| 中国第一歴史档案館の閲覧室は2つの大部屋に分かれており,入り口から進んで右側にあるのが原件档案の閲覧室,左側にあるのがマイクロフィルムおよびデジタル化された档案の閲覧室となっています。ただし,2008年9月現在,原件档案の閲覧は停止されています(参考)。 デジタル化された档案の閲覧に関しては,パソコンのデスクトップに中文のwordファイルで説明文が保存されていますが,私自身の備忘録の意味も込めて,以下に手順を記しておきます。 @パソコンの電源を入れ,画面の指示に従って「Ctrl+Alt+Delete」,次のパスワードを入力するところでは空欄のまま「確定」をクリック。 Aデスクトップの「一史館信息管理系統」のアイコンをダブルクリック。 B「登録名」「口令」ともに「GUEST」と入力。 C表示されたウィンドウのメニューバーの「档案管理」から「档案査詢」を選択。 D新しいウィンドウが表示されるので,「選択档案類型」で閲覧したい档案を含むグループを選択し「確定」。 E同じウィンドウで「档案査詢」をクリック。 F「項目/案巻 信息」画面左側で全宗を選ぶ(ダブルクリックで各全宗の概要をみることができる)。 G「項目/案巻 信息」画面右側,または「案巻/文巻 信息」画面左側で案巻号を選ぶ。 H「案巻/文巻 信息」画面右側の「文献列表」で閲覧したい档案一件を選択し,「挂接図像瀏覧」をクリック。档案の画像が表示されます。気合い入れて書き写しましょう。 なお,Dで選ぶ選択肢のうち,「編号461軍機処録副雍乾朝 内務府奏類」には多数の全宗が含まれていますが,档案のデジタル化が実際に完了しているのは「03軍機処全宗」と「05内務府全宗」のみです。また,「内務府全宗」の档案は,Hの「文献列表」において「電子文献」欄に何らかの記載があるものだけが画像を見られます。 他に档案がデジタル化されていることを確認したのは,「編号722宮中朱批奏摺」(マイクロからの取り込みではなくカラー画像なので見やすい),「編号741軍機処録副嘉慶朝」,「編号621軍機処録副道光朝」,「編号761軍機処録副咸豊朝」,「編号782軍機処録副同治朝」,「編号881軍機処録副光宣朝」,「編号701軍機処電報档匯編」,「編号681雨雪糧価単」,「編号821清代災賑史料匯編」,以上です。 その他にも,手書きの档案目録がデジタル化されているものはあります。 【補記】同館の档案デジタル化事業については,最新情報として王光越「中国第一歴史档案館数字化工程述要」(『歴史档案』2008(3),132-137頁)が発表されましたので,ご参照ください。 |