選挙と政治
大東亜の戦いから62年が過ぎ去ろうとしている。
第二次世界大戦とも云うし。
太平洋戦争とも云う。
この熱戦が終わってから早62年が過ぎ去るのである。
この間、世界も日本もその構造は大変化を遂げた。
生活様式は革命的変化・劇的進歩をしたと思っている。
しかし、本当に劇的な変化を遂げたのであろうか?
明治維新を迎え。
大正時代・・・昭和・・・平成と。
科学は劇的な変化を遂げたと思ってはいるが。
生物の生長速度・物事の進捗速度・時代背景を考えると。
それほどの変化を遂げてはいないのではないのかと。
私は思う。
大東亜の戦後から平成19までの62年を振り返ってみると。
果たして人類はあるいは日本人は幸福になったのであろうか?
確かに建物はバラック(最近の人は知らないと思うが)から。
超高層ビルに変化を遂げた。
食べ物もスイトン・芋を主食としたあの頃は。
スキヤキなどは一年に一回食べられるか食べられないかであった。
それが、現在は毎日のように肉類が食卓に並ぶのである。
自由競争は人類の生活を便利にした。
そして、日本に限って云えば。
経済的に高度成長を遂げ。
医療・教育・福祉・・・etc・・・など。
恩恵にあずかること多大であった。
しかし、経済構造の変化・つまり、製造部門を中心として。
その活動の拠点が外国に移動したために。
人々は働く場所を失った。
外国に活動の拠点を移動させた企業のうち。
成功した企業は収益を上げ、その企業の正社員は。
空前の好景気のために高収入を確保している。
反面、臨時社員やパート・アルバイト社員。
派遣社員は低賃金のため、昼間働き、夜も働く状況にある。
自由は万能ではなかったのである。
自由主義は強者の論理となった。
資本主義は強者の論理となった。
強い者のみが自由と繁栄を約束され。
強い者のみが医療も教育も約束される。
経済的強者のみが現代日本にあっては幸福を約束される。
圧倒的多数の貧しき人々は黙々として。
その日暮らしの貧しさに耐え忍び。
より貧しい人を足蹴にする。
当に地獄絵図が現代日本に出現している。
話は変わって。
今年の7月には参議院選挙が執行されるが。
あいも変わらず、有名スポーツ選手・芸能人が中心となる。
自民党を始めとして各政党は。
政党として政策で国民に判断を仰ぐのではなく。
有名人を先頭にして、選挙を戦おうとやっきとなっている。
国民の側も政策や実行力よりも。
芸能人やスポーツ選手にエールを送る。
そして、その結果はどうなるのかは。
戦後62年が過ぎ。
国民は強者と弱者に分断され。
強い者のみが繁栄と自由と幸福を得。
弱い者は貧しさゆえに強者に押さえ込まれ。
自由はあるように見えて、実は強者に支配をされる。
選挙の結果は確実に現実の政治に反映されるのである。