メタルフリーの治療
この10年で一番大きく変わったのは虫歯の詰める治療です。
大きな虫歯は金属インレーという治療は過去のものになりました。
鎌田歯科ではほとんどの詰める治療はコンポジットレジンで行うようになりました。
接着力、耐摩耗性、審美性などこの10年で大きく進歩しました。
長期経過はもうしばらく追わないと何とも言えない部分もありますが、少なくても無条件に金属インレーを入れる時代ではなくなったと言えます。
少なくとも歯の治療で銀歯を詰めてうれしい人はいないはずです。
MI治療とはMinimal Intervention( ミニマル・インターベーションまたは、ミニマム・インターベンション:最小限の侵襲)の略語ですが、要は悪いところだけ削って詰めるという意味です。
歯を削る道具も先の小さいMIバーという器具を使うことが多くなり、それに伴い拡大鏡の使用も必須となりました。

後ろの黄色いスタンドのものがMI用のバーで、手前のピンクのスタンドのものが従来のものです。
だいぶ大きさが違います。
それでは金属インレーは全く必要ないかと言われればそうとも言えません。
現在の接着技術に金とプラチナの合金を使用して詰め物をすれば長期的な安定性が望めます。

こちらは30年前に治療した金合金インレーです。さすがにそろそろ寿命かなという気はしますがまだ大丈夫なようです。
コンポジットレジンと金属インレー
それぞれの特性を考慮して選択するのがいいでしょう
コンポジットレジン
簡単にできる
すり減ったり欠けたりしたときに部分的な補修ができる
やりかえるのも比較的簡単
金属インレー
細心の注意で良い材料を使えば長期(20〜30年)の経過が期待できる
すり減りにくい
やりかえる場合にはすべて取り換える必要がある