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備忘録:Dirt2 テクスチャ改造     その2はこちら

Colin McRae Rally2.0以来、久々のCodemaster製レースゲーム「Dirt 2」を自作機の性能テストも兼ねてインストールしてみました。

自作機の概略
CPUAMD Phenome II x4 965BE(C3)
M/BGIGABYTE GA-MA785GPMT-UD2H(rev. 1.1)
MEMCFD W3U1333Q-2G(DDR3 2GBx2)
VGAHD4200(オンボード)
OSWindows XP SP2(x86) / VISTA SP2(x86)

歴代PCはIntel/Nvidia系ばかりで、今回初めてAMD/ATI(オンボですが)を組みましたが特に不満はありません。 オンボードグラフィックなので高解像度・高設定でのプレイはできませんが最低限起動し、ゲームとして成立すれば グラフィックボード増設で確実に今より快適になります。


■インストール

XP/VISTAのマルチブート環境なのでとりあえずXPにインストール。 インストールDVDは割れてしまったので、バックアップのISOファイルをマウントし更に 起動しなかった場合を考えてアンインストール時にゴミが残らないようサンドボックス化してインストール。 普段はVMWare Workstationでテストするのですがゲーム関連はうまく動作しない場合が多いので。

インストール自体は問題ないのですが、起動時に不正コピーのチェックが行われる為 オリジナルのROMが必要になります。そこで「NoDVD」パッチを適用します。 ※NoDVD他こちらのサイトが非常に参考になります。→TM Race Sim MOD-ification DiRT2
サンドボックス領域のインストールファイルをパッチ適用済みのものと差替えdirt2.exeを起動。 起動はOKでしたがスポンサームービー後、実際のゲーム画面あたりから極端に動作が重くなり 終始コマ送り状態。インストール直後は全ての設定が最高になっているので一旦終了し設定ファイルを弄ります。
XPの場合はC:\Documents and Settings/ユーザー名/My Documents/My Games\DiRT2/hardwaresettings/hardware_settings_config.xml
VISTA以降はC:/Users/ユーザー名/Documents/My Games/DiRT2/hardwaresettings/hardware_settings_config.xmlをメモ帳等で開き以下のように設定
※上記パスは通常インストール時の参照先で、サンドボックス化している場合とは異なります。
解像度を落としてウィンドウモード、垂直同期・マルチサンプリングをOFFで起動。
<graphics_card>
    <resolution width="800" height="600" aspect="normal" fullscreen="false" vsync="0" multisampling="off">
</graphics_card>
これで大分軽くなりました。更にゲーム内のOPTIONにてあらゆる効果をLowまたはOffにすると 30FPS前後でプレイできましたがゲームパッドの入力を受け付けません。これはサンドボックス化している為で、 通常インストールするとパッドは認識されました。







dirt2.exeはコピーチェックとゲーム本体を起動するランチャーで、本体はdirt2_game.exeのようです。 サンドボックス化された実行ファイルのキャプションには[#]が付加されます。







何度かサンドボックスで起動テストしましたが、システム全体に負荷が掛かり操作が困難になったりして不安定な場合もあります。 やはり常用するなら通常インストールするべきですね。
最終的にはVISTAに通常インストールしました。

■テクスチャ改造(ツールの入手)

PC版ならではの楽しみ方「MDO」ですが、クルマ物なら定番のオリジナルカラー。好みの色やオリジナルステッカー貼ったりして 単調になりがちなプレイの清涼剤として欠かせない要素です(笑) 詳しい解説はこちらのサイトがおすすめです→TM Race Sim MOD-ification DiRT2
上記サイトを読めば必要なツールや手順が解ります。当ページではちょっとした補足を記しておこうと思います。

PSSGファイル(テクスチャデータ)のアンパック・インポートを行うためのツール「DiRT2 DDS Tools」ですが、 このツールは.NET Framework2.0が必須なのとDirt2をインストールしていないと起動しません。Dirt2の何か(ライブラリファイルやレジストリ情報等)が必要なようです。 PSSGファイルだけあってもDDSファイルを抽出できないのでDiRT2(またはDemo版で可能かも)をインストールしておきます。

私の環境ではPhotoshopを使用しているのでDDSファイルの編集をフォトショで行いますが、標準ではDDSファイルの入出力に対応していないので nVIDIAが無償配布しているDDSプラグインを利用します。こちらから 最新版(8.23.1101)をダウンロードします。DLしたPhotoshop_Plugins_8.23.1101.1715.exeを実行するとphotoshopのインストールパスが自動で設定され、そのまま進めるとインストール完了。 ところが日本語版photoshopの場合プラグインフォルダ名は「プラグイン」となっており、nVIDIAのインストーラーは英語版を対象にしているようで「Plug-Ins」という名前で新規フォルダを 作成し、そこに展開されてしまいます。このままではプラグインとして認識されないので、Plug-Ins/File Formats/dds.8biをプラグイン/ファイル形式/に、 Plug-Ins/Filters/NormalMapFilter.8bfをプラグイン/フィルタ/にそれぞれコピーします。これでDDS形式を開いたり保存したりできるようになります。


■テクスチャ改造(DDS編集)





DiRT2 DDS Toolsを使用してテクスチャ改造のターゲットになる車のPSSGファイル(例としてn12_tex_high_05.pssg)からDSSファイル(例としてn12_main.tga.dds)を抽出しておきます。 それをphotoshopで開くとプラグイン側のダイアログが表示されるので、ラジオボタン「Load Using Default Sizes」に設定してOKをクリックします。





この画像を元にオリジナルカラーのテクスチャを仕上げていきますが、これ1枚では各パーツの形状がはっきりしない部分もあるので 同一車種の別カラーからもmain.tga.ddsを抜き出して参考にすると正確に作成できかもしれません。

決まったやり方はありませんので、あくまで参考程度という事で。
いろいろなパターンのカラーリングを作成したいので、まずは共通する部品を抜き出しました。 右図のようにパスツールを使って丁寧にパーツをトレースし単色で塗りつぶします。 ただひたすら塗りつぶします…。他にいい方法がないか考えながらも作業を続けて完了。

元画のレイヤーを複製しておき、トレースしたレイヤーの選択範囲を反転して読み込み 複製レイヤーで削除すると下図のように共通部品が残ります。
ここらの共通部品は主にクルマの下まわりなので手を加えないでそのまま使用します。






同じ要領でボディーまわりもトレースしました。近接しているパーツはレイヤーを分けています。
ただ実際のマッピングでは反映されない「のりしろ」部分があるようなので、 パーツの配置や形状の目安として利用する感じでしょうか。

下準備を終えていよいよ塗装作業。
ベースカラーは黄色、ボンネット・ルーフ・バックドアをカーボンファイバー風にしました。 この段階では明確にデザイン決めてなかったので、とりあえずDDSで吐き出してPSSGに書き戻し テストプレイしてみたり(笑)

で、仮想スポンサーとして地元企業を思い浮かべて「…あっ、あれにしよ」という事で。

修正→DDS→PSSG→プレイ→修正…を繰り返してようやく完成。 第一弾のデキとしてはこんなもんかなとw





実際のDDSファイル出力は、ファイルの保存で「D3D/DDS」形式を選ぶと プラグイン側の保存ダイアログが表示されます。各種設定あるようですが、よく解らないので デフォルトのままで「save」を押すと保存されます。余計なチャンネルがあると保存に失敗します

※保存には若干時間が掛かるようで、photoshopのキャプションに「応答なし」とか表示されるのでフリーズしたのかと焦りました。

あとは編集済みDDSファイルをツールでPSSGファイルに書き戻して完成。