ロンドンのレギュラードラムンベースパーティ せっかくドラムンベースの本場ロンドンに来たのに、どのクラブに行けばいいのかわからない!という人のための、ロンドンクラブガイド。定期的に開かれるドラムンベースパーティーを網羅しました。単発イベントや不定期イベントは、Raveguide.co.uk でチェックしてください。 基本的に、ドラムンベースが聞けるクラブは Fabric (金曜日)、The End (水曜日&金曜日)、Herbal (ほぼ毎日)の三つです。 更新記録 2005年4月30日 Movement に追記。 2005年4月20日 Stealth 追加。 | |
-FRIDAYS- A Night of True Playaz 場所: Fabric 毎月最終金曜日(8月と12月はスケジュールが変わることがあるので要確認) レジデントDJ: True Playaz (Hype, Zinc, Pascal, Hazard) 入場料: 約12ポンド(約2400円) ロンドンのドラムンベースパーティの中で最も集客力の高いパーティー。Pascal が11時か12時ぐらいから、Hypeは1時から2時間セット、Zincは3時ごろから、というのが大体のパターン。2003年に True Playaz 入りした Hazard のこのパーティでのDJプレイはまだ聞くことができてない。ダンスフロアはすさまじい人込みで踊るのが大変。でもぶつかっても誰も気にしないから好き勝手に踊ればいい。早めに入場することをお勧めする。10時半に着いたら既に長蛇の列ができていて、入るのに2時間半待ったことが二回もある。Room 2 ではブレイクビート系、Room 3 ではヒップホップ系の音が聞ける。また、12月のクリスマスパーティーや、8月のカーニバルシーズンは、三つの全ての部屋でドラムンベースが聞ける。 Fabric はロンドンに来たら必ず一度は訪れて欲しいクラブ。 三つダンスフロアがあって迷宮のような構造をしてる。2000人以上は入れる巨大な空間。Room1の音響は素晴らしい。ドラムンベースにとって欠かせない重低音の迫力が胃袋が揺れるほどすさまじい。また全音域がクリアに聞こえる。おそらくロンドンで一番音のいいダンスフロアではなかろうか。ただRoom2の音響は非常に悪い。高音がキンキン鳴って15分以上居ると耳鳴りがしてくる。毎月最終金曜以外の金曜日は、このRoom2でドラムンベースパーティーが開かれるのだが、お勧めしない。Room3はこじんまりとした洞窟のような雰囲気でなかなか良い。 あと Fabric の欠点はバーがしょぼいこと。高いし(テキーラサンライズ6ポンド(1200円))、即席だし、プラスティックカップだし。最近、観光スポット化してきたとの批判もある。Fabric のスケジュールはこちらでみることができる。なお、土曜日のFabricはハウスミュージック系のイベントが開かれる。ドラムンベースは聞けない。 Progression Sessions 場所: The End 毎月第二金曜日 レジデントDJ: Goodlooking Records (LTJ Bukem, Makoto, MC Conrad) 入場料: 約12ポンド(約2400円) ジャズやアンビエント寄りのドラムンベースが聴きたいならこのパーティー。 The End はダンスフロアがとても広い。スピーカーの質はFabricには負けるが悪くない。場所がナイトバス路線(ロンドンはバスが24時間営業でロンドン中を隈なく走るので、始発電車を待たずに家に帰れる)が集中する Tottenham Court Road 駅及び Aldwych の近くなので、帰るのも楽。第二金曜以外の金曜日にも、Andy C 率いる Ram Records のイベントなど、ドラムンベースイベントがよく開かれる。 Hospitality 場所: Herbal 毎月第三金曜日 レジデントDJ: Hospital Records (London Elektricity, High Contrast, etc.) 入場料: 約5ポンド(約1000円) 他のドラムンベースDJたちとは常に一線を画する London Elektricity が主催するパーティー。彼のこのパーティーでのDJは必聴。スケールがでかい。 Herbal は東ロンドンの Shoreditch という流行に敏感な人が注目しているエリアにあるこじんまりとしたクラブ。メインは一階のダンスフロア。いかにもクラブというようなコンクリート空間。DJデッキとダンスフロアの距離がとても近い。Time Out というロンドンの情報誌で2003年の 'venue of the year' に選ばれた。そのせいか、以前はひどかった空調が改善され、スピーカーの質も良くなった(Fabric にはかなわないが)。このクラブはバーが本格的。しっかりカクテルを作ってくれる。昔、気を利かして無料の冷やした水道水(レモン入り)がバーカウンターに用意されていたのだが、2004年8月に行った時はなくなってた。2階はDJバー。1階とは打って変わってこぎれいな内装。空調も良い。道路側の壁が一面ガラス窓になってて、chillout には最適。だが、2004年8月に行ったときはPAシステムが壊れてた。 Metalheadz Monthly 場所: Herbal 毎月最終金曜日 レジデントDJ: Metalheadz (Goldie, Storm, etc.) 入場料: 6ポンド(約1200円)/23時前に入場の場合は5ポンド(約1000円) Goldie 率いる Metalheadz のレギュラーイベントがここ数年定住場所を見つけられずあちこちのクラブをさまよい歩いていたのだが、結局 Herbal に落ち着いたようだ。 Herbal については、上記の Hospitality の項を参照。 -SATURDAYS- Faster 毎月土曜日 レジデントDJ: DJ Zinc, Friction 入場料: 10ポンド(約2000円)/23時前に入場の場合は8ポンド(約1600円) 土曜日のロンドンにようやくメジャーなレギュラーパーティーが誕生する。True Playaz の DJ Zinc と2003年 Knowledge Drum & Bass Awards でベスト新人DJに選ばれた Friction がレジデント。詳しくは、オフィシャルホームページをチェック。 会場となる Carling Academy Islington は、Angel というちょっと洒落た雰囲気が人気のエリアにある、 N1 Centre というショッピングセンターの中にある。 -SUNDAYS- Grace 場所: Herbal 毎週日曜日 (毎月最終日曜日だったのが、2004年4月より毎週日曜日に) レジデントDJ: Grooverider 入場料: 5ポンド(約1000円) Grooverider 主催のこのパーティ。毎週、大物DJがゲストでDJリストに加わる。日曜の夜なので、終わるのが深夜2時と早い。したがって、結構名のあるDJでも11時からプレイしてたりするので、早めに行くことをお勧めする。日曜の夜とはいえ、かかる曲はハード系が多く、結構盛り上がる。 Herbal については、上記の Hospitality の項を参照。 No Frills 場所: Hackney Central 毎週日曜日 レジデントDJ: JJ Frost / Brockie 入場料: 6ポンド(約1200円) DJ Hype の出身地 Hackney で開かれるドラムンベースパーティー。ただ、Hackney は夜はちょっと危険なエリアなので(ここのところ、月に一度は人が銃で撃たれて死んでいる)、一人で行くのはお勧めしない。
-MONDAYS- 週の始めはドラムンベースに限らずクラブイベントはほとんどない。
-TUESDAYS- 週の始めはドラムンベースに限らずクラブイベントはほとんどない。
-WEDNESDAYS- Swerve 場所: The End 毎週水曜日 レジデントDJ: Fabio 入場料: 約5ポンド(約1000円) Fabio 主催のソフト系のドラムンベースパーティー。昔 Velvet Room というクラブで開かれていたが、閉鎖に伴い、最近、場所を The End のラウンジバー(メインのダンスフロアは水曜日は閉鎖されている)に移動。内装といい照明といい、非常に良い雰囲気。お勧め。午前3時までやってるが、週の半ばと言うことで多くの客は1時過ぎに帰り始める。他のパーティーのように混み過ぎで踊りにくいということもないし、個人的には一番お勧め。ハードな曲で踊りたい人にはちょっと向かないけれども。 Therapy Session 場所: Herbal 毎月第三水曜日 レジデントDJ: Freak Recordings (DJ Dylan, Tech Itch)
-THURSDAYS- Movement 場所: Bar Rumba 毎週木曜日 レジデントDJ: Bryan Gee, DJ Marky, Patife 入場料: 約5ポンド V Recordings のボス、Bryan Gee によるパーティー。1990年代半ばから同じ場所でずっと開かれ続けている息の長いドラムンベースパーティー。夜8時から始まるが、11時半まではバーカウンターの周辺のみの開放で、即席DJブースで下っ端DJがプレイしているだけなので(かつバーカウンターのスピーカーの音質はかなり安っぽい)、ダンスフロアーが open する11時半以降に訪れることを薦める。 Bryan Gee が2000年にブラジルを訪問し、そこでのDJプレイに驚愕してDJ Marky と Patife をレジデントDJとして招いたとか。MarkyのDJは素晴らしい。彼はスクラッチもできるので、Hypeブラジル版といった感じか。スケジュールは、こちらのホームページで確認可能。Movement はよく他のクラブに出張してパーティーを開いたりもする。また、夏の野外音楽フェスティバルにもよくテントを構えてる。 Bar Rumba はこじんまりとしたクラブ。Piccadilly Circus のすぐ近く。スピーカの質は Fabric や The End に劣るが、ダンスフロアーの音響は良い。バーカウンターエリアのスピーカーの音質が劣悪なのが玉に瑕。
Stealth 場所: Turnmills 毎月第二木曜日 入場料: 6ポンド DJリストはオフィシャルホームページをチェック。
Eastern Drum & Breaks 場所: Herbal 毎月最終木曜日 レジデント: Nasha Records このイベントは他のイベントとは一味違って、Asian breakbeat をフィーチャーしている。早い話が、インド風のメロディーやハーモニーをドラムンベースやブレイクビートに重ねるという試み。これがなかなかいい!ロンドンで今一番注目度の高いイベントのうちの一つです。
-不定期イベント- Valve Sound System オフィシャルウェブサイト: www.bigbadbass.com/soundsystem.php レジデントDJ: Valve Recordings (Dillinja, Lemon D) 型にはまってる、との批判があるものの、出す曲全てがダンスフロアを騒がす Dillinja 。彼が盟友の Lemon D と共にオーダーメイドした、世界でただ一つのドラムンベース専用サウンドシステムを引っさげて、不定期に行われるイベント。(2003年後半から2004年前半にかけて monthly イベントになっていたが、あまりの大きさの重低音のためか、クラブ側が定住場所を提供してくれなかった模様。) スケジュールはこちらでチェック。 スピーカーの質が素晴らしい。超重低音のベースラインがはっきり聞き取れる(イギリスの情報誌 Time Out には重低音が"visible"(目に見える)と絶賛されていた)。普通のスピーカーじゃこんな音は出せない。また、スネアの音もパンチが効いていて、気持ちよい。音そのものでこれだけインパクトがあるドラムンベースイベントは初めて。Fabric より上かもしれない。これでこそ初めてクラブに行ってドラムンベースを聞く意味がある。へぼいサウンドシステムのクラブにお金払って行くぐらいならイアフォンで大音量で聞いたほうがマシだ。 Dillinja のDJプレイは、彼の作る曲のイメージそのまま。なかなか良かった。(Lemon D のDJプレイは聞き逃した。)
以下、不定期にイベントを開くドラムンベースパーティープロモーターを紹介。 Accelerated Culture オフィシャルウェブサイト: www.acceleratedculture.com Innovation オフィシャルウェブサイト: www.innovation.gb.com Breakin Science オフィシャルウェブサイト: www.breakinscience.com Desire オフィシャルウェブサイト: www.desire-returns.com |