Q&A 今までに有った質問
Q セミトラにすると、ポイントがオイルや錆で汚れ、数千キロで止まってしまうのですが、なにか良い対策がありますか?
A 時々ポイント点火に戻す。又はポイントを研く事・・・そんな事は知ってると言われそうですね。では、オイルがディストリビューター内部に入ると
すれば、ディスビー本体とシャフトの磨耗が多いと思われます。たぶん ブローバイガスの圧力も高いと思われます。この場合には、ポイント
式でもポイント面がオイルで焼損しますので、同じです。オイルの溜まっている古いディスビーはたまには有るけど、ブローバイガスが原因か
も、ブローバイが高すぎオイルシールが抜けてしまい、オイルがジャジャ漏れする故障もある。オイルシールだけ交換しても、ブローバイガス
の高くなった原因を修理しないと、再度オイルシールが抜けてしまいます。
オイルが内部に溜まっていなければ、 ポイント非導通の本当の原因は、ポイント面が酸化されるからです。一部の例外を除き空気中に
置かれた、金属の表面は短時間で酸化される。(酸化物の多くは非導通性)この酸化膜を破るのがスイッチ(ポイント)の役目です。
以下に一般的なスイッチの種類の説明をいたします。
以上の事から
1、ポイントの材質の問題。 電源用タイプから小信号用の役目のスイッチになった為、スパークで酸化膜を破ることが出来ない。
2、セミトラのポイント電流の設定値が少なすぎる為と思われる。設計不良?(念のため!セミトラは、点火を強くする装置では無い。)
小信号用のポイントは無い。金メッキする?そしてナイフエッジ型に加工?今度はすぐに磨耗しそう・・・やはりフルトラ・・・結論はでません
が原因は、御理解いただけたと思います。そもそもメインテナンスフリー目的なのに、そんな事をするならポイント式で十分だと思います。
点火を強くしたいのならコイルの+電圧をDC−DCコンバーターで15〜25Vに昇圧する方法も有ります。 20V以下でないとコイルが焼
損しそうですね。ドエルアングルが多すぎても・・・ ディスビータイプのコイルは、アイドリング時約4Aの消費電流なので6A以上のDC−D
Cを使用した方が良い。古い車でコイルの+電圧が低く調子の悪い(配線や端子の抵抗の為)故障の逆の改造方法です。高回転時の発
電機の発生電圧は、約13.8Vです。(ポイント式以外の使用ではイグナイターの異常発熱、焼損の可能性有りなので電圧に要注意。15
V以下なら・・・。 ポイント式も高電圧にすれば、耐久性は悪くなります。やはりノーマルが一番か?) リレーを使いバッテリーから直にIG
コイル+に電流を流す対策をすると調子の良くなる旧車は多い。参考にして下さい。
Q ミニのポイントに付いているフェルトは、カムの清掃用なのでオイルをつけてはいけないと言われました。でも交換で外したポイントのは、オ
イルで濡れていました。本当はどっちですか?
A オイル数滴で濡らして下さい。(多すぎない事)カム面にオイルを付けてポイントのカム・フォロー(ベークライトヒール)の磨耗を防ぐのが役目
です。国産のポイントにはフェルトは無いが白色の電装グリースが付いてきます。それをベークライトヒールに塗り取り付けます。磨耗を防ぎ
点火時期やドエルアングルが狂わない様にしています。
今までにミニの新品ディストリビューター・アッセンブリーを数十個見ていますが全てオイルで濡れています。
ついでに、コンデンサーの作動
ポイントが開いた時
1、ポイント間のアークを吸収してポイントの焼損防止
2、一次電流の遮断時間を短くして二次電圧を高める。
ポイントが閉じた時
1、蓄電していた電荷を放出し一次電流の回復を早める。
注) コンデンサーの容量が減少すると、ポイントに発生する火花を吸収するのが弱くなって、ポイントにアークが発生し一次電流の遮断を不良に
する為、二次電圧が低下する。プラグの火花が弱くなるという意味です。自動車用は0.20〜0.25μFのコンデンサー
注) セミトラは、コンデンサーを使用しません。
ミニ1000の取り扱い説明書
カム面Fに軽くグリースを塗ってください。カム・ワイピング・パッドにはオイルを付け
ないでください。カム軸の上部にあるフェルト・パットGにオイルを2〜3滴注油してく
ださい。ベース・プレートのすきまHを通じて2〜3滴注油し、遠心進角装置を潤滑
してください。 とあります。
はたして正解はどちら・・・・?
決めるのはあなたです。どちらを信じるかを・・・。
Q 4気筒エンジンでは、必ず1番のピストンを圧縮上死点(TDC)にして組み付けるのですか?
A 外車には、4番TDCで組むエンジンが有ります。オーバーホールする理由がタイミングベルトの切れやズレでないのなら、分解時に各部に
自分で合いマークを付けて分解時と同じに組みあがればそれで良い!1番TDCに固執すると逆に難しい修理になってしまいます。
今までにヨーロッパや米車、旧社会主義や共産圏の車を見てきたが、時には初めから付いているマークは信じるな、確実に自分でマークし
ろ!分解時と組み立て時が同じ、これ正解!
4気筒の場合ピストンやコンロッドの向きが、1,4番が同じで、2,3番が逆向きの場合があります。オートバイでキャブのメインジェットの番
号が1,4番が大きく、2,3番が小さい事も有る。対策か?間違いか?どちらだと思いますか?ピストン等の向きを変えて振動や音の対策
をしている、メインジェットの番数を変えて内側のエンジンの熱対策をしていると思うか。メーカーや他の工場にて間違った組みつけをされ
たと思うかで逆の対策を行ってしまいます。メーカー等の間違いを見つけた自分はすごい!なんて思ってる人が多いかも。
そんな時には、必ずサービスマニュアルで確認する事!時にはマニュアル発行後に対策の行われる場合も有りなので要注意!
Q デジタルテスターで点検すると電圧は来てるのに、電球が点きません。
A 電圧は有るけど電流が少ない為、テスターに騙されるとでも表現しようか?でもテスターは正確に作動しています。λセンサーの0,2μAの
1V電圧を感知出来るデジタルテスター、感知出来ないアナログテスター。見えない時間を長くして見せてくれるオシロスコープ、時には検電
管を適材適所に使用する事。テスターの説明は本数冊分になりますので、ここでは省略、専門書がありますのでそれで勉強して下さい。
プロのメカニックでも間違いを犯すのが電装の故障です。見て解る機械故障、見えない電気故障それを見せてくれるのがテスターです。
Q アルミホイールを塗装する場合に注意点があるそうですが?
A 今までに数人自分で塗装をして、ホイールナット(クリップナット)が緩みタイヤが外れそうになった方や異音の発生でご来店いただいた方が
いらっしゃいます。綺麗に仕上げようと厚く塗りすぎていることも有るが、ホイールとホイールナットの接合部分のテーパーには、塗らない又
は削り落とす事が必要。テーパー部分の皮膜が厚く弱いので、ナットを締めると割れガタが発生しナットが緩むのが原因。数キロ走ったら増
し締めもする事が必要です。ご注意下さい。
Q ハーレーのエンジンを三拍子にしたいのですが、アイドリングをさげ、点火時期を遅れさせれば良いのですか?
A 私、勘違いをしていました。加速良い、燃費良い、故障しないの三拍子そろったエンジンの事だと思っていました。そしたら本当に排気音だ
か、作動音が3拍子なんだって・・・今まで正常なエンジンで、1〜12気筒の車(オートバイは6気筒まで)、直列型(並列型)、L型、V型、水
平対向、サイドバルブ、Fヘッド、OHV,OHC、DOHC、2サイクル、4サイクル、ロータリー、ディーゼルを知っているが3拍子にはならない
但し"正常ならば・・・・・
時々3拍子になった4気筒エンジンの故障車が入庫する事は有る。バルブが熔けたり、ガスケット抜け、点火不良(プラグ、コード, etc ) な
どで1気筒が死んだ3気筒のエンジン、720度の回転中に180度毎に4回爆発(点火)の有るべきところの1回 が無くなったエンジン、調
子も悪く今にも止まりそうにガシャンガシャンと音や振動がして回転し、発電機のチャージランプは点くし、オイルポンプもスムーズに回らず
油圧も低下してやっと回っているエンジン、それが3拍子のエンジンそのものです。
ハーレーのV型エンジンでポイント点火にし、点火時期を0度(アイドリング時)、キャブで回転数を止まる寸前まで落とすと3拍子になると
か? エンジンのどちらかが4回に1度点火不良している(又は吸入ガスに問題があり点火しない)故障寸前の不健康な姿そのものです。
そうでなくても故障の多いエンジンなのに、もっと故障させようなんて・・・結論としては、個人の趣味の問題なので御自由にとなってしまうが、
わざと故障させていてエンジンにも良くない事だと言うことは、御理解いただけると思う。
3拍子のエンジン
単気筒でも4回に1度点火信号を切るコントロール装置を作れば3拍子になるし、2気筒でも同時点火で無ければ片方の点火を2回に1度
止めれば3拍子になる。必要かな?そんなコントロール装置。