ステラ日記
06:00 起床。また涙で頬が濡れている。スティングの夢を見たはずなのに。
07:00 朝食。頬が濡れて力が出ない……ジャムおじさんのいるアンパンマンが羨ましい。
08:00 港に着く。海がとっても綺麗。少し元気が出る。町に偵察に行くって。
09:00 スティングとアウルと一緒に歩く。あのがけ、犯人が自白するのにぴったり。
10:00 タクシードライバーの旅情事件簿気分に浸ってみたくなる。
私も車に乗りたいとスティングに頼む。
10:30 運転はスティングがするらしい。ドライブデートみたい……嬉しい。
11:00 スティングの隣に座る。風が気持ちいい。これから起こる殺人事件を暗示するかのよう。
11:30 車の横をものすごいスピードで併走する黒い長髪の女の人がいる。血まみれで素敵。
なぜかスティングの顔が青ざめている。
12:00 スマイルをひとつください。
13:00 ラスク・クリーム? ネオの言ってた人だ。コンサートの勉強しなきゃ。
14:00 コンサート会場に到着。なんだか空気が熱い。
ピンク色の機体の上でピンクの人が歌いながら踊っている。
おっぱいが揺れるたびに男の人たちがうおぉーって叫んでいる。
メモメモ、秘訣はおっぱいを揺らすこと……と。
15:00 戻る途中で海が見えた。綺麗、本当にデートみたい。本当のデートだったらいいのに。
16:00 お昼ごろに見かけた黒髪の女の人をまた見かける。その人がにやりと笑った瞬間に車に衝撃。
19:00 目が覚める。茶色い長い髪の女の人が浅黒い人を血祭りに上げている。素敵。
19:10 何故かスティングが白い人に土下座されている。白い人ってザフトの偉い人だよね?
その偉い人に土下座されるなんて、スティングってもっと偉いんだ。流石。
20:00 白い人に夕食に招待される。そこまでしてもらえるスティングって何者なんだろう。
20:30 この豪華な料理、スティングのために? 実はスティングって王様とかなのかな。
20:55 髪の毛がぐにゃぐにゃした人と、髪の毛が無い人と、ラスクさんが来る。
21:00 心地いい殺気が漂ってくる。今夜惨劇が起こる予感に胸が震える。
犯人は必ずあのがけで自白させる、じっちゃんの名にかけて!
21:30 ログハウスの貸切までしてもらえることになった。スティングをますます尊敬する。
22:30 お部屋に行く。ダブルベッドにどきどき。もしかして、今夜ここでスティングと……?
23:00 スティングが遅いので、待ってる間備え付けのパソコンでネトゲ。
カガーリんさんが死にたいとこぼしたので、そんなことを軽々しく言っちゃダメと諭す。
24:20 スティングが部屋にきた。私、私スティングにならいいよ。
思い切って押し倒したらスティングは何もしないで寝てしまった。紳士なんだ。ちょっと残念……。
アウル日記
05:00 起床。よし、いい目覚めだね。
05:30 スティングの絶叫が聞こえる。ざまぁみろ
06:00 スティングがネオに泣き付いている。勿論ネオは却下する気はまったくないようだ。
プッ、がんばれよスティング。
07:00 朝食。ステラが落ち込んでいる。最近静かだなコイツ?
嵐の前の静けさって奴?
08:00 港に寄港。とりあえず町中に偵察に行くらしい。
09:00 3人で町中を歩く。中々大きい町じゃん。
10:00 ステラが歩くの疲れたとか我が儘を言い出す。暴れられる前にスティングと二人でなんとかすることに。
レンタカーを借りることに決まる、で、運転は誰がすんの?
10:30 生意気に免許持っているとか言い出す。まぁ、やるじゃん。
10:45 初心者マークを張ろうとしやがる。何?マジメに運転すんのがこれが初めてだって?
かっこ悪すぎなので初心者マークを外す。スティングが慌てる。こんなダサイこと出来るかってぇの。
11:00 助手席に乗ろうとしたらステラに蹴り飛ばされる。畜生死ね。
11:30 スティングが運転に必死だ。本当に大丈夫か?
12:00 途中あったドライブスルーで昼食。
13:00 なんかラクス・クラインが来るとか聞いたので行ってみることに。
14:00 変な白服がやたら目立った。ラクス様ラクス様と大声で叫びやがっている。アイドルオタってやつ?
15:00 余裕が出てきたらしいスティングとこれからの日程について話し合う。意外と滞在することになるかもということ。
16:00 横から凄い衝撃を受ける。何故か周りの光景がスローモーション、それに走馬燈が見えた。
そしてコンクリに落下。おいおい、なんで地面が上にあるんだよ畜生・・・。
16:01 あぁ意識が・・・意識が朦朧として幻聴が聞こえる・・・。
「HAHAHAHA、やっちまったぜミリィ。」 「なんて事してくれんのよ!」
「落ち着け、けが人の数だけは少ないぜ、とりあえず俺らんとこ連れて行こうぜHAHAHA」
フェードアウト・・・。
19:00 意識が回復する・・・・・・ここはどこ?何故か赤服の女が緑服の男をリンチしている。
19:10 ここはザフトの医務室か・・・スティングが白服の男に土下座されていた。
20:00 とりあえず、3人とも特に怪我は無いらしい。白服の男にお詫びとして夕食に招待される。
20:30 うわ!何この豪華な食事ぃ!?スティングとステラも目を丸くしている。
20:45 ステラ、テーブルマナーぐらいきちんしてほしいね。
20:55 プラントの議長の登場にビビる。そして髪の薄い奴にエスコートされてきたラクス・クラインの登場にもビビる。
何やらさっき食べ損ねたので一緒に食事をするとかなんとか。
21:00 ラクス・クラインと髪の薄い奴がやたらベッタリしてる。あと何故か白服の男と赤服の女が殺気を放っている。はぁ?
つかステラ、鷲掴みはマジやめろ。
21:30 プラントの議長にログハウスの貸し切りして貰う。流石金持ちはやることが違う。
22:00 そのログハウスに行く。何故かネオもいた。なんだお前?
22:10 随分ザフトに世話になっちゃったなっとスティングと話し合う。マジ議長最高。
22:30 ここで一つ問題が浮上する。部屋がダブルの二つしかないっつうこと。皆無言でステラを追いやる。
22:45 第一回、ステラと相部屋は誰か〜〜〜。ルールは簡単、ジャンケンで負けた奴が相部屋。
最初はグージャンケンッポン!!・・・・アイコか・・・。マジ心臓が持たねぇ。
23:00 ジャンケンあいこ30回目。3人とも目が真っ赤。マジ負けられねぇ。
24:00 59回目。ジャンケンッポン!・・・・・期待通りスティングに決定する。
24:10 スティングがマジ泣きで泣き付く。っへ、ネオには言っといてやるよ。サヨナラってな!それと朝のあれ忘れるなよ。
24:30 ネオと相部屋なのは気にくわないが、彼奴よりは十分だ。フカフカのベットでグッスリ寝る。
スティング日記
05:29 朝が来た!僕はまだ生きてる!生きて朝を迎えたぞー!
05:30 朝が来ただけで喜んでいる自分にちょっと鬱になる。
同時に枕元に置かれた紙が目につく。なになに・・・・
コレで一回死亡だ、でも俺は強欲だからよぉ!不死身になる方法さえ解れb
な、何だ!?誰だ今の!?
05:55 大佐の部屋に行ってこの台本はカンベンしてくれと懇願する。
06:00 大佐が部屋を出て行く。もう恥をかなぐり捨ててついて行ってやる!こんな台本無理です!
06:30 大佐は取り合ってくれなかった・・・
07:00 朝食の時間。食堂へ行ったらステラが横に座ってアウルが向かいの席でニヤニヤしてる
肝心のステラは大人しい・・・と言うことはアウルが暴れるのか!?
何だか胃が痛くなる。
08:00 港に入ったので、私服に着替えて偵察任務を開始。一着しか私服持ってないし、ついでに買おう。
少し多めに金を持っていく。
09:00 街中をうろつく。結構大きい街だな・・・新しい服も買えそう。
09:30 服屋を見つけた。偵察が終わったら立ち寄ろうと思う。
10:00 ステラが疲れたと言いだした。知るかそんなもんと言おうとしたけど、今機嫌を損なわれると後で僕が死ぬ。
どうする、どうするスティング!?どうするアウル!?
10:05 アウルと相談した結果、車を借りることに。
レンタカー屋へ行き、車を借りる。一番安い軽トラで良いですと言おうとしたら、
アウルが勝手にオープンカーを選んでた・・・オイ、1番高いぞそれ!
10:20 レンタル代を支払う。アウルもステラも金が無くて、僕が支払うことに・・・服代消滅で泣きそうになる
10:30 誰が運転するのか訊いたら2人とも免許もってないらしい・・・
免許も金もないのに良くレンタカーという発想が出てきたなチクショウ・・・ちょっと泣く
10:40 僕は一応免許持ってるけど、MSしか乗ってないからペーパーだ。
お店で初心者マークを借りて貼ろうとしたらアウルに剥がされた。
11:00 アウルに頼み込んだけど、結局初心者マークは貼らせてもらえなかった。
しかもステラが強引に助手席に・・・無理だ、もう絶対事故る・・・
11:10 えーっと、ブレーキが左で右がアクセル・・・あれ?逆だっけ?左のレバーでウィンカー・・・あれ?ワイパー?
12:00 ドライブスルーで昼食。事故を起こさずに何とかなってる・・・このまま安全運転で行こう。
13:00 隣の席の客が、ラクス・クラインが来るという話をしていた。プラントの歌姫がライブねぇ・・・偵察しておくか。
14:00 ライブ会場に到着。見たこともないオレンジ色の機体と、見るに堪えないピンク色の機体が降りてきた。
よく見たら手の平にピンクの髪の・・・保護色で見えなかった。観客席には熱狂した白いザフトの人が・・・
おかっぱ頭を見て、おかっぱさんを連想する。まぁおかっぱさんはもっとしっかりしてるけど。
15:00 そろそろ帰ることに。あの空気は苦手だな・・・
16:00 ステラがアレ見てと言うから、海を見たらザフトの軍艦が見えた。そして目の前に迫る車も・・・
エアバッグのカウンターをくらい意識喪失
18:40 う〜ん・・・頭が痛い・・・ここは何処だ?医務室みたいだけど・・・横を見たらアウルとステラも居た。
18:50 だんだん意識がはっきりしてくる。目の前で黒髪の赤服ザフト兵と、色黒金髪の緑服ザフト兵が言い争ってる。
と言うことは、ここはザフト関係の医務室!?敵陣ど真ん中じゃないか・・・
男性が女性を相手に喧嘩なんてと思っていたら、緑の人が殴られはじめた・・・・赤服って怖い・・・もう帰りたい・・・
19:00 白服の人が医務室に入ってきた。あの特徴的なおかっぱ頭は忘れもしない、ライブ会場で熱狂してた人だ。
どうやら赤い女性と緑の人はこの人の部下らしい。土下座までして謝られた。この人、意外とちゃんとしてるんだな・・・
19:15 気付いたらアウルもステラも起きていた。白服の人に検査するのでもう少し此処にいてくれと言われた。
20:00 検査結果が出た。特に以上はないらしい。白服の人が夕食を用意してくれたらしい。
20:30 何だこの凄い食事!?コレがザフトの飯なのか!?ステラがキラキラした目で料理を見てる。
20:45 ステラが食い散らかす。ザフト艦に入っても気を遣うのは嫌だ・・・とりあえず炒飯を頬張る。凄く旨い。
20:55 プラント最高評議会議長ギルバート・デュランダルがラクス・クラインを同伴して登場してきた。一緒に食事にするとか・・・
ヤバイ、こんな所でもし僕らが連合のパイロットで、アーモリーワンの実行犯だと知れたら・・・
何故か十字架に貼り付けられて溶岩に入れられる姿が脳裏に浮かんだ。
21:00 デュランダル議長が僕の横に座った。ヤバイ、ヤバイよスティング・・・表情筋がこわばって、愛想笑いもぎこちない・・・
隣じゃ口の周りをソースで汚したステラ、目の前には殺気を放つ怖い赤服と白服の人、その間に軽口を叩く緑服の人、
端の席には青い髪の赤服がラクス・クラインとベタベタしてる・・・
21:30 耐えきれないので、そろそろ帰りますとデュランダル議長に言ったら、ログハウスを貸し切ったから泊まっていけと言う。
22:00 眼光鋭い議長を前に断る勇気もなく、そのままログハウスへ来てしまった。扉を開けると大佐が居た。
大佐、何故此処に・・・良く仮面つけたまま入れましたね?
22:20 部屋を見渡すと、ベッドはダブルが1つだけ・・・大佐の話ではもう1つコレと同じ物があるらしい。
離れた場所で、ダブルベッドで1晩・・・大佐、ステラをお願いしますね
22:45 ステラがもう一つの部屋へ行ったので、相部屋は強制的にジャンケンで決めることにされた・・・
23:00 こんなに緊張するジャンケンも初めてだが、こんなにアイコが続くジャンケンも初めてだ・・・
24:00 アウル グー 大佐 グー 僕 チョキ 地獄の業火はこれほどぬるくないだろうけどよ!がっはっはっはっは!
24:10 アウルに蹴り出された・・・数年ぶりに本気で泣いた・・・
服は買えない、金はなくなる、借り物の車で事故起こす、ザフトの最高権力者を相手に愛想笑いも出来ない・・・
24:15 もう死のう。猛獣の檻、ステラの待つ部屋へ。
24:20 あはは、なんだか温かいよ・・・さらば現世