MCAS Miramar airshow
米海兵隊航空基地ミラマー航空ショー


展示している内容は物凄いのだけど、逆光で写真やビデオが殆ど撮れない、というところが米国には結構ある。
別にわざとそう展示してあるわけではないのだろうが、タワーやエプロンのある側、すなわち客席が北側で滑走路が南にあると、もうお手上げである。

勿論日本でも航空祭の会場が終日逆光になる基地はある。しかし、狭い日本の場合は滑走路反対の駐車場や基地の外に出ればいくらでも撮れる。
米国の多くの基地ではそうはいかない。

残念ながらミラマー(他にこの近郊ではエドワーズ)は見事に「逆光で撮れない」基地に当てはまり、折角のウォーバーズや海兵隊デモが今ひとつ撮りにくい。
毎年参加しているブルーエンジェルスの飛ぶ頃には少しは「マシ」になるが、まだ南西(会場から見て右前)の光線の状態は悪い。

ミラマーが本当に撮影に適するのはナイトショーが行われる土曜の夕方からである。
98,99年と低い光を浴びてアクロを行う複葉機、夕日でオレンジに輝くF/A-18等が撮影できた。
以前は真夏の開催だったため、夕方ナイトショーが始まってから日が暮れるまで充分に時間があったのだが、2000年からは開催が秋になってしまい、ナイトショーでの撮影可能時間が大幅に短くなってしまった。
大口径レンズ、高感度フィルム、手ぶれ防止レンズ、流し撮りテクニックなどを駆使すればかなり暗くなっても撮れるが、やはり真夏の開催の方が良かった。
今後秋口開催が定着するとしたらこのショーの魅力が半減してしまうと思う。

私は渡米した97年から毎年訪問してきたが、さすがに2001年はこの光線状態の悪さや毎年同じようなプログラム、更に家から車で片道8時間かかる遠さの為(そりゃあ奮発して航空券買えば済む問題だ!)パスしようかどうか、と悩んでいたら、同時多発テロの影響であっけなく中止されてしまった。

尚、昼間は日差しが強くサングラス・帽子・日焼け止め類は必要。
ナイトショーの時間にはトレーナーやフリースが必要なほど冷えるので要注意。


(写真をクリックすると高画質・サイズの大きな画像が見られます)

Vertol
UH-1
MH-53
Tank
1997年のショーを最後に海軍はミラマーより撤退、1998年からは海兵隊の基地らしく、大規模な海兵隊の模擬戦が行われている。
航空機各種の他に戦車、装甲車、火砲などの陸上兵器も登場する。

上左:CH-46 USMC HMM-161 (Bu.153328 / YR-05)

上中:UH-1N USMC HMLA-369 (Bu.15968?/SM-30)

上右:CH-53 USMC

下左:M-1エイブラムス主力戦車

UH-1 Rescue
UH-1 Flare
左:海兵隊の、救難用のUH-1N (Bu.158259/01)。海軍と同じ塗装だ。

右:1997年の土曜日昼間のショーの様子。この日はあいにくの曇り空だったが、おかげでUH-1Nの放出する赤外線ミサイル避けのフレアーの光が映えた。この写真は家内の撮影。

C-130 & AV-8 & F/A-18 Aerial Refuelling
C-130 & MH-53 Aerial Refuelling
KC-130からの空中給油の様子。

左:1998年の撮影で、VMGR-352のKC-130F (QB-572)がF/A-18Dと,AV-8Bに給油している。この時はちゃんと給油プローブをつないでいる。

右:1999年の撮影。CH-53がVMGR-352のKC-130Fから給油を受けている........様に見えるが、よくみるとプローブが外れていてマネだけ。
ヘリへの空中給油を見られるのは珍しい。

F/A-18 Takeoff Dawn
Red Baron Steaman
Pitts
夕方から始まるナイトショーは光線状態がすばらしくオススメ。ただし、2000年からは秋の開催となり、撮影出来る時間帯が大幅に減ってしまった。

左:夕暮と共に、地上攻撃デモの為離陸するVMFA-134のF/A-18A (MF-07, MF-06)。

中:スティアマンA-75型 4機を駆使する民間アクロチーム「レッドバロン」。同名の冷凍ピザ会社がスポンサーだ。

右:はピッツS-2B型 3機(N776TA, N777TA, N778TA)のアクロチーム。赤塗装が夕日に色味を増す。

AV-8 Takeoff
AV-8 Hover
Sea Harrier
ハリヤーのデモは毎年行われている。

左、中:1998年のナイトショーで撮影したAV-8Bハリヤーの離陸とホバリング。

右:2000年に撮影。この時はもうさすがにハリヤーは食傷気味だったので写真をとる気もなかった。ところが滑走路にタキシーしてきたハリヤーは見慣れたハリヤーとどこかちがう。更に、ナレーターは米語ではなく「英語」を話す。というわけでよく見てビックリ、イギリス海軍のシーハリヤーFA2 (Royal Navy 801Sqn 所属、ZE692) がデモ飛行した。

F-117
B-2
B-1
アメリカ空軍からの参加機。これらの機体はほぼ毎年見られる。

左:「元祖ステルス」F-117でホロマン基地の所属。

中:入道雲をバックに旋回するB-2A。この角度からは「線」にしか見えず、レーダー反射の少なさが伺える。どこから見ても絵になる機体だ。

右:豪快なタッチアンドゴーを見せるジョージア州空軍 GA ANG/128th BSのB-1B (85-0059 / GA)。
4発アフターバーナー付の機体だが、写真をよく見ると何故か一番エンジンが絞られている。

Skyraider
Warbirds
Avenger
大戦機「ウォーバーズ」は午前とナイトショーの早いうちに飛行する。
午前のフライトは逆光で殆ど撮れない。
これらの写真はナイトショーで撮影。

左:AD-4N スカイレイダー (Bu.126935 / N2088G)

中:Cavalier Mk. 2"Six Shooter" (44-22580 / N2580), Yak-3M (N529SB), P-51D-25NA "Merlin's Magic" (44-73129 / N151SE)

右:TBM-3アベンジャー (Bu.85983 / N28SF)

Golden Knights
アメリカ陸軍のパラシュートデモンストレーションチーム「ゴールデンナイツ」の落下傘降下。脚首につけた発煙装置からピンク色のスモークを出しながら、様々な形態の降下を見せる。

Blue Angels #6 takeoff
Blue Angels Diamond
Blue Angels Pararell Break
昼間のショーの最後はブルーエンジェルス。
この頃にはだいぶ光線状態もよくなる。

左:6番機の離陸で、ギアアップ後、超低空で加速中を流し撮り。この後滑走路端で急激に引き起こし垂直上昇する。

中:ブルーエンジェルスの代表的な隊形であるBlue Angels Diamond。隣の機との間隔が90cmという超々密集編隊だ。

右:水平開花Pararell Break。以前はこの様に正面から開花していた。その後安全性の為か滑走路沿いに左方向に飛びながら開花するように変わった。


ミラマー航空ショー関連データとリンク
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