中学受験SOS〜国語編


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もくじ
1.説明文、論説文 2.小説、物語文 3.随筆
4.漢字、ことわざ、四字熟語 5.敬語表現 6.国語の勉強方法


1.説明文、論説文

ポイントA
1.文章の意味そのものが? 2.段落ごとのつながりが? 3.指示語「あれ、それ」が??
4.選択肢が同じに思える 5.時間がいつも足りない 6.抜き出し問題の探し方?

ポイントB
1.点数の波が激しい 2.「〇を説明しなさい」は白紙 3.選択肢は最後の2つで迷う
4.「〇はなぜですか?」問題? 5.文章全体を問う問題? 6.字数制限で時間がかかる

解決方法
ポイントA

1.文章の意味そのものが?

・熟語を覚える。(漢字と合わせて熟語を覚えると良い)
・カタカナ語が不安なら最低限は覚えておく。
例)インターネット、インフォメーションなどなど
・短い文章を日頃から読んでおく。
※スピードを速く読めるように訓練するのもよい。
・重要な所には線を引く。(「つまり、よって、だから、ゆえに」などの言葉の後は要注意)
多くの場合、今の状態とは逆の事を筆者は言いたい場合が多い。
例1)海外旅行者が多いが、国内旅行もよいものだ。※重要なのは、「国内旅行」
例2)一人暮らしを望む人は多いが、家族の暮らしもよい。※重要なのは、「家族の暮らし」

2.段落ごとのつながりが?

・日本語の文章は、重要な部分が、「先頭」か「一番最後」にくるものが多い。
※よって、最初と最後の部分は特にきちんと読む事。
・一段落には、意味が同じ文章が並んでいる事を理解する。
・段落の最初の、接続詞に注意する。
特に注意すべきなのは、逆接の言葉「しかし、けれども、しかしながら」。
理由は、逆接の前後で前の文章と話の流れが変わるから。
多くの場合、2つのことがらが、対比になっている(比べられている)
例)「今と昔、人と自然、夏と冬」など色々ある。
※重要なのは、どちらの話なのかをその都度理解しておく事。
・極端に短い段落は要注意である。
※段落を見てすぐに分かるように目立たせる事は、
「筆者の注目点、言いたい事」の可能性が高い。
・段落ごとに一問ずつ答えがある場合が多い。
例)2段落目だけ、解答に使っていないのならば、その段落が怪しい可能性が高い。

3.指示語「あれ、それ」が??

・指示語の細かい距離感を知っておく。
例)距離が近い順に、大まかに言うと「これ⇒それ⇒あれ」となる。
※よって、「これは〜」とあれば、その近くに「これ」が指すものがある場合が多い。
・指示語や代名詞は、その意味は、前にあることが多い。
例)先生は、恥ずかしがり屋だ。これで、先生は苦労している。
※「これ」が指すのは、前の文章であると言える。
・文章を読んでいる時に、問題になっていなくても、
常に「これ」は何を示すかな?という事を確認しておくクセをつける。

4.選択肢が同じに思える

・選択肢が長い場合は特に、主語「私、姉、父など」や「、」や「。」で区切って比べる。
本文に書かれていない事は、いくら常識として正しくても答えではない。
例)「海は広い」という選択肢があっても、本文のないように「海は狭い」とあれば、
その選択肢は間違いであると言える。
・「絶対に」「全て」「全部」などの言葉が入った選択肢は間違いである事が多い。
・本文の言葉を言い換えてある場合に要注意。
※本文と全く同じ言葉で書かれていない場合があるが、意味的に同じならOK。
例)私は、悲しい気持ちだった。⇒私は、落胆した気持ちだった。

5.時間がいつも足りない

問題文に先に目を通してから、本文を読む。
※問題に、段落分けや指示語を入れるものがあれば、一回目に読んだ時にやる。
※問題を読むと、本文の中でどこに気をつけて読めば良いかが分かる。
・おそらく問題ごとに文章を読み返しているので、それを止める。
※一回目で全体を把握して、何がどこに書いているかを段落の上にメモしても良い。
・段落ごとに問題を解いていく。
※特に説明文や論説文は、意味内容で段落が分かれているので、この方法を使う。
・家で暇な時は、文章を声に出して読むのも良い。
※文章を読むのが遅い子供は、多くの場合、本読みが苦手であるため、
本読みをする事で、文章に慣れるのがねらい。

6.抜き出し問題の探し方?

・意味内容で探す段落を決める。
・手当たり次第に探すのを止める。(時間をロスしてしまうため)
・字数制限は「ヒント」であると考える。
※つまり字数を大幅に越えたり、下回るとその部分は答えではない。
・抜き出し問題は、自分で説明を書く前に、強化しておきたい問題。

解決方法
ポイントB

1.点数の波が激しい

・本文中から答えの根拠となる部分を、必ず探すクセをつける。
※少し言葉が難しかったり、自分が興味のない分野が出題されると弱い場合、
文章を読んで答えているというよりも、自分が持つ知識で答えている。
※問題に答えを出すときは、その根拠を本文から探す訓練をする。
※上記を徹底すると、選択肢で迷った時などに、簡単に答えがわかるようになる。
・重要なのは、「例」ではない事を理解する。
例)彼女は、カメレオンのようだ。例えば、真っ赤な服を着て結婚式に出て、
お葬式では、真っ黒な服を着る。 そして、参観日には、緑の服を着ていったからである。
上の例で重要なのは、「彼女=カメレオン」であって、どんな洋服を着たのかは、
あまり重要ではない。例えを使う事で、「彼女=カメレオン」を説明しただけ。

2.「〇を説明しなさい」は白紙

・とりあえず、書くクセをつける。
※部分点をもらうため。白紙では必ず0点。
・「〜と言うこと」といったように、解答末尾の言葉に注意する。
・「〇」を分解してみる。
例)日本は、駅前にある100円ショップのようである。
これは、「駅前にある」と「100円ショップ」の2つに分けて考えてみる。
▲駅前にある=非常に人通りが多い。にぎやかである。
▲100円ショップ=気軽に入れる。品物が豊富で種類が多い。入れ替わりが激しい。
と言う具合に、言葉ごとに、説明を加えていくと分かりやすくなる。

3.選択肢は最後の2つで迷う

・文章を分解してみる。
・どちらも「完全に正解!」と思わないのならば、「よりマシ」な方を選ぶ。
・文章の分解の結果、「絶対に違う」と思う言葉があるほうが、間違いである。
・必ず、本文で根拠を探してくる。
・間違っていると思う言葉に線を引くとよい。
※時間が余れば、もう一度見る事ができるし、
もしも間違った場合でも、どこで間違ったかが分かるため後で勉強できる。

4.「〇はなぜですか?」問題?

・解答の末尾は「〜だから」「〜であるため」などで終わる。
・「〇はなぜか?」を考えるのが難しければ、「〇はどういうことか?」を先に考えてみる。
例)日本に大洪水がやってくるのはなぜか?⇒大洪水とはどういうことか?を先に考える。
大洪水=普通の洪水よりも規模が大きい。大きな水の自然災害。最近、世界で増えている。
その知識をもとに、「なぜか?」を考えると分かりやすい場合が多い。

5.文章全体を問う問題?

・一段落読み終わるごとに、解いておくのも良い。
※問題の一番最後にある場合が多いので、文章を忘れてしまう人などは、この方法を使う。
・選択肢を何個選ぶのかを確認する。
例)「2つ選べ」となっているのに、1つしか選んでいない事があるため。
・本文と関係のない文章は、正解ではない。
・間違っているものを省き、残ったものを正解とする。
※正解がすぐに分かると良いが、分からない場合、消去法(間違い探し)を使う。
・本文の、最初か最後を目安に文章を書く。
例)文字数が足りない場合は、「カラスは黒い」の前に、「カラスは白ではなく黒い」と入れると、
字数が伸びるので、そのような言いたい事柄の否定語を書く技術を身に付ける。

6.字数制限で時間がかかる

・言いたい事柄を、箇条書きにしておく。(もしくは、本文に線を引いておく)
※最後に、「必要な言葉」が入らなくなるのを防ぐ。
例)温暖化、地球みんなの問題、対策が急がれるなど
・時間がない場合、抜き出したままでも良い。
※とにかく白紙では提出しない事を心がける。最後まであきらめない事。
・小学生の問題では、抜き出し問題に近い。
※全てを自分で考えて書く問題は、あまりない。


2.小説、物語文
ポイントA
1.人物を読み間違えて× 2.気持ちの変化に気づかず× 3.行動は気持ちを示す?!

ポイントB
1.風景の描写に気が付かない 2.本文が長すぎて忘れてしまう 3.選択肢問題で×

解決方法
ポイントA

1.人物を読み間違えて×

本文の前に設定の説明がある場合、必ず目を通す。
※物語の途中から抜粋されているものがほとんどなので、どのような話なのかを知るのに大切。
・必要ならば、登場人物の人間関係をメモしておく。
※特に、登場人物が多い場合に有効。
※親子、兄弟や、姉妹関係が複雑な場合も、メモしておくと良い。
・いつも「誰の言動なのか」を確認する。
※日本語は、主語を省いて書くことが多いの要注意。

2.気持ちの変化に気づかず×

・物語の文章では、多くの場合、気持ちが変化する事を理解する。
例)最初、親に怒られて嫌な気持ちだった。(中略)その後、ツバメの子供を助けて、気分が良くなった。
・何かのきっかけで、気持ちが変化する事が多い。
※上の文章の場合、きっかけは、ツバメの子供を助けた事。
・最初と最後の気持ちが、反対あることが多い。
例)嬉しい気持ち⇒悲しい気持ち、暗い気持ち⇒明るい気持ち、不安な気持ち⇒楽しい気持ちなどなど
※よって、どちらかの気持ちがわかりにくい場合、分かっている気持ちの反対を考えればよい。

3.行動は気持ちを示す?!

・登場人物の行動から、なぜ、そのような行動を取ったのかを考える。
例)彼女は、親の反対を押し切って、絶対に東京へ行くと言って、家出をした。
※上の文章の場合、彼女が家出をしたのは、東京に行くのを親に認めてもらうためである。
・敬語などから主語が分かる事がある。
例)私が食べると、召し上がった。
※例の場合は、私と、私よりも身分が上の誰かが、ご飯を食べた事になる。

ポイントB

1.風景の描写に気が付かない

・風景は、意味もなく書かれている訳ではなく、登場人物の気持ちを反映している。
例1)空は、どんよりとした雲に覆われていた。
※例1の文章の場合、登場人物の気持ちが晴れていないと読める。
例2)すみわたった空は、どこまでも続いているように見えた。
※例2の文章の場合、登場人物の気持ちが良くなっていると読める。

2.本文が長すぎて忘れてしまう

・本文を読む前に問題を読む。
※「誰と誰に気をつけて読めばよいか」 また、段落分けなどを意識して、一回目を読む事ができる。
※1.説明文、論説文でも紹介したが、いきなり本文を読むと、何に注意して読めば分からないため。
・本文が長い場合、区切りごとに解く。
例)登場人物が変わる、線が引いてある、時間のズレがあるなど。
※中学受験では、本文が10ページ前後に及ぶ事もあるので、区切らないと分からない。

3.選択肢問題で×

・「主語」「、」「。」などで、区切って選択肢を選ぶ。
※物語文は、選択肢の文章が非常に長いことがあるので、 よって、区切って選択肢どうしを比べた方が分かりやすい。
・「いい気持ちなのか」あるいは、「悪い気持ちなのか」を比べるだけでも、選択肢を少なく出来る。
※選択肢を1つにしぼる事が難しくても、選択肢を減らすと案外やりやすい。
※「正」「負」の気持ちぐらいは、分かる事が多いので、それでまずやってみる。
・必ず、文章中に根拠を見つけるクセをつける。
※物語文は、得意なお子さんが多いが、一方で「思い込み」で読んでしまい、全滅するのを防ぐため。


3.随筆

説明文や、論説文よりも言葉が簡単で、読みやすい。
筆者の体験をもとに、考えさせられた事や発見などを書いたものが多い。
よって、1.説明文、論説文と同じ要領でよむとよい。


4.漢字、ことわざ、四字熟語
ポイントA
1.漢字の読みが× 2.ことわざを知らない 3.四字熟語って何?

ポイントB
1.漢字の書きが× 2.ことわざの意味は× 3.四字熟語が覚えられない

解決方法
ポイントA

1.漢字の読みが×

・文章を読む機会を増やす。(新聞、プリント、雑誌何でも良い)
※漢字の読みが分からないと言うのは、根本的に読む力が備わっていない為。
※最近は、テレビに字幕が出るものがある(ニュースなど)ので、意識して見るようにする。
・短い文章でも良いので、音読する機会を増やす。
※母国語(日本語)は、耳から聞いて覚える方がはやく、簡単であるため。
※誰かに本読みを聞いてもらうと良い。(間違った事を、覚えるのを防ぐ)

2.ことわざを知らない

・年配の人と話をしてみる。
※年配の人は、ことわざを使って話すことを好む人が多いため。勉強になる。
※大人の会話の中に分からない言葉があれば、すぐに聞ける。(辞書を引く手間が省ける)

3.四字熟語って何?

・成り立ちをみると興味が出てくる(かも?!)
※エピソードとなる話がある場合が多い。(話が面白いものが多い)
例)朝三暮四
⇒⇒話=飼っているサルに、「とちの実を朝3つ、夕方に4つあげる」と言うと、サルが怒ったので、
「朝に4つ、夕方に3つあげる」というとサルが喜んだ。
という話にまつわるものである。(※私の意訳です。)
⇒⇒意味=目先の違いにこだわって、結果が同じであることを知らない。
あさはかな知恵しか持っていないこと。


ポイントB

1.漢字の書きが×

・学校に提出する日記などで漢字を書くように心がける。
※書かなければ忘れるという事を知っておく。
※私も日記を書いているが、毎日書いているので、漢字を忘れなくなった。
・はじめは、大きく漢字を書くようにする。
※結構、間違えて覚えている場合があるので、大きく書くと自分で気がつきやすい。
・分からない漢字を、ひらがなで書かない。
※分からなければ、その場で調べる事。そうでないと、いつまでも覚えられない。

2.ことわざの意味は×

・ことわざは、その成り立ちや、意味を覚えると頭に入りやすい。
※成り立ちの本などがあるので、調べてみると面白い。
・ことわざは、意味が似ているものも多いので、まとめて覚えるのも良い。
例)「のれんに腕押し」、「ぬかに釘」は同じような意味。
・最初は、まる暗記でも良い。
※小学生のうちにならうことわざは、常識的なものなのであるため。
・意味をあわせて覚えるようにする。
※聞いたことがあることわざが増えても、意味がわからなければ無駄なため。
※音だけ覚えている子供がいるが、「ことわざテスト」には通用するかもしれないが、
実際に文中に出てきたときに、意味が分からず、苦労する事がある。
一度に、きちんとやっておいたほうが、後で楽であると私は思う。

3.四字熟語が覚えられない

・「音」がスッキリしているものが多いので、まず「音」を覚える。
※ことわざよりも覚えるのが難しいようだが、そのためにも「慣れ」る事が第一。
・最初は、代表的なものをまる暗記でも良い。
※最初は、慣れないので大変だが、覚えておくとよい。
※漢字が並んでいるので、漢字の練習にもなる。

5.敬語表現
1.謙譲語が分からない 2.尊敬語が分からない 3.尊敬語と丁寧語の区別がつかない
解決方法
ポイントA

1.謙譲語が分からない

・相手よりも身分や年齢が低い場合に使う。
※逆に、自分のほうが身分や年齢が高いのに、謙譲語を使うとおかしい。
・重要なのは、誰から誰への言葉か?である。
※日本語は、主語を省く事が多いので、いつも確認するようにする。
・謙譲語は、言い方が決まっているものが多いので、それを確認する。
例)「食べる」「行く」など。

2.尊敬語が分からない

・相手よりも、自分のほうが身分や年齢が低い場合に使う。(使う場所は、謙譲語と同じである)
※謙譲語との違いは、相手を「高める」事によって、差を出す言葉なのか、
自分が「低くなる」事によって、差を出すかの違いである。
※目的は、相手への敬意である。
・言葉の前に「お」をつける方法が最も簡単であるが、全てに通用するわけではない。
※特別な言い方がある場合がある。よって確認する事。

3.尊敬語と丁寧語の区別がつかない

・丁寧語は、基本的に、「です」「ます」をつける言い方である。
※相手への敬意は関係ない。
例)勉強する。→勉強します。

6.国語の勉強方法
1.読むスピードを上げる 2.「書く」作業を大切にする 3.語い力をあげる
解決方法
1.読むスピードを上げる

・一番の問題は、時間が足りなくなる事なので、意識して「早く」「正確に」読めるようにする。
・また、「何度も何度も」問題を読まない。
※時間が足りなくなる原因は、くり返し本文を読むからである。
・上記にあるように、段落ごとに問題を解けば、「どこに書いてあったかな?」と探す必要がなくなる。

2.「書く」作業を大切にする

・頭で理解するのと、実際に解答用紙をうめることは、全く違うので、手を動かす。
・書くと、実際にどの程度自分が分かっているかが「目に見えて」分かる。
・必要ならば、大人に添削してもらう。
※自分では、分からない「答えの意味が分からない」という場合を防ぐため。

3.語い力をあげる

・言葉が分からなければ、どうにもならない。
・言葉は、すぐに単語が増えるわけではないので、長い目で見ると良い。
・大人が見るニュースなどの中で、分からない言い回しを調べるのも良い。
・国語は、力がつくのに時間がかかるが、ずっと残る能力なので、頑張ってください!!!