■
■ このコーナーでは、よく発生するMac関係のトラブルについて、基本的な解決
■ 方法を解説したいと思います。
■
■ また、ここに挙げた事例以外の症状があったり、「こんな方法でも直ったぞ」
■ ということがありましたら、掲示板やメールでお教えください。適時、追加い
■ たします。
■
■
■ なお、ここで紹介する方法を実行したことによって新たな損害が発生しても、
■ 私Lisaはいっさい責任を負いません。
■ 実行される場合は、すべてご自身の責任において行ってください。
■
■
■ もし、間違いなどがありましたら、メールなどでご指摘いただければ幸いです。
■
まずは、Macでトラブルが発生したときの一般的な対処方法から解説していきます。ここに挙
げているものはごく基本的なことですから、たいていMac全般において通用します。
ここに挙げた事例に当てはまらなかったり、改善されない場合は、個別具体的に検討する必要
があります。その時は、目次に戻って事例を探してください。
○アプリケーションがフリーズした
アプリケーションが突然フリーズして、操作不能に陥ることはしばしば起こります。これには
いくつかの原因が考えられます。原因と個別の対処方法は後述しますが、ひとまず再起動しま
しょう。
フリーズしたアプリケーションを強制終了する方法は、覚えておくと便利なTipsの
アプリケーションの強制終了の項目を参照してください。
原因1:システムが不安定になっている
この場合、大抵は「機能拡張」・「コントロールパネル」・「初期設定」などの、主要なファ
イルに欠損があります。サードパーティー製の機能拡張書類などをインストールしている場合は
可能な限りはずしましょう。このとき、「機能拡張」フォルダから手動ではずすのではなく、
「機能拡張マネージャ」を使用します。
それでも改善されないときは、アップル社から配布されている「Disc First Aid」で検査して
ください。問題が見つかれば警告を出し、修復を試みます。
原因2:フリーズしたアプリケーション自体が不安定になっている
一部のアプリケーションは、システムが持っているファイルを使用してたり、独自にファイル
を追加します。これらのファイルが欠損している場合、そのアプリケーションが不安定になるこ
とがあります。大抵は「***が必要です」などの警告を出しますが、オンラインウェアなどで
は出さないものもあります。
この場合、普通は取扱説明書やreadmeに書かれていますので、参照してください。開発元の
ウェブサイトにも、有力な情報があるかも知れません。
原因3:システム、またはアプリケーションに負荷がかかりすぎた
たとえ高性能なチップを搭載していても、コンピュータが一度に処理できる上限はあります。
もしかすると、ユーザーの理不尽な要求に、愛機はすねてしまうかもしれません。ユーザーは、
大切なファイルを失わないためにも、コンピュータの作業状態に気をかけてやるべきです。
どのくらいの仕事量でご自分のマシンの機嫌が悪くなるのかは、長いつきあいのウチに自ずと
分かってくるでしょう(^^
目次へ戻る | 基本的な問題解決のTipsへもどる | 覚えておくと便利なTipsをみる
○「タイプ**エラー」の警告が出た
これは、エラーの「タイプ**」によって原因と対処方法が異なります。
エラーのタイプと原因をハッキリ理解し、適切な対処をしないとさらに悪化させる可能性もあ
りますから、作業は慎重に行ってください。
なお、「タイプ**エラー」は「システムエラー タイプ**」とは全くの別物ですので、注
意してください。「タイプ**エラー」は、エラーコード(数字)が「正の値(+の値)」です。
一方の「システムエラー」はエラーコードが「負の値(−の値)」です。
また、以下に挙げるエラーのタイプはOS8.1以前のものです。基本的にはOS9にも対応します
が、一部異なる可能性があります。この点については、わかり次第修正を加えていきます。
以下にエラーの種類を列挙します。
・タイプ1エラー( ID=1:Bus Error )
もっとも頻繁に発生するエラーの一つです。これは、アプリケーションが、存在しないはず
のメモリにアクセスしようとしたときに発生する「バスエラー」の一つです。多くはアプリケ
ーションのメモリ管理に問題があります。
しかし、相性や偶発的なことが原因で発生することもあり、実際には原因が特定しにくいエ
ラーでもあります。
・タイプ2エラー( ID=2:Address Error )
これもよく発生しますが、前述のタイプ1エラーがアプリケーション側の問題であったのに
対し、こちらはCPUがメモリの読み出しに失敗したケースです。
一般的には偶発的なエラーですが、特定のアプリケーションでのみ発生する場合は、システ
ムとの相性を疑う必要があります。
・タイプ3エラー( ID=3:Illegal Instraction Error )
これはCPUが、理解不能なデータを受け取ったときに発生します。
たいてい、誤ってデータ領域がCPUに送られたケースが多く、偶発的エラーであると解され
ています。
しかし、このエラーが出る場合にはメモリの内容が乱れている可能性があるため、再起動し
た方が安全でしょう。
ちなみに、普通はタイプ2エラーが先に起こりますから、こちらは滅多に発生しません。
特定のアプリケーションで頻発するなら、システムとの相性かアプリケーションのバグが考
えられますから、ユーザーサポートなどに相談するのが吉でしょう。
・タイプ4エラー( ID=4:Zero Divice Error )
これは「0による除算エラー」と呼ばれるエラーです。ある値を0で割ると解は「不定」と
なりますが、CPUは「不定」というデータを扱えないため、パニックを起こしてしまうという
わけです。
普通は偶発的に発生しますが、特定のアプリケーションでのみ頻発するようなら、プログラ
ム上のバグが考えられます。
余談ですが、アプリケーションのデバッグを行う際には「0による除算」を行うことがあり
ます。これは下のタイプ5エラーと関係しますが、出荷時に「0による除算」のコマンドを取
り忘れると、当然ユーザーのところで「0による除算」が実行されて、不具合になるわけです。
いわゆるケアレスミスですね(^^;
・タイプ5エラー( ID=5:Range Check Error )
このエラーは「範囲チェックエラー」と呼ばれます。アプリケーションが扱うさまざまな数
値は、計算する前に領域のチェックをすることができます。例えば、先ほどの「0による除算」
を防ぐために、割り算をする前に解が0でないかどうかチェックしてから計算させることがで
きます。しかしこのチェック時に、範囲外の数値が発見されるとこのエラーが現れます。
特定のアプリケーションでタイプ5エラーが頻発するときは、アプリケーションのバグが考
えられます。
・タイプ6エラー( ID=6:Overflow Error )
これは「オーバーフロー・エラー」と呼ばれるものです。コンピュータが扱える数値の大き
さには限界がりますが、この限界を超えた数値を扱おうとするとこのエラーが現れるます。
特定のアプリケーションでタイプ6エラーが類発するときは、これもアプリケーションのバ
グが考えられます。
・タイプ7エラー( ID=7:Privilege Violation Error )
タイプ7エラーは「アクセス権違反エラー」と呼ばれ、何らかの拍子で普段使っているスー
パバイザモードからユーザモードに入ってしまったために起こるエラーです。
最近はあまり見かけなくなったエラーの一つです。というのは、古い機種でCPUにMotorola
68000シリーズを使っているマシンによく起こるエラーだからです。普段の使用で意識する必
要はありませんが、このシリーズのCPUにはスーパバイザモードとユーザモードという2つの
モードがあります。Macは通常スーパバイザモードで動いていますが、なにかの拍子にユーザ
モードに入ってしまうと、ユーザモードでは利用できる命令が制限されているため、スーパバ
イザモードでしか使えない命令が指示されると、このエラーが現れるのです。
・タイプ8エラー( ID=8:Trace Mode Error )
タイプ8エラーは「トレースモードエラー」です。Macのプログラミングをするときは、ト
レースモードというのを頻繁に使います。これは命令をひとつひとつ実行しながら(トレース)
動作を確認できるモードで、いわゆるデバッグ作業をするときに必要になるものです。
しかし、トレースモードで動かす時はデバッグツールが必要になるため、トレースモードに
入ったのにデバッグツールがインストールされていない時に、このエラーが現れます。
通常使っているときは、偶発的にトレースモードに入ってしまったということでしょう。
このタイプ7・8エラーは、どちらも特定のアプリケーションで頻発する場合には、アプリ
ケーションとシステムとの相性問題が考えられます。
・タイプ9エラー タイプ10エラー
タイプ9・10エラーは「トラップエラー」と呼ばれ、それぞれライン1010とライン1111
のエラーです。 MacのROMに納められている実行ルーチン表にない命令が伝えられたときに起
こるエラーで、どちらも特定のアプリケーションで頻発する場合には、アプリケーションのバ
グが考えられます。
ただし、単にお使いの機種にアプリケーションが対応していないだけ、ということも考えら
れますから、ユーザーサポートに連絡を取るのも一つの手です。
・タイプ11エラー( ID=11:Miscellaneous Hardware Exception Error )
このエラーは「パワーマッキントッシュ」シリーズに固有の、「一般的なエラー」です。主
コンフリクトが原因となりますが、プログラムミスやパワーマックに適合しないアプリケーショ
ンの非互換など、いろんな可能性が考えられるます。
通常はバスエラー、アドレスエラー、または不正命令エラーを指しています。
対応策としては、機能拡張ファイルの検査、PRAMクリア、デスクトップの再構築、システ
ムの再インストールなど、基本的な対処で直ることが多いようです。
・タイプ12エラー( ID=12:UnImplemented Core Routine Error )
タイプ12エラーは「インプリメントされていないコアルーチンのエラー」(意味不明^^;)。
プログラマがアプリケーションを作っている最中は、プログラムのあちこちにブレークポイン
ト(一旦停止するところ)を設定して、部分ごとの動作に間題がないかどうかを調べるそうで
す。しかし、出荷前に取り除くのを忘れてしまうと、ユーザーがアプリケーションを起動した
時に、ブレークポイントにぶつかり、このエラーが現れます。
ある日、突然発生するのは不思議ですが・・・(−−;
特定のアプリケーションで頻発するときは、アプリケーションのバグでしょう。
・タイプ13エラー( ID=13:UnInstalled Interrupte Error )
このエラーは「インストールされていない割り込みエラー」と呼ばれます。キーボードやマ
ウスは、いつ使われるか分からないため、常にキーボードやマウス用のプログラムがメモリ上
に常駐しています。このようなプログラムがメモリ上に読み込まれていないときに、キーポー
ドなどが使われるとこのエラーが現れます。
システムが壊れた可能性が高いので、システムを再インストールしてみてください。
・タイプ14エラー( ID=14:IO Core Error )
IOとはInput/Outputの略です。デバイスなどを扱うコードにエラーが発生すると、このメッ
セージが出ます。再起動で復旧するでしょう。
・タイプ15エラー( ID=15:Segment Loader Error )
このエラーは「セグメントローダー・エラー」と呼ばれます。アプリケーションを起動した
ときは、普通プログラムを丸ごとメモリに読み込まず、セグメントと呼ばれる単位に分割され
て必要なセグメントのみが読み込まれます。
これは、少しでも多くのデータを記憶する場所を確保したい(メモリを解放したい)からで
す。つまり、アプリケーション起動中は、常にセグメントの読み込みと解放が頻繁に行われて
いるため、このセグメント管理に問題が生じると、このエラーが現れます。
パワーマックに対応していないアプリケーションの場合に起こりやすいエラーです。
今時、パワーマック非対応のアプリケーションなどないはずですので、システムファイルが
壊れた可能性があります。システムを再インストールしてみてください。
・タイプ16エラー( ID=16:Floating Point Error )
いわゆる「浮動小数点演算エラー」です。再起動で復旧します。
・タイプ17〜24エラー( ID=17〜24:Package ? not present )(?には0〜7の特定の数値が入ります)
タイプ17からタイプ24までのエラーは「パッケージ不明エラー」です。ファイル管理、
ディスク初期化など、Macの基本的な動作を司るプログラムはパッケージに分割されています
が、このパッケージをうまく読み込めないと、このエラーが現れます。
主にシステムファイルが壊れている可能性が高いので、システムを再インストールしてみて
ください。
なお、システムファイルが壊れているときは、このエラーの他にもタイプ15、16、26、
27、30、31などのエラーも併発します。
・タイプ25エラー( ID=25:Out of Memory )
メモリが足りなくなるとこのエラーが現れます。しかし、直接このエラーが起こることは少
なく、他のトラプルの結果としてメモリ不足が起こることが多いため、原因を特定することは
非常に困難です。
とりあえず再起動して、様子を見ましょう。
・タイプ26エラー( ID=26:Can't Launch File )
ファイルを正常に展開できなかったときに発生します。主にアプリケーションの欠損が原因
ですので、問題のあるアプリケーションを再インストールしてみてください。
・タイプ27エラー( ID=27:File System Map has been trashed )
危険な香りのエラーです(爆)。「不当な領域にアクセスしようとした」場合に表示される
エラーです。特に、「ファイルシステム・マップ」の破壊が疑われるため、放っておくとHDD
自体が破壊されかねません。
問題のあるHDDとは別のHDDにシステムが入っているなら、そちらから起動して、可能な限
りのデータをバックアップしてください。バックアップしたデータは、市販の復旧ソフトなど
で入念に検査したあと、問題がないことを確認しつつ、作業スペースに戻すことをお薦めしま
す。
問題の発生したHDDは、完全にフォーマットしたほうが安全です。万全を期すなら「物理フォ
ーマット」がよいでしょう。
・タイプ28エラー( ID=28:Stack has moved into Application Heap )
これも珍しいエラーです。「スタックがヒープに移動した」時に発生します。(また意味不
明^^;)タイプ25エラーと同じように、他のトラブルの結果として発生することが多いよ
うです。
システムが破壊された可能性があるので、再インストールを試みてください。
・タイプ30エラー( ID=30:Request User to reInsert ff-Line Volume )
このエラーは「接続されていないボリュームを挿入してくれ」という意味です。あるボリュ
ームが発見できないときに発生しますが、原因は特定できないでしょう。
ひとまず再起動して、様子を見てください。
必要ならシステムを再インストールします。
・タイプ31エラー( ID=31:Not the Disk )
「そのディスクは違うよ」、詰まるところ「そのディスク、壊れてるんじゃない?」という
意味です。(^^;
リムーバブルディスクなどで、正常に読み書きできないときに発生します。
・タイプ41エラー( ID=41:Can't load the Finder Error )
このエラーは、ファインダーを見つけられなかったときに発生します。
普通は再起動で復旧します。
目次へ戻る | 基本的な問題解決のTipsへもどる | 覚えておくと便利なTipsをみる
○「システムエラー タイプ-**」の警告が出た
「システムエラー」は「タイプ**エラー」よりも重傷で、システムそのものが悲鳴を上げて
いる時に発生します。主な原因はコンフリクトなどですでの、機能拡張の相性などを疑った方が
よいでしょう。
なお、システムエラーの数値は、すべて「負の値(−の値)」で表示されます。
あまりに頻発するようであれば、市販の修復ソフトでチェックしたり、システムをクリーンイ
ンストールしてみてください。
以下にシステムエラーの種類を列挙します。
・タイプ0〜-8エラー( ID=0〜-8 )
一般的なシステムエラー
・タイプ-9〜-21エラー( ID=-9〜-21 )
カラーマネージャーエラー
・タイプ-17〜-61エラー( ID=-17〜-61 )
ファイルやディスク入出力に関するシステムエラー
・タイプ-33エラー( ID=-33 )
ディレクトリが一杯である
・タイプ-34エラー( ID=-34 )
ディスクが一杯である
・タイプ-35エラー( ID=-35 )
そのようなディスクが存在しないか、Macintoshが探しているディスクを見つけられない
・タイプ-37エラー( ID=-37 )
ファイル名に間違ったものが含まれている
・タイプ-39エラー( ID=-39 )
壊れたファイルがディスクに存在するか、またはディスク自体に問題がある
・タイプ-41エラー( ID=-41 )
ファイルが大きすぎてメモリに入りきらない
・タイプ-42エラー( ID=-42 )
ファイルを開きすぎている
・タイプ-43エラー( ID=-43 )
ファイルやフォルダが見つからない
・タイプ-44エラー( ID=-44 )
ディスクが書き込み禁止でロックされている
・タイプ-45エラー( ID=-45 )
ファイルがロックされている
・タイプ-46エラー( ID=-46 )
ディスクがロックされている
・タイプ-53エラー( ID=-53 )
ボリュームが切り離されている
・タイプ-56エラー( ID=-56 )
ドライブ番号に問題がある
・タイプ-57エラー( ID=-57 )
Macintoshのディスクではない
・タイプ-60エラー( ID=-60 )
ディスクのディレクトリブロックに問題がある
・タイプ-61エラー( ID=-61 )
書き込み許可エラー
・タイプ-64〜-90エラー( ID=-64〜-90 )
ディスクに読み込み中に問題が発生した
・タイプ-66エラー( ID=-66 )
フォントに問題がある
・タイプ-91〜-99エラー( ID=-91〜-99 )
Apple Talkのエラー
・タイプ-108〜-117エラー( ID=-108〜-117 )
仮想メモリの割り当てエラー
・タイプ-120〜-127エラー( ID=-120〜-127 )
ディスクやディレクトリのHFSエラー
・タイプ-126エラー( ID=-126 )
メニューのトラブル
・タイプ-128エラー( ID=-128 )
メニューのトラブル
・タイプ-130〜-132エラー( ID=-130〜-132 )
そのほかのHFSエラー
・タイプ-147〜-158エラー( ID=-147〜-158 )
カラーマネジメントの問題
・タイプ-185〜-199エラー( ID=-185〜-199 )
リソースマネージャのエラー
・タイプ-200〜-232エラー( ID=-200〜-232 )
サウンドまたはサウンドファイルに関する問題
・タイプ-250〜-261エラー( ID=-250〜-261)
MIDIマネージャに関する問題
目次へ戻る | 基本的な問題解決のTipsへもどる | 覚えておくと便利なTipsをみる
○その他のエラーメッセ−ジ・警告が出た
システムは上に挙げた以外の警告も発します。たとえばApple Talkの接続解除や、プリンター
のエラーなどです。これらの警告は、たいてい注意を促すだけで、システムそのものへの影響は
ありません。
警告の内容をよく読み、次に採るべき行動を考えてください。
なお、システムが表示するエラーはすべて日本語です。
英語の警告が出た場合、それはサードパーティーのアプリケーションやコントロールパネルな
どが発したものと考えられます。付属の取扱説明書やヘルプ、作者のウェブサイトなどで対処法
を見つけてください。
目次へ戻る | 基本的な問題解決のTipsへもどる | 覚えておくと便利なTipsをみる
○アイコンが「白紙」になった
(ダブルクリックしても開かなくなった)
アプリケーションや書類のアイコンが「白紙」の書類になることがあります。このようになる
と、ダブルクリックしてもアプリケーションが起動しなくなったりします。
このようなとき、デスクトップの再構築で正常な状態に戻すことができます。
手順については、覚えておくと便利なTipsのデスクトップの再構築の項目をご覧ください。
目次へ戻る | 基本的な問題解決のTipsへもどる | 覚えておくと便利なTipsをみる
○起動時に「?」マークのフロッピーディスクが表示されて、起動できない
これは、Macの起動ROMが、システムを見つけられていないサインです。
原因は、主にシステムフォルダの異常が考えられます。
復旧方法ですが、まずはシステムのバージョンを思い出してください。購入してから1度もシ
ステムをアップデートしていなければ、付属してきた起動用のCD-ROMが使えます。
もしアップデートしていたなら、用意できる最新のシステムが入ったCD-ROMを使ってくださ
い。ただし、Macに入っているのがOS9でCD-ROMがOS8などというのは、状況をさらに悪化さ
せる可能性があるので、避けてください。
次に、以下の手順でシステムを点検してください。
電源が入った状態で、CD-ROMをドライブにセットする。
↓
強制的に再起動し、起動音が鳴ったらすぐに C を押し続ける。
↓
背景にCDが表示されたらキーを離す。
↓
CD-ROMの中から、Disc First Aid を起動する。
↓
以下、Disc First Aid の指示に従って修復を試みる。
↓
再起動する(このときは何もキーを押さない)
たいていの場合、これだけで復旧できます。それでもダメなら、もう一度CD-ROMから起動し、
コントロールパネルの「起動ディスク」を開いて、いつも使っているHDDを起動ディスクに設定
してください。
また、Disc First Aid 以外に、市販のディスク修復ユーティリティーを使うのもよいでしょう。
ただし、対応するシステムのバージョンには注意してください。
目次へ戻る | 基本的な問題解決のTipsへもどる | 覚えておくと便利なTipsをみる
○起動音が異常で、Sad Macが表示された
起動時に、通常の「ジャーン!」という起動音ではなく、「キキーッガシャン!」という、心
臓の止まりそうな音が出ることが、ごく希にあります。
このときは、アイコンパレードに進まず、悲しい顔をしたMac(Sad Mac)が表示されて起動
が中断します。
これは、外付け機器や内蔵ストレージの接続が不正確であることを表しています。
たとえば、外付けSCSI機器のコネクタが抜けかかっていたり、断線していたりするとMacが認
識できず、起動することができません。また、内蔵のHDDやZIPドライブが正しく接続されていな
かったり、メモリが正しく挿されていない場合も同様です。
よくあるのは、SCSI IDの重複やMaster/Slaveモードの誤りです。
何か記憶装置や周辺機器を追加した直後に起こったのなら、一度IDやモードを確認し直してく
ださい。
ある日突然起こったなら、メモリを挿しなおしたり、コネクタを挿しなおしてみてください。
それでも直らなければ、おそらくロジックボードの故障です。最寄りの販売店などに点検・修
理を依頼してください。
なお、接続状態を確認したり設定を変更するときは、必ず電源を落とした状態で行ってくださ
い。通電したままで行うと、ショートによってロジックボードを壊したり、最悪の場合感電事故
に繋がって大変危険です。
強制的に電源を落とす方法は、「覚えておくと便利なTips」を参照してください。
目次へ戻る | 基本的な問題解決のTipsへもどる | 覚えておくと便利なTipsをみる
○何となく不安定だ
こういった、漠然とした不安定さは、放っておくとシステムの故障に繋がったりして危険です。
しかし、原因が分からないために、適切な対処法が見つからないことはよくあります。
こんなときは、先に「アイコンが『白紙』になった(ダブルクリックしても開かなくなった)」
で紹介したように、デスクトップの再構築を試みてください。たいていの場合、これで機嫌がよ
くなります。
これでもまだ不安定な場合は、PRAMクリアを試してください。
なお、念のため、システムフォルダのバックアップをお薦めします。
具体的な方法については、覚えておくと便利なTipsのPRAMクリアの項目を参照してください。
目次へ戻る | 基本的な問題解決のTipsへもどる | 覚えておくと便利なTipsをみる
ここでは、特にOS 9の便利なTipsに焦点を当てて解説します。
ほかの章で紹介している問題への対処方法の説明にも使用しています。
○デスクトップの再構築
アイコンが真っ白な書類になったり、書類をダブルクリックしても正しいアプリケーションが起動
しない場合、デスクトップファイルが破損している可能性があります。
このようなときは、以下の手順に従って処置してください。
Macを再起動する
↓
アイコンパレードが終わると同時に command + option を押し続ける
↓
「デスクトップを再構築しますか?」というダイアログにOKを返す
これによってデスクトップの再構築が行われ、アイコン情報が復帰します。デスクトップが表
示されたら、念のためもう一度再起動しておきましょう。
目次へ戻る | 基本的な問題解決のTipsをみる | 覚えておくと便利なTipsへもどる
○PRAMクリア
Macが起動するときには、まずPRAMと呼ばれるメモリから、ネットワークや時刻の設定など
が読み出され、それに続いてシステムがロードされる仕掛けになっています。
PRAMとはParameter RAMの略で、システムの基本的な設定が納められており、起動時には
起動ROMの次に読み込まれます。
このPRAMに格納したデータが破損したりすると、ネットワークにつなげなかったり、時計が
狂ったり、最悪の場合はMacが起動しなくなったります。
PRAMクリアの方法ですが、まずコントロールパネルの以下の項目をメモします。
・「インターネット( Internet Config )」
・「TCP/IP」
・「日付&時刻」
・「リモートアクセス」
・「モデム」
Macを再起動する
↓
起動音が鳴ったら、すぐに option + command + p + r を押し続ける
↓
もう1度起動音が鳴ったら、押していたキーを離す
↓
必要な情報を元に戻す
本来、PRAMには「前半」「後半」という区分があって、それぞれ記憶されるものが違います
が、この方法で掃除できるのは「前半」の部分のみです。これ以上は非常に難解ですので、専門
書に譲ります。
なお、このPRAMクリアは、最初に述べたように、コントロールパネルの情報を書き写さねば
なりませんし、忘れているとインターネットに接続できなくなったり、LANに入れなくなったり
して難儀です。
少しでも危険を冒したくないと思うなら、専用のユーティリティーがありますから、そちらを
試してください。情報のバックアップから書き直しまで、すべて自動で行ってくれる優れもので
す。
ただし、対応するシステムのバージョンには注意してください。
推奨ユーティリティー:TechTool・TechTool Pro
目次へ戻る | 基本的な問題解決のTipsをみる | 覚えておくと便利なTipsへもどる