが、大型のヘッドフォンでは、気楽にポケットに突っ込む訳にも行きません。ヘッドフォンには何もつながっていない状態でないと、非常に都合が悪いのです。 ウオークマンを直接ヘッドフォンに固定してしまうことも考えましたが、いくら軽くなったとはいえ、バッテリーとカセットを含めれば、400gを軽くオーバーしてしまいます。そんなものを付ければ、ヘッドフォンはバランスが悪くなり、外れやすくなってしまいます。 困っていたところで、ソニーからワイヤレスウオークマンが発売されました。 これはワイヤレスのリモコンにインナーイヤータイプのヘッドフォンがついていて、本体との間にはコードが無いものでした。 早速これを購入し、大型ヘッドフォンに元々ついていた太いコードを外し、ワイヤレスリモコンについていたヘッドフォンを外して、大型ヘッドフォンと直結し、リモコンをヘッドフォンに固定しました。 これで使い勝手が非常に良くなりました。色もいいし、性能的にも文句無いもので、私の大好きなマシンの一つです。 なお、最近のワイヤレスウオークマンは、リモコンとヘッドフォンが一体化しているため、改造不可能で、全く使えません。 |
![]() 改造したワイヤレスウオークマン (写真では、リモコンとヘッドフォンを繋いでいるコードがだらしなく伸びているが、私が使っていた時はこの部分をコイル状に加工し、短く纏めてあった。写真のものは別の人のために再加工したもの) |
| この赤いワイヤレスウオークマンの次の世代のワイヤレスウオークマンも使いましたが、ヘッドフォンに取りつけたリモコンと本体との間に自分の体があるというような位置関係で使用すると、電波が届かず、非常に使いにくいものになっていました。 恐らく、混信などを防ぐため、電波の出力を赤いウオークマンより弱く設計してあったのでしょう。 ノイズキャンセル式のヘッドフォン その後、JALの国際線のスチュワーデスをしている教え子から、面白いヘッドフォンの情報が入ってきました。 JAL国際線ファーストクラスの席についているヘッドフォンで、外のノイズがあまり聞こえないようになっていて、乗客がそのヘッドフォンを着けていると、スチュワーデスが話しかけても聞こえない位。 ソニー製で、コードの途中にバッテリーボックスがついている。市販はされていないとのこと。 私はこの話を聞いたとき、どのようにして外からの音を消しているのか、その方法を考えてみました。 バッテリーボックスがついているということから、何かアクティブな動作をする回路が使われていることが推測されます。恐らく、外部のノイズと同じ波形で、位相が完全に逆の音を、ヘッドフォンから外に向かって出す仕組みになっているだろうと考えました。 こうすれば、外からのノイズと打ち消し合ってゼロになるはずだから、これは絶大な効果があるはず。スチュワーデスの声が聞こえないというのも頷ける。 ただ、このような原理だとすると、特に低い周波数と高い周波数のノイズに対しては、問題もあるかなと思いました。 低い周波数に就いては、小さな装置では発生させるのが難しいし、高い周波数に就いては直進性が強いので、四方八方から来るノイズをキャンセルするのは難しいのではないかと思った訳です。 このような問題が考えられるにせよ、この原理のヘッドフォンを使えば、耳を完全に覆う大げさなヘッドフォンを使わず(私は大変暑がりで、このタイプのヘッドフォンは1年のうち半年は暑くて使えないのです)とも、地下鉄の中でも静かな室内と同じようにボリュームを下げて、落ち着いて勉強が出来るだろうと考えました。 それから随分月日が経って、私が理想的な方法だと考えたノイズキャンセル式のヘッドフォンがついに、ソニーから発売されました(発売から数年経過していますが、現在も販売されています)。 早速購入しました。原理は私が想像したとおりのようでしたが、実際に使用してみると、少なくとも私の耳では、ノイズキャンセルをオンにしてもオフにしてもその差を感じ取ることすら出来ないほどで、大型ヘッドフォンの代わりになるようなものではありませんでし スチュワーデスの声も聞こえないというのは、単純にボリュームを上げていたからだったのかなと思っています。 |
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