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     上方舞  香翔雅さんの舞台
[ その1 ]
     想像から限りなく創造を生む「 雅 」の世界


   


        「 夕霧・ゆかりの月 」    舞: 香翔 雅(かしょうみやび)  香翔会・会主

   作詞: 不詳。作曲: 鶴山勾当(こうとう)。夕霧は、延宝年間(17世紀後半)に実在した大阪新町の遊女と
いわれている。27才にして周囲から才女と惜しまれながら他界した。夕霧亡後は、これを悼み、語り物、夕霧
シリーズとして幾多の変遷を経て、邦楽の各種ジャンルに大きな影響を及ぼしたようです。
 彼女の御身を嘆く一句が、「すむは由縁(ゆかり)の月の影 忍びて映す窓の内」 と ・・・・・


   



  


              「 雪(ゆき) 」   地唄舞: 香翔 雅(かしょうみやび)

   作詞: 流石庵羽積(はづみ)、作曲: 峰崎勾当(こうとう)。 夜半の寒い雪中に、切々と悩んでいる
女がいた。大阪南地で芸者をし、失恋をして世捨て人となり尼になったのだ。昔の男のことが忘れられ
ず彷徨っていたのです。「雪」は、その切々たる思い悩む様を唄った地唄舞。そして地唄舞の傑作と言
えるでしょう。芸者姿で小道具は、絹張りの傘一本が一般的なようで。 またこの舞を見ていると、観客
の心まで奪う 「竹原はん」 を思い出し、より印象的に記憶させてくれます。


    

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◇ 写真は、「舞踊・歌謡 交流写真」より。( 香翔雅会主提供 )