中学受験SOS〜親御さん編


[ホームへ]



ココをチェック!
1.子供が勉強しない 2.親同士の付き合いが負担 3.夫婦間での諍いが絶えない

解決方法
1.子供が勉強しない

1.子供に何度言っても、生返事ばかりで無反応

・同じ事について、何度も言うのは、無駄な事が多い。
・言い逃れが上手い子供の場合は、きちんと証拠を交えて言う事。
※子供が、「やっている」というのならば、どういう風に、「やった」のかを見せてもらう。
※ノートに字を書けば、許してもらえると思っている子供がいるので要注意。
※ノートやテストを見て、どの程度出来ているのかが、分からないのならば、
口出ししない方が無難である。
・根拠が無く、ただ「やりなさい!」では、子供は逃げるだけである。

2.机についても、はかどらない

・休むヒマがなく、「勉強、勉強」と言われているので、リフレッシュの時間を作る。
※多くの子供が、ただ時間だけ多く机に向かい、ダラダラとやっている。
※リフレッシュできる時間は、非常に重要である。
※子供と話し合ってから、自由時間を決める事。
(親が「大丈夫だろう」と思う事と、子供が望む事は、基本的には、同じでないため)
・短い時間で、勉強を区切って行う。
※「30分だけ算数をやる」という方が、「1ページやったら終わり」よりも、うまく行く。
・何かを我慢させて勉強するのは、無理な事が多い。
※例えば、見たいテレビを我慢させる、など。
相談して、親が少しは、子供の願いを叶えないと、不満だけが募ってしまう。
どちらにしても、興味や関心が他にある時間は、子供のやりたい事をやらせたほうが無難である。

3.宿題しかしない

・いわゆる「まじめタイプ」のお子さんであるのに、あまり点数が伸びない子供に多い。
※親や塾を必要以上に意識し、言われた事だけをする子供がいる。
・言われた事(つまり宿題)だけをする=言われた事以外は、絶対にやらない。
※自己管理が出来ていない。
※親や教師に、勉強に関して、いつも判断を委ねる傾向にある。
※自主的に、自分でやる事を探す子供に比べて、やはり伸び悩む。
・親の権威が必要以上に強い場合が多い。
※子供は、「親に従う」しか、選択肢が無い場合が多い。
・ウチとソトで、印象が違う子供は、この傾向が強い。
※自分では、「うまく」立ち回っていると思っている。
※ピンチに弱いのも特徴である。

4.親に言われない限り、動かない

・親御さんが、これまで手を出しすぎていないかを検証する。
※おそらく、親が手助けや援助をしているので、「最悪の状態」には、
陥った事がないはずである。
・自分でやろうとしなければ、最悪の状態になってもおかしくない事を理解させる。
※これには、「体験」させるのが一番である。
※「親が手出ししないと、ウチの子がダメになる」と考える方は、
すでに、親が必要以上に手を出している大きな証拠である。
・子供が変わるチャンスであると受け止める。
※大きくなってから、考え方を変えるのは難しいが、小学生ぐらいならば、何とかなることが多い。
・今までの方法で、うまくいったのか結果を検証する。
※「同じ方法」で子供に接するのならば、「同じ結果」がでる可能性が高い。
※やり方を変える勇気をもつ。
・子供を突き放す事も必要である。
※いつまでも、親が尻拭いをしてくれると思う子供は、やはり、問題である。

5.イライラを通り越して、子供が無反応だ

・これは、非常にまずい状態であるという事を認識する。
・悩みが、非常に深く、その上大きなものになっていることが多い。
※つまり、解決までに時間が非常にかかる事が多くなる。
・体力的にも、精神的にも、パワーが残っていない事が多い。
※だからこそ、無反応に見えるのである。
こういう子供に、「もっとやれ!」というのは、非常に危険である。
※ため息をついていたり、テレビを見ずに、視線が宙を浮いたり、
動作が緩慢になったり、笑顔が消えたら、非常に危険である。

・こういう場合、点数が落ちているが、絶対に、「もっとやれ」といわない事。
※子供を追い詰める結果になる。
※子供の人生は、小学生で終わりではない。後の人生を考えてやる事。
・子供が悪いのではなく、子供の能力を超えた勉強をさせて、子供を追い詰めた親に責任がある。
※人のせいにしない。(塾が悪い、配偶者が悪い、家庭教師が悪いなど)
※親が子供を追い詰めるのを止めると、子供は精神的に安定してくる事が多い。
※早めに、医療機関や相談できる人に、話をする事。

6.「塾を辞めてもいいか?」と言われた

・「辞めたいのならば、いつでも辞めても良い」という事を最初に言っておく。
※あくまでも、「自分の意志で」というのが重要である。
※「子供が望んで受験した!」と答える親御さんは多いが、それならば、
子供が望めば、受験を止めることは出来るはずである。

・辞める前に、長期的に休ませても良い。
※子供自身が迷っている事があるため。
※けれども、「塾を辞めない事」を親が期待しない事が重要である。
・塾を辞めても、他に家庭教師や、個別指導の塾があるので、絶望しないこと。
※「中学受験の塾」だけが、受験の場ではない。
※必要以上に、「塾」を神聖化しても、何の見返りも無い。

2.親同士の付き合いが負担

1.他の子供の点数や状況が気になる

・他の子供の点数を知っても、自分の子供の点数が伸びるわけではない。
※不安になるのなら、聞かないほうが無難である。
※なぜ、「他の子と比べて」自分の子供はどうか?を判断する必要があるのか。
つまり、子供が一生懸命やった結果であれば、受け入れてあげるべき。

2.自分の子供よりも成績のよい親が苦手

・これは、おそらく親の精神年齢が幼い証拠である。
※自分の子供よりも、デキルお子さんは居て当然であるし、
また、反対もありうる。それは、普通に考えれば理解できるはずである。
・その「デキル」お子さんの勉強方法を聞ける、よいチャンスである。
※それぐらいの「有意義な会話」が出来なければ、子供の為に、 よい情報を得るのは難しい。
・相手の親よりも、あなたのほうが、現状においては、より得るものがあるはずである。
※積極的に、違いを見つけること。何気ない会話こそ、得る物が大きいはず。
・おそらく、「成績の良い子供を持つ親御さん」は、あなたほど思いつめていない事が分かる筈。
※つまり、その「余裕」こそが、子供によい影響を与えているのである。
※また、子供との適度な距離感があり、自主性を重んじているはず。
・こんなに親は努力しているのに、なぜウチの子は・・・。
※つまり、その親の手出しこそ、子供が自ら動かなくともよい状況を作っている。
・ペラペラと自分の子供の優秀さを語る親の子供は、大して賢くは無い。
※普通は、影響力や、自分の子供や、相手への配慮があり、親は黙っているはずであるから。

3.探りあいのような会話がなされる

・嫌ならば、輪の中に、加わらなければ良い話である。
・「探りあい」と言うことは、あなた自身も、他の人を探っているはずなので、お互い様である。
・親の戦いを、子供に押し付けないこと。
※「〇〇ちゃんよりも、いい成績を取れ!」というのは、言語道断。

4.自分の子供以外が全員「スゴク」感じる

・そういう風にしか感じられない親を持って、かわいそうなのは子供である。
※「誰かと比べて」「〇〇が出来たから」ではなく、一生懸命取り組む子供を認めてあげるべき。
※親に信じられていない子供は、ちょっとした事で、すぐに崩れる。
・なぜ、そう感じるのかを、理由を検証する。
※イイ車に乗っている、服装が違うなど。どうでも良い事で判断していないか?

5.「イイ塾」「イイ参考書」「イイ先生」の話に弱い

・塾を渡り歩いたり、家庭教師をコロコロ変える人がいるが、これはムダである。
※こういう人に限って、「いい大学を出ている家庭教師だから」「値段が高い参考書だから」
と直接指導に関係のない所で、価値を求めているので、失敗が多い。
・どこででも、順応し、高い結果を出せるくらいでなければ、本当に「デキル」とは言い難い。
※賢い子供は、どこででも勉強できる。また、「賢い」とは、人の話が聞けるか否かである。
そのような基本的な事が出来ていたならば、塾やその他を選り好みする必要な無い。
・子供に聴いたわけではない情報は、聞き流した方が無難である。
※子供が賢いので、親も賢い、というわけではない。
※案外、よく分かっていない親御さんは多い。
※特に、中学受験は、皆が情報に振り回されるので、注意が必要である。

3.夫婦間での諍いが絶えない

1.諍いの原因は、独断で物事を進めることである。

・きちんと、夫婦間での意見を統一させる事。
・必要ならば、話し合いの時間を定期的にもうける事。
・夫婦二人の子供なので、子供に関する決定は、必ず事前に伝え、同意を得る事。
※「私のほうが中学受験に詳しい!」という親御さんは多いが、
ならば、一層、きちんと配偶者に話をすべきである。
※特に、事態が悪くなった時、いつも話し合いがなされているか、
そうでないかは、非常に重要な意味を持つ。
子供の一大事に、解決策ではなく、非難の応酬にならないようにしなければならない。
・違う視線があった方が、子供をきちんと評価できる。
※偏った視線は、非常に要注意である。
※しかも、自分の考えが偏っているか否かは、自分では判断できない。
※よって、子供に関して強い権限をもつ人に、強い影響力を持つ、監視役は必要である。

2.「中学受験しかない!」と思う

・学生時代は、確かに貴重であるが、その中で、どの1年も大切なのであって、
中学受験期だけが大切と言うのは、おかしい。
・中学受験をしていない親は、受験に反対する事が多いが、一理ある事を理解する。
※中学受験は、いわゆる各小学校の優秀者だけが受験する。
つまり、非常にレベルが高く、しかも学校のレベルをはるかに超えた問題を解く。
故に、中学校受験をしていない親の意見も、聞いたほうが良い。
そうすれば、「中学受験しかない」という考えがいかに、不自然かが分かるだろう。

3.子供には、人生を決める決定権が無い

・小学生は、もう、自分の事を十分に認識し、判断できる歳である。
・夫婦だけで、子供の進路を決めるのではなく、必ず、子供の意見を最優先すべきである。
※いつまでも、子供は、親よりも「小さく、無力な」子供ではない。
受験期のしこりは、後を引くので、きちんと、子供と話し合うべき。
・夫婦が決めた事でも、子供が従わなければ意味が無いので、その点を理解する。

4.親戚や祖父母の意見が強い

・いわゆる、「優越意識の強い家」いる場合、この傾向は顕著である。
・受験をして当然、家庭教師をつけて当然、など色々な「当然」に
出くわすと思うが、子供の事を守る為にも、きちんと譲れない部分は明確にすべきである。
・子供は、親が「保身」で動いているのか、「子供の為に」動いているのかを見ている。
※子供は、バカではない。非常に、冷静に親を見ている。

5.夫婦間の学歴の差が大きい

・学歴の差は、大抵の場合、「男親のほうが優位」である。
(不思議な事に、女親の方が学歴優位のケースを一度も見たことが無い)
※そのため、女親は、「従う」という形を取る事が多い。
・学歴と、子供の状況の把握は、全く関係ない。
※多くの場合、女親の方が家に居る場合、子供を良く見ているので、 自信を持って、発言する事。
・「責任が無い」というのは、身軽でよいが、「決定権も無くなる」ので、責任は負う。
※「私には、決められない」などというのは、逃げ以外の何者でもない。
※子供に関する事で、親が責任を逃れられる事は、何一つ無い。
※一度放棄した責任や決定権は、なかなか戻らない。
よって、絶対に手放さない事。そして、子供に積極的に関わる事。