[暫定版]清代前期貨幣史関係研究目録(和文)
清代順治年間(1644-1661)から乾隆(1736-1795)までの貨幣史に関係する和文の研究論文・著作を列挙します。正確を期しているつもりではありますが,本目録をご利用される際は書誌データをご自身でお確かめ下さい。また,本目録には若干の表記上の不統一があります。ご了承下さい。

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足立啓二(1990)「明清時代における銭経済の発展」中国史研究会編『中国専制国家と社会統合―中国史像の再構成U―』文理閣,389-412頁.
――――(1991)「清代前期における国家と銭」『東洋史研究』49-4,47-73頁.

飯島渉(1995)「(書評)黒田明伸『中華帝国の構造と世界経済』」『東洋史研究』54-2,222-227頁.

市古尚三(1972)「清朝貨幣史考」『拓殖大学論集』87 →[市古2004 : 249-316頁]
――――(1974)「清朝貨幣史考―清代の康熙〜乾隆期における制銭材料としての日本銅の中国流出と長崎貿易制限令―」『拓殖大学論集』96 →[市古2004 : 11-55頁]
――――(1975)「清朝貨幣史考―清朝の康熙〜乾隆期における日本銅の輸出制限と銀・銭比価の変動―」『拓殖大学論集』100 →[市古2004 : 57-81頁]
――――(1979)「清朝貨幣史考―仁宗嘉慶〜宣宗道光期における「銀貴銭賤」の現象と原因説第1集―」『拓殖大学論集』121 →[市古2004]
――――(1980a)「清朝貨幣史考―仁宗嘉慶〜宣宗道光期における銀,銭交換比価の上での「銀貴銭賤」の通貨現象発生の5原因説について―」『拓殖大学論集』127 →[市古2004]
――――(1980b)「清朝貨幣史考―清末仁宗嘉慶〜宣宗道光年間における「銀貴銭賤」の貨幣現象が庶民生活に与えた影響―」『拓殖大学論集』129・130 →[市古2004 : 191-212頁]
――――(1982)「清朝貨幣史考―清末道光期における銀価高騰の要因,アヘン煙の中国流入を助長させた江南地方官の腐敗と暗躍―」『拓殖大学論集』135 →[市古2004 : 213-247頁]
――――(2004)『清代貨幣史考』鳳書房.

井上泰也(2004)「(書評)黒田明伸『貨幣システムの世界史―〈非対称性〉をよむ』」『社会経済史学』69-6,734-736頁.

岩生成一(1953)「近世日支貿易に関する数量的考察」『史学雑誌』62-11,981-1020頁.

上田裕之(2004)「清,順治期〜乾隆期前半の京師宝泉・宝源両局における制銭の鋳造費用について」『史峯』10,19-42頁.
――――(2005)「清,康熙末年から乾隆初年の京師における制銭供給と八旗兵餉―「征服王朝」清朝による八旗生計の保護に関連して―」『史学研究』249,1-21頁.
――――(2006a)「清代乾隆初年の江南における銭貴の発生と清朝政府の対応」『東洋学報』87-4,61-90頁.
――――(2006b)「清代雍正年間から乾隆前半の雲南における制銭鋳造の展開」『社会文化史学』48,45-70頁.
――――(2006c)「中国第一歴史档案館所蔵「戸科史書」所収の康熙中葉の銭法関連題本について」『基盤研究(B)清朝における満・蒙・漢の政治統合と文化変容』(平成14〜17年度文部科学省科学研究費補助金研究成果報告書,研究代表者楠木賢道),71-91頁.
――――(2006d)「清初各省の制銭供給政策―銀の時代の清朝と銅銭―」『史学』75-1,73-101頁.
――――(2007)「中国第一歴史档案館所蔵「議覆档」について」『満族史研究』6,123-140頁.
――――(2008a)「清代康熙後半の京師における貨幣政策と銭貴の発生」『一橋経済学』第2巻第2号,99-121頁.
――――(2008b)「清代雍正年間の各省における貨幣政策と江南の銭貴」『史境』57,20-36頁
――――(2009)「貨幣史から描く清朝国家像―清朝の複合性をめぐる試論―」岡田英弘編『別冊環O 清朝とは何か』藤原書店,212-221

臼井佐知子(1995)「(書評)黒田明伸『中華帝国の構造と世界経済』」『歴史学研究』667,50-52頁.

太田勝也(1992)『鎖国時代長崎貿易史の研究』思文閣出版.

小瀬一(1995)「(書評)黒田明伸『中華帝国の構造と世界経済』」『社会経済史学』61-5,683-686頁.

籠谷直人(1995)「(書評)黒田明伸『中華帝国の構造と世界経済』」『経済科学』42-3,81-89頁.

梶谷懐(2003)「(書評)黒田明伸『貨幣システムの世界史―〈非対称性〉をよむ』」『現代中国研究』13,131-140頁.

加藤繁(1947)「清代に於ける銭舗銭荘に就いて」『東洋学報』31-3.

加藤博(2003)「(書評)黒田明伸『貨幣システムの世界史―〈非対称性〉をよむ』」『史学雑誌』112-9,1574-1580頁.

川勝守(1989)「清,乾隆期雲南銅の京運問題」『九州大学東洋史論集』17,1-94頁.
―――(1993)「清乾隆初年雲南銅の長江輸送と都市漢口」川勝守編『東アジアにおける生産と流通の歴史社会学的研究』中国書店,406-428頁.
―――(2007)「清,乾隆『欽定戸部鼓鋳則例』に見える雲南銅の京運規定」『山根幸夫教授追悼記念論叢』上巻,421-444頁,汲古書院.

菊池義美(1966)「近世銅貿易の変遷―「正徳新例」制定に至る経緯―」『中央大学文学部紀要』41,87-115頁.

岸本美緒(1978)「清代前期江南の米価動向」『史学雑誌』87-9 →[岸本1997: 99-135頁]
――――(1982)「康熙年間の穀賤について―清初経済思想の一側面―」『東洋文化研究所紀要』89 →[岸本1997:239-287頁]
――――(1987)「清代の「七折銭」慣行について」『お茶の水史学』30 →[岸本1997:327-352頁]
――――(1995)「(書評)黒田明伸著『中華帝国の構造と世界経済』」『名古屋大学東洋史研究報告』19,107-121頁.
――――(1997)『清代中国の物価と経済変動』研文出版.
――――(1998a)「東アジア・東南アジア伝統社会の形成」『岩波講座世界歴史13 東アジア・東南アジア伝統社会の形成』岩波書店,3-73頁.
――――(1998b)『東アジアの「近世」』山川出版社.
――――(1999)「清代中国の経世論における貨幣と社会」『越境する貨幣』青木書店,43-74頁.

岸本美緒・宮嶋博史(1998)『明清と李朝の時代』中央公論社.

黒田明伸(1987)「乾隆の銭貴」『東洋史研究』45-4,58-89頁.
――――(1988)「清代備蓄考―資産形態よりみた経済構造論―」『史林』71-6,829-856頁.
――――(1991)「清代銀銭二貨制の構造とその崩壊」『社会経済史学』57-2,93-125頁.
――――(1994)『中華帝国の構造と世界経済』名古屋大学出版会.
――――(1998)「16・17世紀環東シナ海経済と銭貨流通」『歴史学研究』711 →[黒田2003 : 119-147頁]
――――(1999)「貨幣が語る諸システムの興亡」『商人と市場―ネットワークの中の国家―』岩波講座世界歴史15 →[黒田2003 : 17-46頁]
――――(2003)『貨幣システムの世界史―〈非対称性〉をよむ―』岩波書店.

香坂昌紀(1981)「清代前期の関差弁銅制及び商人弁銅制について」『東北学院大学論集歴史学地理学』11,115-153頁.

佐伯富(1959)「清代雍正朝における通貨問題」『東洋史研究』18-3 →[佐伯1971: 466-564頁]
―――(1971)『中国史研究 第二』東洋史研究会.

佐々木正哉(1954)「阿片戦争以前の通貨問題」『東方学』8,94-117頁.

里井彦七郎(1958)「清代銅・鉛鉱業の構造」『東洋史研究』17-1.
―――――(1961)「清代銅・鉛鉱業の発展」『桃山学院大学経済学論集』2-3,1-49頁.

住友修史室編(1956)『近世前期の銅貿易株と住友』
――――――(1957)『近世前期に於ける銅貿易と住友』
――――――(1980)『第一次銅座と住友:銅貿易と幕府の銅政策』

黨武彦(1990)「乾隆初期の通貨政策―直隷省を中心として―」『九州大学東洋史論集』18,35-53頁.
―――(1995)「乾隆九年京師銭法八条の成立過程およびその結末―乾隆初年における政策決定過程の一側面―」『九州大学東洋史論集』23,39-85頁.
―――(1997)「乾隆初期における銅銭流通の地域差について」『専修大学人文科学研究所月報』177:1-15頁・178:1-16頁.
―――(2003)「乾隆末年における小銭問題について」『九州大学東洋史論集』31,106-136頁.

中島敏(1945)「清朝の銅政における洋銅とテン[さんずい+眞]銅」『民族研究所科学論集』1 →[中島1988 : 161-177頁]
―――(1988)『東洋史学論集』汲古書院.

永積洋子編(1987)『唐船輸出入品数量一覧 : 1637〜1833年 復元唐船貨物改帳・帰帆荷物買渡帳』創文社.

中村質(1988)『近世長崎貿易史の研究』吉川弘文館.

任鴻章(1988)『近世日本と日中貿易』六興出版.

増井経夫(1964)「清代銀商人の動向」『歴史評論』167.
――――(1986)『中国の銀と商人』研文出版.

宮下忠雄(1952)『中国幣制の特殊研究』丸善株式会社.

本野英一(1995)「(書評)黒田明伸『中華帝国の構造と世界経済』」『アジア経済』36-9,84-88頁.

百瀬弘(1936)「清代に於ける西班牙弗の流通」『社会経済史学』6-2・3・4 →[百瀬1980:71-131頁]
―――(1980)『明清社会経済史研究』研文出版.

森永恭代(2006)「乾隆初年の雲南金沙江開鑿工事について―清代雲南における航道開発の一事例として―」『京都女子大学大学院文学研究科研究紀要 史学編』5,65-119頁.
――――(2007)「清代雍正期における鄂爾泰の雲南経営―改土帰流と地域開発」『京都女子大学大学院文学研究科研究紀要 史学編』6.
――――(2008)「清代乾隆初における張允隋の雲南経営―改土帰流後の雲南と金沙江開鑿工事―」『京都女子大学大学院文学研究科研究紀要 史学編』7,81-106頁.

安冨歩(2003)「(書評)黒田明伸『貨幣システムの世界史―〈非対称性〉をよむ』」『歴史学研究』783,28-31頁.

山本進(1989)「清代中期の経済政策―白蓮教反乱前後の四川―」『史学雑誌』98-7 →[山本2002: 71-90頁]
―――(2002)『清代の市場構造と経済政策』名古屋大学出版会.
―――(2005a) 「清代東銭考」『史学雑誌』114-3,38-61頁.
―――(2005b) 「清代の京銭と折銭納税」『名古屋大学東洋史研究報告』29,40-60頁.

山脇悌二郎(1960)『近世日中貿易史の研究』吉川弘文館.
―――――(1964)『長崎の唐人貿易』吉川弘文館.

李紅梅(2006)「清代における福建省の貨幣使用実態―土地売券類を中心として」『松山大学論集』18(3)
―――(2007)「清代福建省における経済発展と貨幣流通」『松山大学論集』19(1)

劉序楓(1986)「清日貿易の洋銅商について―乾隆〜咸豊期の官商・民商を中心に―」『九州大学東洋史論集』15,107-152頁.
―――(1997)「享保年間の唐船貿易と日本銅」中村質編『鎖国と国際関係』吉川弘文館.

和田博徳(1961)「清代のヴェトナム・ビルマ銀」『史学』33-3・4,377-396頁.