<<< サポート情報 >>> ご相談はEメールにてお願いします。(電話でのサポートは困難です) ★ PLL83x基板半田面のJ2の位置。
ショートパッドJ2のハンダを除去することで、USB電源(VBUS)とCN1⑦の電源端子を分離出来る。 ★ ブートテーブル(電源投入時の、SW1~5の各入力の論理値によって、下表の各モードで動作します)
■ 通常モード SW1~5の各入力が全てoffの状態で起動(電源再投入)すると、この動作モードとなります。 ロータリーエンコーダはSW3~4と並列に作用します。 入力を全てoffにするためには、USBモード用ブートプラグを抜いて置く必要があります。 ロータリーエンコーダがクリック点以外で停止していた場合は、「Check Encorder!!」と 表示されるので点検して下さい。 ■ スイープモードの使い方 先ずあらかじめ、通常モードにて、スイープに必要なパラメータを設定して置きます。 ch0で、スタート周波数、ステップ周波数、出力レベルを設定します。 ステップ周波数は周波数のカーソル桁位置で指定します。 ただし、1GHzの桁を指定した場合は5MHzステップとなります。 ストップ周波数のみ、ch1で設定します。 ストップ周波数<スタート周波数 の場合はダウンスイープとなります。 これでパラメータ設定は完了です。 なお、ステップ時間間隔は0.5秒の固定となっています。 次に、3000MHzから2000MHzまでの1MHzステップでのダウンスイープの例を示します。 スイープモードで起動(SW1を押した状態で電源投入)する。 次の画面が出たら、ボタンを離す。 ┌----------------┐ │SweepMode ch0->1│ │ │ └----------------┘ SW1を短く押すとスイープが始まる。(0.5秒毎に一定ステップで周波数を変えて出力される) ┌----------------┐┌----------------┐┌----------------┐┌----------------┐ │SweepMode ch0->1││SweepMode ch0->1││SweepMode ch0->1││SweepMode ch0->1│ │ 3000.0000 MHz││ 2999.0000 MHz││ 2998.0000 MHz││ 2997.0000 MHz│... └----------------┘└----------------┘└----------------┘└----------------┘ SW1ボタンを長く押すとスイープが止まる。押さなくてもストップ周波数(ch1)で止まる。 ┌----------------┐ ┌----------------┐ │SweepMode ch0->1│ │SweepMode ch0->1│ │ 2996.0000 MHz│ │ 2000.0000 MHz│ └----------------┘ └----------------┘ 再度長く押すと最初の周波数で止まる。さらに短く押すとスイープが最初(ch0)から始まる。 ┌----------------┐ │SweepMode ch0->1│ │ 3000.0000 MHz│ └----------------┘ 再度長く押すか、ストップ周波数(ch1)に達すると止まるので、終了です。 ステップ周波数はch0でのカーソルの桁位置によって決まりますが、 1000MHzの桁位置を選択した場合のステップ周波数は5MHzとなります。 ┌----------------┐┌----------------┐┌----------------┐┌----------------┐ │SweepMode ch0->1││SweepMode ch0->1││SweepMode ch0->1││SweepMode ch0->1│ │ 3000.0000 MHz││ 2995.0000 MHz││ 2990.0000 MHz││ 2985.0000 MHz│... └----------------┘└----------------┘└----------------┘└----------------┘ このスイープモードは振幅レベルの特性データを採るために用意したものです。 スペクトラムアナライザの多くはRBWの通過帯域幅の最大が3MHzとなっているようですので、 MAX_HOLDモードでプロットすることを想定して、5MHzのステップ周波数を用意しました。 ★ 135MHz~2.2GHzのスイープにより、スペアナのMax_Hold機能を用いてプロットするための手順。 あらかじめ、ch0とch1に次のように設定したのち、いったん電源を切ります。(ch0のカーソル位置に注意) ┌----------------┐┌----------------┐ │ch0 +5dBm ││ch1 --dBm │ │ _135.0000 MHz││ 2200.0000 MHz│ └----------------┘└----------------┘ これで最大レベル(表示値は+5dBmだがシングル出力の公称値は+2dBm)で、135MHzから2200MHzに向けて、 0.5秒毎に5MHzステップで周波数を変化させるための、スイープモード用の準備設定が整いました。 実際にスイープモードで起動するには、SW1を押したまま電源を投入し、次の画面が出てからSW1を離します。 ┌----------------┐ │SweepMode ch0->1│ │ │ └----------------┘ この状態でスペアナのMax_Holdの準備を整えてから、SW1を短押しにより、スイープ動作を開始します。 約3分40秒でスイープを完了して停止します。 1MHzステップでSweepさせるにはch0での周波数カーソル位置を1MHzの桁とします。スペアナのRBWも1MHzとします。 同様に、100kHz/10kHzステップでSweepさせるにはch0でのカーソル位置を0.1MHz/0.01MHzの桁にします。 ■ BCD_ch_mode2 BCD_ch_mode2 では ch8 や ch9 からでも起動出来ます。(従来は ch7以下で起動する必要があった) S1(SW1ではない)またはSW4=onの状態で起動する。正常でも起動時に「Check Encorder!!」の警告が寸時出ます。 各チャンネルの周波数は通常モードで設定した固定値に限定されます。
■ 可変4chモード 可変4chモードでは、デジスイッチDS1で随時指定出来るチャンネルが0~3に限定されるものの、 エンコーダを用いて周波数を増減出来るほか、TXボタンを押している間だけ、PLL出力周波数にTXオフセットが 加算出力され、表示周波数にも加算が反映されます。トランシーバ機能は可変4chモードでのみ機能します。 可変4chモードで起動するには起動時にSW5=S2(TXボタン)を on にする必要がありますが、 起動後はTXボタンとして機能させるため、一旦放さ(offにし)ないと動作に入りません。 通常モード以外では記憶更新はしませんので、周波数を増減してもチャンネル変更で初期値に戻ります。 ★ TXオフセット/オフセット/逓倍値の設定機能(PLL83xの場合) TXオフセットとオフセット、および逓倍の値は、通常モードにおいて設定、記憶更新します。 通常画面(バージョン表示の出る画面)で、SW2を長押し(1秒)することで、これらの設定画面に入ります。 設定途中の画面の移行にはSW2の短押しを使いますので、オフセット値の桁位置移動には SW1とエンコーダを併用します。(SW1を押したままの状態でエンコーダを回転する) (通常画面から) ↓ SW2長押し(1秒) ┌----------------┐ ┌----------------┐ ┌----------------┐ │TX OFFSET FREQ │ │OFFSET FREQ │ │MULTIPLIER 01│ │ 000.0000 MHz│-> │ 000.0000 MHz│-> │ │-> 通常画面に戻る └----------------┘ └----------------┘ └----------------┘ 設定画面では、SW1を押したままエンコーダを操作して桁位置を移動し、SW1を放して値を増減します。 SW2を短く押すと次の項目に進み、最後の項目まで完了するか30秒経過すると通常画面に戻ります。 設定した項目は、チャンネルごとの周波数桁位置やレベルとともに不揮発メモリに記憶され、 USBモード以外で、すべてのチャンネルに適用されます。 TXオフセット(TX_OFFSET)+オフセット(OFFSET)の範囲は -20MHz ~ +190GHz余り、 逓倍値(MULTIPLIER)の範囲は 1~32、TX_buttonは 0 または 1 とします。 PLL出力周波数 =( RX時PLL出力周波数 + TX_OFFSET * TX_button ) 表示周波数 =( PLL出力周波数 + OFFSET )* MULTIPLIER それぞれの動作モードは、起動(ブート)時のSW1~5の状態によって指定します。 エンコーダがクリック位置以外で機械的に停止したままでブートすると、 誤って意図しないモードで起動する恐れがありますので、ご注意下さい。 (関係画面に「Check Encorder!!」という警告が出ます) ★ 出力レベル表示値のバイアス機能の使い方(PLL83x, PLL43BLの場合) 出力レベル表示値にチャンネル毎にバイアス値(+7~-8の整数値のみ)を加えることが出来ます。 通常モードで設定し、通常モードや、可変4chモード、BCD_ch_mode2で使えます。 バイアス値がゼロの場合は出力レベル表示の最大値は+5dBmですが、これは差動出力合計のLSIの公称値 ですので、片方の出力では公称値通りとしても半分の+2dBmとなるはずですが、部品の固有差や 温度、周波数による特性変化がありますので、表示値を補正したいという要望によるものです。 設定の手順としては、まず通常モードでSW5=Modeボタンを押し、xxdBmのところにカーソルを移動します。 次にSW3=Upボタン/SW4=Downボタン、またはエンコーダにより、例えば+5dBmを表示させておき、ここで SW1=Leftボタンを押した状態でUp/Down、またはエンコーダを操作して所望のレベルを表示させて完了です。 ┌----------------┐┌----------------┐┌----------------┐┌----------------┐┌----------------┐ │ch0 xxdBm ││ch0 +5dBm ││ch0 +9dBm ││ch0 10dBm ││ch0 12dBm │ │ 3000.0000 MHz││ 3000.0000 MHz││ 3000.0000 MHz││ 3000.0000 MHz││ 3000.0000 MHz│ └----------------┘└----------------┘└----------------┘└----------------┘└----------------┘ ┌----------------┐┌----------------┐┌----------------┐┌----------------┐┌----------------┐ │ch0 +5dBm ││ch0 +0dBm ││ch0 -1dBm ││ch0 -2dBm ││ch0 -3dBm │ │ 3000.0000 MHz││ 3000.0000 MHz││ 3000.0000 MHz││ 3000.0000 MHz││ 3000.0000 MHz│ └----------------┘└----------------┘└----------------┘└----------------┘└----------------┘ 必要に応じて、全てのチャンネルに同様の設定が可能であり、結果は記憶保持されます。 SW1=Leftボタンを押さずにUp/Down、またはエンコーダを操作すれば従来の3dBステップの切替になります。 ★ 外部同期モデルでは、外部同期入力端子に高精度の周波数基準を入力することにより、 出力周波数精度が飛躍的に向上する。 ThunderBolt(GPSDO: GPS補正型発振器)の外観、10の-10乗の周波数精度が得られる(10MHz、50Ω、+10dBm出力)
ThunderBoltとシリアル接続したPC上のモニターソフトの画面(8個の衛星をとらえたところ)
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