ステラ日記
06:00 起床。メールが35通も届いていた。アドレスを見ると自由さんからだ。
   1通目【件名】今度会#2ませんか
      【本文】愛のためにわがままに僕は君だけを傷つけない
   2通目【件名】会いたいよ
      【本文】君が涙の時には僕はポプラの枝になる
   3通目【件名】返事ください
      【本文】トランクひとつだけで僕と愛の浪漫飛行に行こう
    35通全部こんな感じだった。最近はウィルスも色んなバリエーションがあるんだなあ。
    自由さんに「ウィルスに感染してるみたいです、一応チェックしてみて」と送っておく。
07:00 朝食。アウルがはしゃいでいる。スティングはもじもじしている。ほんとにほんとに照れ屋さん。
08:00 メールが61通届いていた。今度はアドレスが自由さんじゃない。ストーカーという単語が頭をよぎる。
09:00 モニターに「笑う大走査線」の再放送が映っている。「ムロィさん、マユブリッジ封鎖できません!」
    そういえばこのドラマでシュミレさんがストーカーに襲われてたことを思い出して怖くなる。
09:30 大丈夫、きっとスティングが守ってくれる。そう自分に言い聞かせる。
10:00 アウルが部屋にきて、写真を見せられた。
    「なあ、お前これ知ってたか? いやースティングも隅に置けないね」
    そこには大親友のあの子とスティングのキスシーンが写っていた。嘘!
    「諦めた方がいいって。だからさぁ、お前スティングやめて僕…」
    アウルが何か言ってたけど、最後まで聞かずに私は部屋から逃げ出していた。
    涙があとから溢れ出して前が滲んで見えないよ。艦を駆け抜けていく。
11:00 いつの間にか街を歩いていた。慌ててたから裸足のまま出てきちゃった…。
    足が痛いけど、胸はもっと痛かった。
12:00 スティングはかっこいいから…あの子が好きになっちゃうのも無理ないし、
    あの子は可愛くていい子だから…スティングが好きになっちゃうのも無理はない。
    きっと二人とも、私に気を使ってずっと言い出せなかったんだ。私はどうしたらいいの…?
13:00 なんだか視線を感じる。怖い! でもスティングはきっともう私を守ってくれない…。
14:00 後をつけられてる気がして怖くなって走る。足が痛い。
    ステラを守ってくれる人は、誰もいないんだ。悲しくなる。
15:00 走ってるうちに海に着いた。悲しいときは、歌って踊れば悲しくない…。
15:05 涙のせいで足元がよく見えなくて、踊っているうちに海に落ちた。誰か助けて…!
15:06 溺れながら心の中で必死にスティングの名前を呼ぶ。
    もうステラのスティングじゃないってわかってるのに。
15:07 誰かが…スティングじゃないけど、誰かがステラを助けようとしてる…?
15:10 「死ぬ気かこのバカ!」助けてくれた人はすごく怒ってる。どこかで見たことがあるような。
    それに溺れてすぐに助けてくれるなんて、なんでこんなにタイミングがいいの?
    ひょっとしてこの人がストーカーなの…? いや、怖い! 怖い、近寄らないで、いやぁっ!!
15:15 逃げようとしたらぎゅって抱きしめられた。大丈夫、僕が守るからって言ってくれた。
    この人はストーカーじゃないのかな、ストーカーからステラを守ってくれるって…。
    足の怪我も手当てしてくれたし、優しい…。それなのに思いっきり殴っちゃって悪かったな。
15:30 たき火して服を乾かす。乾かしてる間に色々お話しする。
    怖いって言ったらその人はもう怖くないって、ステラはストーカーに刺されて死んだりしないって。
16:00 名前、シン・アスカっていうんだって。シン…どこかで聞いたような…気がする。
    『わたし、シンを倒します。かならず倒します…』
    そうだ、よくわからないけど私はシンを倒さなきゃ。ナイフを取りに立ち上がる。
    でもポケットにはナイフはなかった。部屋に忘れてきちゃったんだ。
16:10 貝殻型発信機があったのでシンに渡す。これでいつでも居場所がわかるはず。
17:00 あれ、私どうしてこの人を倒そうだなんて思ったのかな? 助けてもらったはずなのに。
    でも今更貝殻返してなんて言えないし…。
18:00 髪の毛の薄い人が船に乗ってやってきた。潮風で髪の毛が今にも飛びそうだ。
18:15 スティングとアウルの声が聞こえた。スティング、探してくれたの? 心配してくれたの?
18:30 スティング、迎えに来てくれた…! 嬉しくて思わず抱きついてしまう。
    でもすぐ写真のことを思い出して、これじゃいけないんだって離れる。
18:40 シンは行っちゃうって、シン、ステラを守るって言ったのに…シンが行っちゃったら、
    ステラをストーカーから守ってくれる人がいなくなっちゃう…!
19:00 夕食。もう今までみたいにスティングと一緒にいちゃダメなんだ。
    寂しくて悲しいけど我慢しなくちゃ。アウルがにやにやしている。
20:00 私の大好きな二人が幸せになること、ちゃんと祝福してあげなくちゃ。
    そう思うのに涙が止まらない。私いやな子だ…。こんなだからダメなんだ。
21:00 シャワーを浴びる。でもなんだか誰かに見られてる気がする。自意識過剰かな。
22:00 ネトゲ。カガーりんさんも私と同じで、好きな人がいつのまにか別の人と付き合ってたんだって。
    私もなの、と言って二人で傷を舐めあう。しばらくしてカガーりんさんが落ちたので私も落ちる。
23:00 就寝。明日には、きっとちゃんと笑えるから…。
    だから今日だけは、ちょっと泣いてもいいよね…?


アウル日記
06:30 起床。寝ているネオの股間に水鉄砲発射。ププいい年してオネショかよ。
06:35 食堂へ行く。今日の朝飯はロールキャベツか。
06:40 スティングが来た。ようし、昨日作った合成写真で…
06:55 写真を見せる前にタバスコをたっぷり入れてやる。ざまあみろ
07:00 ステラが来た。あいつ、この写真見たらどう思うだろうか。
10:00 ステラに写真を見せる。ようし、これで強奪完了…かと思ったらステラは部屋から飛び出していった。
10:45 昨日会ったカメラマンの人に会う。僕の作った写真を見せる。反応は上場だね。
10:47 カメラマンの人の連れを見て、こいつを倒さなければならない衝動に駆られる。
    僕の意識はここにあるのに、もう一人の僕がアロハシャツの男に斬りかかってる…
12:00 気付くと食堂にいた。ネオがニヤニヤしている。市ね。
14:00 スティングと一緒に、ステラを迎えに行くことに。お前だけにいいカッコさせるか
14:50 スティングはパソコンをしていたが、僕は海辺ではしゃぐステラを見ていた。
15:10 あれ?ステラがいないじゃん。おい、どうするよ。
15:40 おいシーモア、お前は婚約者だろ。何やってんだよ、この馬鹿。市ね。
16:30 スティングが二手に分かれようと提案してきた。お前の好きにさせるか、却下。
17:40 車を借りて捜索再開。やっぱ駆けつける王子様は白馬かオープンカーに決まってるだろ。
18:00 ステラ〜どこだよこの馬鹿〜シンを倒すんだろ〜
18:25 ステラが赤服とジープに乗っていた。ふと、先日の赤服の女を思い出す。やばい、やられるニダ。
18:30 ステラがスティングに抱きつく。何で僕じゃないわけ?
19:00 ステラとスティングは離れて食事をしている。ようし、あと一歩だ。
20:00 パソコンで合成写真を作っていると、ネット上で一枚の写真を見つける。
    あ、さっきの赤服だ。嫌がる女をホテルに連れ込もうとしている。略奪の見本じゃん、スゲェ。
21:00 ネオに後ろから膝蹴りを入れる。危険なところにあたったようだ。悶絶してる。ざまあみろ
22:00 明日にでもこの街を出る、とネオに言われるがシカト。おやすみ。


スティング日記
05:00 起床。寝たくらいじゃ昨日のことは忘れられない・・・こんなにも最適化が待ち遠しいのは初めてだ。
05:30 色々考えたけど、いくらステラとはいえ、やっぱり女の子と裸で一緒のベッドに寝ていたのは・・・
06:00 ・・・落ち着けスティング、ステラを意識するなんてどうかしてるぞ・・・でも温かかった。
06:40 朝食のため食堂へ。ステラとアウルが居た・・・大丈夫だスティング・オークレー、ステラとは何もない・・・わけないか・・・
06:55 アウルが僕のロールキャベツにタバスコをたっぷり入れてきた。むせて泣ける。
07:00 アウルがニヤニヤしてる。どうしよう、このロールキャベツ交換してもらおうか・・・でも今日の料理長怖そうだったし・・・
07:30 結局交換してもらわず、水を駆使して何とか食べた。舌と喉が痛い・・・
09:30 何かを感じた。キュピーン√と何かを・・・
10:00 キュピーン√と、また何かを感じた・・・何だか悪寒がする。
10:30 大佐に相談してみる。
11:20 さすが大佐だ。
12:00 大佐と一緒に食堂へ行く。アウルは居たけどステラは居なかった。どうしたんだろう?
12:02 ステラが居ないことを心配していた自分に嫌悪感を覚えて少し鬱になった・・・
13:00 暇なのでネトゲを起動する。
14:00 ステラが勝手に外出したらしい。軍の施設付近の浜辺で見つかったらしいから、
    監視役代わりにアウルと僕がその施設へ行ってステラと一緒に居ろとのこと。ネトゲ・・・
14:50 施設に着いた。ネトゲはノーパソを持ってきて無線で遊ぶ。ステラの監視はアウルに任せておこう。
15:10 ステラが居ない・・・ナ、ナンダッテー!?
15:20 アウルと2人一緒に混乱する・・・と、とにかく探さなきゃ!
15:30 アウルが何故か僕を責めてくる。シーモアって誰だよ・・・
15:45 とにかく探さないと、僕ら以外にも街に被害が出る可能性がある。
16:30 見つからないので、二手に分かれて探そうと提案したら、
    「お前自分一人で見つけて格好つけようと企んでんだろ?」とか言われて却下された。何考えてんだよアウル・・・
ttp://kasamatusan.sakura.ne.jp/cgi-bin2/src/matu0787.jpg
17:40 徒歩で探すのにも疲れたので、施設の金でレンタカー(またアウルが勝手にオープンカーを選んだ)を借りて探しに行く。
18:00 まさかと思い、今まで探していた方向と逆にある崖まで行く。
18:10 崖に到着。結構高いし、海面にも岩が見える・・・アレ?何だか見覚えがあるような・・・
18:25 ステラがザフトのジープに乗って居た。しかも赤服の連中も・・・
    赤服と言えば、以前保護されたときに緑服を血祭りに上げていたヤクザのような印象しかない。アウルもビビっている。
18:30 ステラに抱きつかれた。背後からアウルの刺さるような目線を感じる・・・
18:40 赤服の人たちは帰っていった。良かった、保護した見返りとか要求されなくて・・・赤服は怖い。
19:00 夕食を食べて部屋に戻る
20:30 ネトゲ開始。自由さんが居たが、すぐにかがーりんさんと入れ替わってしまった。
22:00 ゾイドさんが来た。女の子の会話を始めたので、僕はこっそりと落ちることに。
22:30 やることもないので就寝。
23:00 キュピーン√と何かを感じた。コレが大佐の言う・・・