ソロ&関連アルバム
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d'assolo/ドディ・バッタリア (2003)
2003年に発表されたドディのアコースティックギターによるソロです。
ギター大好きっ子の彼にとっては念願の作品でしょうが、どの曲も音色が同じに聴こえてしまい、なんとなく聴いていると気づかないうちに次の曲にな
ってたりします。
どれか一曲を挙げるとしたら、(無理矢理考えて・・)私的には3曲目でしょうか。
他のギターの音色よりは加工していない感じがする、かなあ。。
楽器に関してあまり明るくない私なのでアタマからケツまでギター三昧ですと結構キツいですね。
せめて「ピエール」な感じ、「ドマーニ」の感じでプーファンの気持ちをくすぐってくれたら良かったのにと思います。
当然、全編歌は入っていないので、彼の美声に酔いしれる事は出来ません。。。




世界/リッカルド・フォッリ (1976)
イタリア物の紙ジャケット仕様ラッシュの恩恵を受けて(?)発売された2ndソロ。
レコード会社もメジャーどころはもう押さえきってしまったようですね。

ジャケットは内ジャケ含めてアイドルのプロマイド写真状態です。
76年というとイ・プーは「POOHLOVER」を発表しバンドアンサンブルを重視したロック路線にシフトチェンジを始めた
時期ですが、このアルバムは派手なオーケストラととことん甘いボーカルが印象的な「ミラノの映像」の頃を思わせる作品。
実際、プーでお馴染みジャンカルロ氏がプロデュースを担当していますが、やはり「ミラノの映像」と比較するとメロディに
華がなく、ヴォーカルスタイルもずーっと同じなので、2,3曲ピックアップして聴く分には「あら〜素敵」で良いのですが通し
て聴くのはかなり辛い作業です。
プーの「in silenzio」も取り上げていますが、これがまた甘い、甘い、甘い。。。そして甘い。
ロビーの作品をよくもこんなクソ甘い曲にしやがって!的な怒りすら感じます^^
もちろんプーも甘い曲は多いですが、彼らの場合「甘酸っぱい」、この「酸っぱさ」が重要で、実はそこらへんが40年以上
活躍できた部分ではないかと勝手に思っています。
この曲を聴くとロビーとリッカルドの方向性の違いが良く判るし、やはり彼は優秀な“歌い手”ではあるけど、“アーティスト”
ではないんだなあと実感します。

今思えばプーを離れたのは自然な流れだったような気がしますね。
プーという「世界」でふるいにかけられ、必要なものは残り、そうでないものは淘汰され、更に必要なものは注入され、
そしてまたふるいにかけられ、今があるのでしょう。




太陽、空気、光、空/リッカルド・フォッリ (1977)
「世界」の翌年に発表された3rdアルバム。
この人、全く変化してませんが私は「世界」よりこちらの方が好きです。
たいして違いはない気がするのですが明らかにこのアルバムは素直に「良い」と思えてしまいます。
ジャケットはご覧のようなうつむき加減の写真1枚のみが使用されています。
「世界」での、「ボクかっこいい?でしょ?ボクもそう思う」みたいな嫌らしさはなく、どこかちょっと悩んでる様子、鬱かな?って様子。
1曲目「回想」の歌詞からもその後ろ向きな雰囲気が漂います。
この1曲目から3曲目「パオラ」までの流れは少々アンチ・リカルドの私でさえも身を乗り出してしまうほど美しい。
リカルドの詩による「パオラ」を聴くと、彼は愛する女のためなら人気バンドもヒョイと脱退しちゃうよな〜と妙に納得。



第14回世界歌謡祭ライブ (1983)
「イ・プー/星へのパスポート」収録。

今や伝説(?)と化した第14回ヤマハ世界歌謡祭での演奏です。
アルバムテイクとほぼ変わらない演奏ですが、ドディのギターがかなり大きく収録されていてよりハードな印象。
以後pooh自身あまりやらない曲だしライヴアルバムにも一度も収録された事がないので、この日本での演奏記録は貴重ですね。
ロビーのヴォーカルは高音があまり出ておらず「どうしちゃったのかな?」と思っていたら、後の何かのレポートによると「日本の
舞台に立てたことに感動しちゃって、、」という事らしいですね。
うーん、ロビーって純粋な人です。
レッドは相変わらずわが道を行く感じで飛び跳ねておりましたが。

この年の優勝はニュートン・ファミリーで、Poohは「入賞」というちょっと中途半端な賞をいただきました。
まあ賞に関してはどうでもいいのですが、世界歌謡祭という性格上、もう少し落ち着いた曲やバラードの方がアピール性は
あったのではないでしょうか。
同時期に発売された「北回帰線」からの曲なら「希望は果てしなく」や「聞かせてよ愛」あたりを持ってくれば優勝していたか
もしれません。
でも、、、彼らはそんな打算的なことはしません、その時自信のある曲、やりたい曲を演奏したpoohに拍手です!                  



Roby Facchinetti/ロビー・ファッキネッティ(1984)
1983〜85年あたりのプーは音楽的にアプローチを変えつつあり、更に海外レコーディングしたり世界歌謡祭に
エントリーして日本に来たりと、かなり積極的な活動を繰り広げていました。
そんな中でこぞってメンバーたちはソロアルバムを発表し、そして再びプー節全開のアルバム作りに戻って行っ
た訳です。

これはヤマハ世界歌謡祭での来日後に制作されたキーボード&メイン・ヴォーカリスト、ロビーの1stソロ。
プロデュースと作詞(1曲のみ、他は全てはヴァレリオ・ネグリーニ)をステファーノが担当し、レッド、ドディは1曲
ずつ演奏、フランコ・モナルディもアレンジで参加、Poohのおなじみの面々が強力にバックアップ、しかも娘さんの
アレッサンドラとのデュエットまで披露してまるでお祭り騒ぎのアルバムです。
インストが3曲収められていますが非常にきれいな音色で好感が持てますし、十八番のバラードもじっくり聞かせ
てくれるし、全体的な印象として非常にポジティヴなのが良い!
ロビーは「物凄く」性格が良いと言われていますがこのソロ・アルバムを聞くと妙に納得、聴き終わるととっても優
しい気持ちになれる作品で、日本語タイトルも素敵なロビーさんを演出する好タイトルが並んでいます。

最後の曲の歌詞に、「僕は心を伝えたいんだ、嘘なんかつかずに、太陽に捧げられた果実のように、あるがまま
の姿を」とあるのですが、それは私が思い描いていたロビー像そのままでとても感動しました。。。。で、でも作詞
はヴァレリオさんです。
Poohはそれぞれのメンバーが役割分担をしていて敢えてリーダーを立てずに今日まで至っていますが、このア
ルバムを聴くとロビーが音楽的なリーダーである事がよく分かりますね。
まさにライナー通り「私がPoohである。」と言わんばかりの気合の入ったアルバムです。

曲目
1.親愛なる友に        
2.私の行く道
3.人生
4.二人の素晴らしい人

5.咆哮の時
6.ディン・ディン・ディン
7.ホリデイ・イン
8.ふりむいた心
9.ありがとう僕のために





Fai col cuore/ロビー・ファッキネッティ (1993)
ロビーの2ndソロ。
1stソロの後にこのアルバムを聴いたら、「し、しぶ〜い」って声に出して言ってしまいました(笑)
それもそのはず、ちょうどPoohが「Uomini soli」、「IL CIELO E BLU SOPRA LE NUVOLE」とオッサン路線まっしぐらの頃の
アルバムですから!  まあ、それだけ歳を取ったわけです。
84年のソロ第1作目では、インストを数曲配してキーボード奏者であることも主張しつつ若干バンドとの差をつけていました
が、このアルバムでは完全にヴォーカリストとしてのロビーが前面に押し出されていて、ヴァレリオ・ネグリーニ作詞、ロビー
作曲、アレンジをフィオ・ザノッティ、、、知らずに聴いたらイ・プーのアルバムと勘違いしてしまいそうです。
久々にオーケストラと競演していますが、改めてロビーの曲はオ−ケストラの音と相性が良いなと思いましたね。



Piu'in alto che c'e'? /ドディ・バッタリア (1985)
ギタリスト・ドディの1stソロアルバムで、作詞ではヴァレリオ・ネグリーニも参加しています。
プロデューサー業でこの後プーと多数の作品で関わる事になるフィオ・ザノッティ氏もアレンジ、キーボード等でサポート。
そのためか、「GIorni Infiniti 果てしない夢路」(86年)に収められていてもおかしくないような曲が結構あります。
ドディ自身もギターの他に鍵盤楽器も演奏しているようで、「北回帰線」(83年)からロビーが使っているフェアライトのシンセ
もクレジットされています。
印象はpoohそのもので、当然といえば当然ですがロビーのソロ同様、彼もまた「僕もPoohです」状態。
ギタリストのソロですとついつい楽器のテクニックに走りがちですが、このアルバムはヴォーカル主体の「ロビーには負けない
よ!」と言わんばかりの力作で、タイトル曲では究極のドディ節を披露、うん、やっぱり君はイ・プーだよ!と認めざるを得ません。
しかし、、、、、このジャケットのデザインだけは疑問です。
デザインはプーの作品も手がけているチームですが、ロビー1stソロのソフトな光線による美しい表情に対し、ドディの顔は厚
塗りメイクがバレバレのちょっとお疲れ気味な感じでいただけませんね。




io e red/レッド・カンツィアン (1986)
ロビー、ドディに続く、ベーシスト・レッドのソロアルバム。
プーのメンバーたちも所々で顔を出しています。
イ・プーでの彼の作品を聴くとあまり曲作りのうまい人ではないという印象がありましたが、このアルバムはなかなかどうして!
とても気持ちのいいポップスアルバムとなっています。
まさかイ・プーでは出し惜しみしてるんじゃないのか?位の様々なアプローチで聴き手を楽しませてくれます。
プーにも通じる曲もありますがベースの人だけあってメリハリの利いた曲が多く、ラスト曲ではお得意のからみつくようなウネウ
ネベースでクールに格好良く幕を閉じていきます。
ロビーの「「私がPoohである。」、ドディの「僕もPoohです。」に対し、レッドは「俺はPoohだけじゃなくこんなのもやりたい」という感
じでしょうか。
決して聴き手を捉えて離さないっていうメロディはありませんが、若々しく、爽やかで、非常に好感の持てるアルバムです。
彼の曲作りは90年代に開花し、彼の曲がシングルになる事も多くなりますが、プー独特のメロディや雰囲気とはかけ離れてし
まっています。

このアルバムジャケットもドディのソロやプーのアルバムでおなじみのチームですが、はっきり言って面白くも何ともありません。
アイドル歌手の廉価版CDのような写真です。
プーのメンバーたちはあまりジャケットにはこだわらないのでしょうか・・



APPUNTI PER UN'IDEA FISSA/CAPSICUM RED (1972)
Poohのベーシスト、レッド・カンツィアンがPooh加入前に在籍していたロックグループ。
レッドはギターとヴォーカルを担当しています。
グループ名から想像すると、在籍というより彼自身のバンドだったのかもしれません。
この時期のイタリアンロック界はこぞってプログレッシヴな音楽を演っていましたが、このバンドもご多分に漏れずプログ
レっぽいです。
なにせベートーベンのソナタ第8番やってますから・・・。
でもアレンジは雑で単純にロックアンサンブルで演ってみた、という程度です。
録音状態も悪く時代を感じますが、「悲愴」の第2楽章や4曲目「Rabbia&Poesia」はいかにもなイタリアンロックの“泣き”
の部分であり、とてつもなく美しいです。
どうせならもう1枚作って「月光」あたりもやって欲しかった・・
Poohにレッドが加入し制作された「パルシファル」の原型を見た気がします。



Sentirsi Uniti /リッカルド・フォッリ (1990)
リッカルド・フォッリのアルバムは、1984年の「Torna a sorridere」(邦題:微笑みのもどる時)が物凄く好きだったのですが、
それ以前、以後とも特に聴きたいとは思っていませんでした。
では何故このアルバムを買ったのか?
実は当時プーの「Uomini Soli」が発売され新宿のレコード屋さんにて購入したんですが、家に帰って袋から出してみたらこの
アルバムが入っていたのです・・・
普通だったらこのまま即返却なんですが、手元にある以上どうしても聴きたくなってしまって封を切ってしまいました〜。
そして次の日、また新宿までの長旅を敢行、特にクレームを言うわけでもなくもう一度フツーに「Uomini Soli」を購入した次第
です。
「Torna a sorridere」から比べるとだいぶ落ち着いた音になってまして、ジャケットのお顔もイメージが変わってます。
まあ歳相応なんでしょうが、ちょっと寂しかったりもしました。
でもやっぱり彼の声を聴くと「ミラノの映像」を思い出してしまい感慨深いです。



「Torna a sorridere」(邦題:微笑みのもどる時)/リッカルド・フォッリ (1984)
このアルバムは非常に思い出深く、確か高1の時にロビーの初ソロアルバムと一緒に購入したと思います。
だから今でもロビーのソロを聞いた後はついついこのアルバムをターンテーブルに乗せてしまいます。
ロビーの垢抜けたメロディ(当時)に対して、非常に影のあるメロディと歌声でいかにも女心をくすぐる感じ。
そしていかにも80年代といったかんじのきらびやかな音で妙に懐かしい気持ちにさせられますね。
前作で「初めての恋人」を再録音していますが、彼の数あるカバー曲の中では唯一成功していている作品、その勢いがこのアルバムにも感じます。
pooh同様脂の乗った時代だったんですね。

後ろ側のジャケットでは、白いガウンを着てサングラスをした彼がプールサイドで電話しております。こいつ、相当なスケコマシだな、と思わせる写真で
あり、ロビーソロの内ジャケ写真(愛犬を従えて作曲に没頭している2枚組の素敵な写真)とのギャップに笑ってしまいます。




ベスト盤/リッカルド・フォッリ (2005)
2005年発売のリマスター2枚組ベスト。
70年代の曲が多く、イ・プー時代の曲は90年代に録音したものです。
ニュートロルスのビットリオ・ディスカルツィ作曲のものも数曲あり、これがまたニュートロルス然としたシンフォニック系で
面白いです。(オーケストラアレンジがコンチェルトグロッソ2と同じだったりして)
やっぱりフォッリ氏の声はモンブランケーキのようにあま〜〜〜いですね。もし脱退しないでイ・プーに残っていたら。。。
プーはもっとソフト路線になっていたかもしれません。



Pinocchio/Il grande Musical  (2003) 
前年発売された「Pinocchio」のオリジナル・サウンド・トラック盤。
実際のミュージカル・キャストが台詞を交えながら、POOHのメロディを歌っています。
前作を聴いて「これがミュージカルのスコア?」って思ってしまいましたが、未発表の楽曲も多数あり、かなり良い感じで仕立て
られていると思います。
ドラムやギターも入りますが、POOHのメンバーは演奏していません。(1曲のみドディがアコースティックギターで参加しているようです。)





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