≪ホストファミリーのこと≫

「ホストマザーのダイ、ホストファーザーのラッセルと共に」

4週間のセラピスト養成集中コースを受講した学校が、現地学生、卒業生又は関係

者の家庭を斡旋してくれた。ダイは、その学校の夜間コースで学ぶ在学生だった。

ママのダイとは、何と同年代!でも、3人の子供がいるダイは母性たっぷりの女性で、

私の事はいつのまにか彼女の「子供の1人」扱いだった。アジア人は見た目が若いか

らね。頭では私の年齢を理解していても、感情面では娘としか思えなかったのだろう。

最初はお互い、少し遠慮がちだったけれど、2週間が過ぎた頃には完全に彼女の娘

の1人として扱われ、「もう家族の1人なんだから、遠慮しないで好きにして良いのよ。」

なんて言われ、好きなものを食べてと食料貯蔵庫も見せてくれたり。いや、マジで居心

地が良かったです。もう1人、クラスメートの日本人女性がステイしていましたが、彼女

も英語が話せるので、全く問題なく快適に過ごしていた。

「息子のジョシュアと」

え?写真が小さ過ぎて顔が判らない?はい、それが狙いです。上の写真も故意に不鮮

明に編集しました。この写真では判らないでしょうけれど、実は彼は正装しております。

「ディナーダンス」の課外授業に参加する為です。

ディナーダンスとは、テーブルマナーと女性のエスコートの作法を学ぶ授業の集大成的

実習で、生徒達は男子も女子も正装し、フルコースのディナーをマナー良く召し上がり、

ディナーコースの途中や食後に男子は女子をダンスに誘い(ディスコではなく、ソシアル

ダンスです)夜の8時から11時頃まで、紳士淑女になる練習をする優雅な授業です。

ジョシュアはこの日、ママがこの夜の為にプラチナブロンドに染めたトップの髪の毛を、

今ドキの若者っぽくツンツンに立てた髪型が、ことの他お気に召したらしく、「見て見て、

ママが染めてくれたんだ〜!」と興奮しながら私の部屋に髪型を見せに来たジョシュア

は、まだ15歳の少年。はっきり言って、でかいです

因みにパパは2メートルジョッシュは現時点で190センチ。でも、まだ成長過程に

あるので、3年以内に2メートルに達する可能性、大ですな。

「ジョシュアに抱かれる女王様、ハニー」

ハニーには肖像権が無いので、思いっきりハニーちゃんの愛くるしいつぶらな瞳を堪能

して下さいませ。私がこの家に到着した日の前日、ハニーちゃんは汚いという理由で、

ママにペットショップに連れていかれ、ゴージャスな長毛を丸刈りにされたらしく、初めて

彼女を見た感想は「豚みたい」   

豚とハニーを分けた境界線は、このつぶらな瞳でした。

何故ハニーが汚れたかというと、ブッシュのせい。いえ、某国大統領ではなく、この家の

庭というか敷地というか、とにかくすんごくでかい家だったんです。私は4週間滞在

しながら、庭を1周出来ませんでした。木には梟が巣を作り、草原では野兎が子育てを

し、裏庭には野生のカンガルーが遊びに来る、そんな動物園のような家だったんです。

因みにお隣りさんでは馬を数頭飼ってました。斜め向いの家には、エミューが2頭も!

中庭の隣りには25メートルのプールもあり、その奥は藪と草原。ハニーはその藪の中

で、体長30センチから50センチほどの蜥蜴を見つけては吠え立てて走り回るので、

優美な長毛はすっかり泥と蚤にまみれてしまったのでした。ノミは蚤。ダニかも知れま

せんが。。。

丸刈りにされた後、ハニーが体中を掻き始めたので、また蚤を拾ってきたんだろう、と

ママに洗濯されたハニー。でも、私は見てしまった。洗いたてのハニーを撫でていたら、

黒い粒がうにゅりとハニーの伸びかけてきた毛の中に逃げ込んでいくのを。

蚤だらけのハニーの被害を受けたのは、もう1人の日本人女性。さすがは温室無菌

状態の衛生天国・日本から来ただけあって、全身に赤いポツポツが!在タイ10年の

デラは、全く問題無しだったのに。それはそれで、ちょっと複雑な心境。。。