Thunderbirds サンダーバーズ標準科目
撮り逃がし防止に!
サンダーバーズの演技を実施順に解説


写真(撮影場所)
進入方向
科目名称・内容
参加機
説明、注意点等
USAF Thunderbirds
(Edwards AFB)
-
Walk down

ウォークダウン
123456
メンバーの紹介、乗り込み、クルーチーフが前方を指差す等、時間がかかってしつこい内容。
Thunderbirds Taxi to runway
(San Angelo)
-
Taxi to runway

滑走路に向けタキシー
123456
整備員にサムアップで挨拶しながら滑走路へタキシング。
滑走路に入ってから離陸滑走開始するまでのファイナルチェックの時間がとても長い。
Thunderbirds Fingertip formation take off
(San Angelo)
使用滑走路
Fingertip formation Takeoff

フィンガーティップ隊形離陸
離陸後ダイヤモンド編隊機形成
1234
離陸前にリーダーからの挨拶がスピーカーで(勿論エアバンドでも聞ける)流れます。
地元、時節にちなんだ挨拶をするので、個々の航空ショーで毎回異なる内容です。
離陸は編隊なので真横で200〜300mm位(滑走路までの距離による)
Thunderbirds lead solo take off
(San Angelo)
使用滑走路
360 deg aileron roll after takeoff

5番機離陸、上昇。そのままエルロンロール
5
やはりF-16は単機だと小形で撮影しにくい、というのを実感するのがこのときです。
Thunderbirds opposing solo half cuban after take off
(San Angelo)
使用滑走路
Split S after takeoff

6番機離陸、
離陸後、ハーフキューバン8で戻り滑走路上をローパス
6
離陸時と、その後戻ってくる時と2回撮影チャンスがあります。
Thunderbirds Diamond Loop
(San Angelo)
背後
Diamond loop

背後からダイアモンド編隊で進入、正面でループして左に抜ける
1234
何の予備知識も無く見ると、いきなり背後から4機の編隊が登場するのでビックリします。300mm位でも撮れます。この後正面でループし、向かって左に抜けます。ループ頂上から下降、方向を変える所も綺麗。
Opposing Knife Edge Pass
(Midland)
左右
Oppsing Kife Edge pass

対進交差
56
1対1の対進交差撮影の機会は、これを含め2回のみ。
Thunderbirds Trail to Diamond Turn
(San Angelo)
左前
Trail to Diamond turn

トレイル隊形で進入し、水平旋回しながらダイアモンドに組替え
1234
これを含め、サンダーバーズはブルーエンジェルスに比べ編隊の組替えが結構多いのが特徴です。
昔のT-2ブルーインパルスを思い出します。
優雅な編隊はビデオでもスチルでも絵になります。
ここからしばらくは、ソロと編隊が左右交互にスピーディに登場するのでフィルム交換もままなりません。
ソロは400mm以上必要。
Thunderbirds Lead Solo Inverted Pass
(San Angelo)
High speed inverted pass

背面飛行で通過
5
とにかく早い。
Thunderbirds Lead Solo Inverted to Inverted roll
(Reno Airrace)
Inverted to Inverted pass

背面飛行で進入,
ショーセンターで360°ロールして再び背面飛行で抜ける
6
ロールは本当にあっという間。
Thunderbirds Diamond pass
(Midland)
右後
Diamond pass in review

ダイヤモンド編隊の通過
1234
どうしてもブルーエンジェルスと比べるとルーズな隊形ですが、これは比べるのが酷というもの。
1994年の三沢でT-2ブルーインパルスと見比べた時は「サンダーバーズは何とタイトな編隊なんだ」と感動したのですが。
ショーセンターを中心に円弧を描く様に飛ぶので、ショーセンターから外れた方が近く撮れます。
Thunderbirds Knife Edge Pass
(Reno Airrace)
Knife Edge Pass

ナイフエッジパス
5
単機の下腹が思う存分撮れます。
Thunderbirds opposing solo Slow Roll
(San Angelo)
Slow Roll

スローロール
6
高度が上がるのでちょっと撮りにくい。
Thunderbirds Diamond Roll
(San Angelo)
左前
Diamond Roll

ダイアモンド隊形ロール
1234
優雅ですが後のデルタロールの方が機数が多い分見栄えがします。
Thunderbirds Lead Solo 8 point roll
(San Angelo)
8 point roll

45°づつ止めながらロール
5
これも本当にあっという間です。
Thunderbirds Opposing Solo Aeron Roll
(Midland)
Maximum performance Aileron roll

高速連続エルロンロール
6
さすが小型のF-16だけあってロールが早い。
6秒間に4回転のロール。
連続ロールなのでビデオ向き。
Thunderbirds Arrowhead Loop
(Whidbey Island)
Arrowhead loop

矢じりの隊形でループ
1234
結構きれいで絵になります。300mm以上。ループからの引き起こし時ベイパーが出ることが多く綺麗。
Thunderbirds Calipso
(San Angelo)
Calipso Pass

カリプソ
5番機背面飛行と6番機水平飛行の編隊
56
何故5番機だけ機番が天地逆に書かれているのかよく判ります。400mm位。
Thunderbirds Bonton Roll
(San Angelo)
Bon-Ton Rolle

4機が個々に一斉にロール
1234
ダイアモンドで進入、スモークを切って4機一斉にロールします。編隊の間隔が開くので300mmでも撮れます。
昔は6機全員でやってましたが、今は4機です。
どちらかというとビデオ向き。
Thunderbirds Cossover Break
(Midland)
背後
Crossover Break

平行飛行する2機がクロス
56
以前は正面より進入して、安全の為はるか遠い所で交差していたのですが、2001年からは背後から来て上空通過後、結構近くの前方で交差するように変わりました。400mm以上。
Thunderbirds Trail to Diamond Loop
(NAS Whidbey Island)
背後
Trail to Diamond clover loop

背後からトレイル隊形で進入、ダイアモンドに隊形を変えながら前方でループして向かって左に抜ける
1234
再び背後から観客上空通過です。
画面一杯に大写しする絶好のチャンス。
前方でループして、頂上を過ぎて向かって左に抜けるあたりも綺麗です。300mm程度。
Thunderbirds Opposing 4 point roll
(三沢)
左右
Opposing 4 point roll

4ポイントロールしながら対進交差
56
ソロの対進交差撮影の2度目にして最後のチャンスです。
Thunderbirds Trail to Diamond Roll
(三沢)
左前
Trail to Diamond roll

トレイル隊形で進入、ロールしながらダイアモンド隊形に移行
1234
300mm以上で、あるいは広角で航跡を。
綺麗ですがこの後があるので飛び去る編隊を追いかけるのも程ほどに。
Thunderbirds Solo Sneak Pass
(Midland)
Sneak Pass

左の滑走路方向より、超低空、高速で脅しをかける。
5
1994年の三沢で体験しているのに、結局アメリカに来ても最初の2回は見事に驚きっ放しでした。
機体の膨張によるブレを小さくおさえる為、長焦点を使う、高速シャッターを切るなど工夫が必要。
背中を観客に向けて通過します。通過直後、アフターバーナーの炎が見えます。
Thunderbirds solo wing walk
(Reno Airrace)
Wing Walk

脚出しの体勢で機体を左右に振る。
6
大した絵にはなりません。動きがあるのでビデオ向き。
Thunderbirds Solo and Dirty Diamond
(San Angelo)
Lead Solo overtake Dirty Diamond

脚出しの4機編隊が上下に高度差をとる。
その間をソロが高速で追い抜く。
1234
+
5
編隊の間隔が上下に開くので300mmで撮影できます。
ここではスーパーマンのテーマ曲が流れます。
4機編隊の上下の間をソロがすり抜けている様に見えますが、実際にはソロは4機編隊の奥のほうで追い越します。
Thunderbirds forming 5 card loop
(Travis AFB)
Lead solo joins Diamond formation

ソロがダイアモンドに合流
1234+5
ダイアモンド編隊が水平旋回中、ソロ5番機が通過してダイアモンドと合流し、5カードループの為の編隊を形成します。。
この、ソロのダイアモンドとのジョインナップを観客に見せるのもサンダーバーズの特徴です。ただし距離が小さいのでジョインナップの写真撮影は殆ど無理(写真は会場外からの撮影)。
Thunderbirds 5 card loop
(Salinas)
右前
five card loop

5カードループ
(トランプの5の配置)
12345
完全にサンダーバーズオリジナルの隊形です。
もしも「何かあったら」どうするのでしょう?
ミスも故障も許されない隊形なのは確かです。300mm程度で綺麗に撮れます。
Thunderbirds Vertical Climb
(San Angelo)
Opposing solo vertical climb and roll

垂直上昇
6
エンジンのパワーの6割しか使っていない、というナレーションが流れます。スゴイ!
高速ロールしながら垂直上昇するので300mm以上の望遠で螺旋のスモークを追いながら撮影できます。
Thunderbirds Line Abrest Loop
(NAS Whidbey Island)
Line Abrest Breakaway loop

ラインアブレスト上昇、ループ頂上直前にソロが離脱
12345
左から進入したラインアブレストが上昇を開始する所と、ソロがブレイクする瞬間が絵になります。300mm程度。
Thunderbirds opposing diamond and solo(Reno Airrace)
左右
Diamond and Lead solo head on pass

ラインアブレストはダイアモンドに隊形変えながらループして左から進入。
離脱したソロは反転して、右から進入。会場中央でダイアモンドとソロが交差
1234+5
交差の瞬間を狙いましょう。左から来るダイアモンドにピントを合わせて流し撮りするのが無難。タイミングは気合で。300mm程度。
Thunderbirds solo high G afterburner turn
(Reno Airrace)
Full afterburner high G maximum performance turn

ソロ水平高G旋回
6
これは遠くて殆ど撮れない。旋回後上昇して上に抜けます。
Thunderbirds Diamond Turn
(Reno Airrace)
Diamond 360

ダイアモンド水平旋回
1234
ソロよりは撮り易い。400mmで画面一杯。
Thunderbirds Solo Join Diamonds to form Delta
(Salinas)
背後
Solo join up diamonds

ソロ2機がダイアモンドに合流
1234
+56
前方で水平旋回するダイアモンドに見とれていると、突然ソロ2機が後ろよりアフターバーナー使用で突入してくるので結構ビックリします。
会場正面にいる、水平旋回中のダイヤモンド編隊に背後から来たソロ2機が合流してデルタを形成します。合流地点は遠いので殆ど撮れませんがスピーディなジョインナップは見ていて気持ち良い.
Thunderbirds Delta Turn
(San Angelo)
右前
6 ship delta formation turn

デルタ水平旋回
123456
ソロが加わってダイアモンドになった編隊が通過します。編隊が大きいので300mm横位置(or400mmタテ位置)で丁度良い。映画ライトスタッフのテーマ曲が流れます。
Thunderbirds Delta Roll
(Reno Airrace)
Delta roll

デルタロール
123456
上記の水平旋回が左に抜けた後、反転して左から進入、今度はデルタロールを見せます。優雅で絵になります。300mm以上で編隊を写すか、広角で航跡を撮るか。
Thunderbirds Delta Loop
(Midland)
Delta loop

デルタループ
123456
右から6機デルタ編隊で進入し、ループを終えた後、左に抜けたデルタの、ソロ5,6番機はそのまま水平飛行し、1234番機のダイアモンド部が上昇して離脱します。
Thunderbirds Upper Bombburst
(NAS Whidbey Islands)
High bomb burst

上向開花
1234+6
デルタループから離脱した1234番機が反転して左から進入、上昇して開花した後、少し遅れて6番機が真中をロールしながら突き抜けます。
300mm以上の超望遠で開花と垂直上昇を撮っても良し、35mm程度の広角でスモークの航跡を撮っても面白い。
一応これがクライマックス。
Thunderbirds Five Plane Cross
(Salinas)
各方向
4 plane cross

ショーセンターで交差
1234
4機が個々の高度で進入して交差する。
ブルーエンジェルス等に比べ高度差が非常に少なくて驚く。
タイミングにもよりますが全部を一画面に納めるには200mm以下。
(写真は全機写っていません。悪しからず)
Thunderbirds Diamond Flat Pass
(Reno Airrace)
使用滑走路の反対
Diamond pass

ダイアモンド編隊通過
1234
交差を終えて各方向に散った4機が一気に集合、再びダイアモンドで戻ってきます。
Pitch up Break
(Midland)
使用滑走路
Diamond pitch up break

1番機より順にピッチアップでブレイク
1234
いよいよ最後です。1番機が離脱した瞬間が絵になります。300mm程度。
Thunderbirds Calipso Break
(三沢)
使用滑走路
Calipso break

ソロはカリプソで進入し、ショーセンターを過ぎてブレイク
56
カリプソは最初の方で既に登場していますが、その時撮り逃したひとはここでどうぞ。400mm程度。
Thunderbirds Landing
(Midland)
使用滑走路
Landing

1番機から順に着陸
123456 この写真、エアインテイク横の機番の所を見てみてください。
6番機なのですが機番シールが剥がれかかっています。
Thunderbirds taxi back
(NAS Whidbey Islands)
使用滑走路
Taxi back

順番に一機づつ着陸してタキシーバック。
123456
タキシングして戻ってくる
Thunderbirds Walk Back
(San Angelo)
-
Walk back

ウォークバック
123456 最後もわざとらしいというか、大げさなグラウンドショーです。
Thunderbirds Remote show First Pass
(Reno Airrace)
背後
(Remote show)

番外編:

リモートショー最初の登場
123456 6機デルタで進入、両端のソロがブレイク。
(リモートショーは2回しか見たことがなく詳しくありませんが)
Thunderbirds Remote show Last Pass
(Salinas)
正面
(Remote show)

番外編:

リモートショー最後のパス
123456 6機デルタで進入、そのままパスしてお別れ。
(リモートショーは2回しか見たことがなく詳しくありませんが)

おまけ その1:現在は見られない演技
Thunderbirds Crossover Break 昔のCrossover Breakは会場正面より進入していた。
安全性確保の為か現在は後方より進入してクロスするように変わった。
今のほうが交差地点に近くて見栄えがする。
(San Angeloにて)
Thunderbirds delta loop 昔のデルタループは、正面から進入してループ頂上でソロ2機が離脱していたので大変絵になった。
現在は右から進入、ループして左に抜け、ソロは水平飛行、ダイアモンドが離脱して上昇。
ブレイクする地点がショーセンターから遠い事もあり大した絵にはならなく残念。
こちらは昔の方が良かった。
(NAS Whidbey Islandsにて)

おまけ その2:予備機、サポート機、過去の使用機
C-130 & Thunderbirds #7 整備人員・機材を輸送してきたC-130と予備の複座7番機。
ブルーエンジェルスと違い専用のサポート輸送機を持たないので人員・機材の輸送はAMCが担当する。
(NAS Whidbey Islandsにて)
Thunderbirds #1 ブルーエンジェルスと比べると複座機を本番の展示に使う機会は少ない。
機番がステッカー式なので、予備の複座型も1番機に早変わり。
(Vandenburg AFBにて)
C-130 ショーが終わり、サポートのC-130が離陸に向けタキシングする。向かうはホームベースのネリス空軍基地。
(Vandenburg AFBにて)
tbsho990_s.jpg カリフォルニアのキャッスル空軍基地にある航空博物館で展示されている、
サンダーバーズで6番機として実際に使用されていたF-4E。
ブルーエンジェルスもそうだが、このような重そうな大迫力の機体がアクロをするとは、
是非見てみたかったものです。


本プログラムの順番、内容、進入方向、使用推奨レンズは2001年10月6,7日のTexas州Midland空港におけるConfederate Airforce Airshow で確認したものです。

この表はHigh Show (晴天時)で、かつベスショー(航空ショー会場からサンダーバーズが離着陸する)を基本としています。
リモートショー(別の飛行場から航空ショー会場に飛来してくる)も概ね同じ内容です。
Low Show (曇でシーリングが低い時)の内容は結構異なります。ただし幸か不幸かLow Showは一度しか見たことが無いので表が作れるほどの資料がありません。

2001年10月に予定されていた三沢基地での公開は、残念ながらテロの影響でキャンセルされてしまいました。
また、2004年9〜10月にかけての嘉手納、百里、三沢、浜松基地での飛行も悪天候や政治的配慮により(一部事前訓練を除き)実現しませんでした。
次回のパシフィックツアーで、あるいはアメリカのエアショー見物に来た時に参考にして下さい。

尚、ブルーエンジェルスの表と同様、この表と異なる飛び方をしたために撮り逃し等が発生しても責任は負いかねますのであしからず。





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