細菌検査  
      



感染症対策は、臨床経験に加え、科学的根拠を加えた総合判断が重要です。
感染症の存在と部位を検索した後は、感染症の原因となっている菌の存在を決定して抗生剤を選択します。

現在、抗生剤の種類は系統別に多数あります。抗生剤が細菌に対して有効な範囲(抗菌スペクトラム)はかなり広いため、経験的に抗生剤を選択してもある程度効果は期待できます。しかし、初期の抗生剤が無効である場合には、より選択的な抗生剤の選択が求められます。


T。微生物(細菌や真菌)検査の重要性
感染症に対して漫然と抗生剤を投与したが無効のため病態が悪化する事例は数多くあります。
細菌の正体さえ知っておけば治せる例も多いと考えられます。
また最近はMRSAや多剤耐性緑膿菌も増加しており、普通の抗生剤が全く効かない症例も多くなりました。抗生剤選択が大変重要です。

感染症対策を戦略的に進めるためには、まず第一に、確実に細菌を同定することが重要です。その理由は以下です。

1.細菌が同定されない時に使用する抗生剤は、広範囲スペクトラムを有する抗生剤になりがちです。こうした抗生剤の多用は耐性菌の発生と蔓延の危険性を増加させます。院内での耐性菌の発生は、結果として抗生剤の寿命を短くし、治療選択の幅を狭めてしまいます。
 もし細菌の正体が分からない状態で初回の抗生剤治療が失敗した場合、次の抗生剤を決定する根拠が乏しくなります。そこで、初回抗生剤に無効であると予想される細菌を推定し、試験的に抗生剤を選ぶことになります。その結果、手探り状態の抗生剤治療となりかえって問題を複雑化させるおそれがあります。
いわゆる「泥沼」状態に陥ると方向を見失います。

.細菌を同定して適切な抗生剤を選択することは、治療の精度が向上し患者の利益につながります。同時に、治療者にとって無駄な労力と時間を省略でき、治療戦略を進める上で有利です。

3.細菌検査の結果集積は、院内さらには地域の感染パターンを知るための疫学的な意義を持っています。
例として、染色などでブドウ球菌が疑われた場合、全く同一タイプのブドウ球菌かどうかはわかりません。他の病院で検出されたブドウ球菌と自分の病院で検出されたブドウ球菌への薬剤効果は同等とは限りません。遺伝子が違う(菌株が違うともいいます)と、毒性も異なり、また抗生剤の効き方も異なります。もしかしたらMRSAかもしれません。
同一病院で検出される細菌の薬剤感受性を知ることによって、院内で流行している細菌(院内感染)であるのか外部からの持ち込みであるのかも推定できます。
さらには、ある地域でどのような細菌が流行しているのかを知ることであらかじめ抗生剤使用も決定しやすくなり治療効率が高まります。

U.検体

細菌を同定するためには感染巣の組織(検体)を提出しますが、以下の点に注意を要します。

.抗生剤を使用する前に検体を採取します。抗生剤を使用してしまうと、それが無効な抗生剤であっても培養では繁殖しないことがあります。
抗生剤使用にあたっては、検体をとって確認する意識を持ち、ちょっとした手間をかけるだけでその後の判断に大きな恩恵を与えてくれます。

B.適切な検体を採取するように心掛けます。例えば尿はカテーテルで導尿することで雑菌の混入を防ぐことが出来ます。確実な検体がとれない場合は、培養された細菌は必ずしも原因菌(起炎菌)とは限らないため、臨床像とあわせて判断する必要があります。

C.依頼する場合、検査室または検査機関に検体採取の目的を伝えることは有効です。特に疑っている細菌の有無や、採取方法の状況などを伝えることによって、検査側では条件や培地を変えるなどの対処をすることができます。また敗血症などで緊急で情報が欲しいときは、細菌種名は不明でも微生物の有無だけでも連絡してもらうなどの希望もあらかじめ伝えておくこともできます。

V.主要な検出方法

A.グラム染色
臨床の場では大変重要な手段です。グラム陽性菌は濃紫色に、グラム陰性菌は淡紅色に染まります。
検査時間は5分とかからずに迅速に得られ、原因菌の種類をおおまかに判断できます。
またその細菌の存在する領域の組織を見ると炎症の発生状況を知ることが出来ます。
忙しい臨床の場では、染色のための時間を常に確保できないかもしれませんが、できるだけ検査をすべきでしょう。


リンク グラム染色

参考)グラム染色による抗菌剤の選択
グラム染色で細菌の形態や大きさから原因菌を推定することができます。培養検査を待てない時は推定でも抗生剤を始めることがあります。

グラム染色 形態 推定菌 使用抗生剤
@グラム陽性球菌
GPC(gram positive coccus)
(1)chain(鎖状) ●Streptococcus
(連鎖球菌)
ペニシリン系
セフェム系
●Enterococcus
(腸球菌)
ペニシリン系と
アミノグリコシド系
(2)cluster
(ブドウの房状)
●Staphylococcus aureus(黄色ブドウ球菌) 第一世代セフェム系またはMRSA感染症薬(VCM,TEIC、ABK)
(3)Lancet 
(2個の細菌が寄り添うような配列)
●Pneumococcus
(肺炎球菌)
ペニシリン系
セフェム系
Aグラム陰性球菌
GNC(gram negative coccus)
kidney shape
(ソラ豆状)
●Neisseria
(淋菌、髄膜炎菌)
●Moraxella catarrhalis
第二世代セフェム系
ニューキノロン系
Bグラム陽性桿菌
GPR(gram positive rods)
 
●Listeria monocytogenesis
(リステリア)
ペニシリン系
●corynebacterium VCM、ABPC
Cグラム陰性桿菌
GNR(gram negative rods)
検鏡の大きさから類推    
(1)small ●Pseudomonas aeruginosa
(緑膿菌)
PIPC、CAZ,
カルバペネム系、ニューキノロン系
アミノグリコシド系
●Stenotrophomonas maltophilia ST合剤、ニューキノロン系
(2)large ●Escherichia coli
(大腸菌)
セフェム系、カルバペネム系、ニューキノロン系
●proteus mirabilis
(3)large(莢膜あり) ●Klebsiella pneumonia
(肺炎桿菌)
セフェム系、カルバペネム系、ニューキノロン系
Dグラム陰性球桿菌
gram negative coccobacilli
  ●Haemophilus influenza
(インフルエンザ菌)
セフェム系、カルバペネム系、ニューキノロン系
βラクタマーゼ阻害剤
Eグラム陰性 
mixed (anaerobic organism)
主に嫌気性菌 CLDM
ABPC/SBT(ユナシン)
PIPC/TAZ (タゾシン)
カルバペネム系


B.培養検査
起炎菌の菌名を決定(同定)し、抗生剤の感受性試験結果を得ることで抗生剤を選択できます。

ただし培養結果を判断するときには必ず臨床所見とあわせなければなりません。
なぜならば、
 検出された細菌がいつも必ずしも起炎菌とはいえません。もしMRSAが検出されても起炎菌であるとは決定できません。臨床的にMRSA感染症と強く疑われたときに意味を持ちます。

逆に起炎菌がいても必ずしも培養で検出されるとは限りません。検体が古かったり、嫌気性菌の培養環境が不十分な場合も菌は生育しません。
感染が持続するときは、繰り返し培養検査を提出することが大切です。初日の検体が培養陰性でも翌日は菌が検出される場合、あるいは逆の場合もあります。
とにかくしつこく検査をすることが重要です。

培養検査結果までの日数は、
菌がいるかいないかは、約1〜2日で判ります。
菌の同定と感受性結果は約2〜4日で判ります。菌の量や菌の強さの違いで検査培地に生える早さが違います。

なお培養試験方法は大きく3種類があります。(リンク参照)

1 ディスク法 
(下図参照)
培地上の阻止円の大きさで感受性の有無と程度を決定する。

2 微量液体希釈法
酸化還元酵素活性による呈色反応を利用してMIC値を測定する。

3 E-テスト
薬剤濃度勾配を施した短冊型の薬剤ディスクによる抗真菌剤感受性測定法。

C.PCR (ポリメラーゼ連鎖反応法;Polymerase Chain Reaction)
微生物の遺伝子を増幅して検出する方法。培養が困難な微生物(例えばクラミジア;Chlamydia、結核菌(Mycobacterium tuberculosis)も検出できます。ただし偽陽性の可能性もあります。
(リンク参照)


 ディスク法の実際例
Streptococcus pyogenes (A群レンサ球菌感染症)の感受性ディスク法

図説明 : シャーレ内の培地に細菌をまんべんなく植え付けます。同時に抗生剤を含んだ小さなディスクをシャーレ外縁に等間隔に置き、適温環境で培養させます。
感受性のある抗生剤(細菌に効く抗生剤)入りのディスクの箇所では、細菌の繁殖は同心円状に抑制されます。これが阻止円です。阻止円の直径が大きいほど感受性が高いことを意味します。

感受性ディスク1 感受性ディスク2
(培地:Mueller-Hinton Agar and Broth(5%羊血清)  一般好気性、嫌気性細菌用)

上記 Streptococcus pyogenes 感受性結果 
略号 一般名 抗生剤分類 感受性 
(S=感受性) (I=中間) (R=耐性)
ABPC アンピシリン ペニシリン系 S
CEZ セファゾリン セフェム系 S
GM ゲンタマイシン アミノグリコシド系 R
MINO ミノマイシン テトラサイクリン系 S
EM エリスロマイシン マクロライド系
CLDM クリンダマイシン リンコマイシン系
LVFX レボフロキサシン キノロン系
IPM イミペネム カルバペネム系
ST ST合剤
(サルファメトキサゾール・トリメトプリム)
配合剤
VCM バンコマイシン ペプチド系
ABK アルベカシン アミノグリコシド系
RFP リファンピシン 抗結核薬
CP クロラムフェニコール クロラムフェニコール系
TEIC テイコプラニン ペプチド系

ディスク法補足
 阻止円の直径(mm)と感受性の相関


抗生剤の種類によって、阻止円の直径と感受性の相関関係は以下のように定義されています。(抗生剤の一部例)
主にグラム陽性菌を対象に薬剤選択 主にグラム陰性菌を対象に薬剤選択
抗生剤略号 一般名 抗生剤略号 一般名
阻止円直径(mm) 阻止円直径(mm)

以下
中間
以上

以下
中間
以上
MPIPC メチシリン ≦17 18-24 PIPC ピペラシリン ≦23   24-30
ABPC アンピシリン 21-28 22-29 ≧30 CFS セフスロジン ≦14 15-17 ≧18
CEZ セファゾリン ≦14 15-17 ≧18 CPZ セフォペラジン ≦15 16-20 ≧21
IPM イミペネム ≦13 14-15 ≧16 CAZ セフタジジム ≦14 15-17 ≧18
VCM バンコマイシン   ≦14   ≧15 CPR セフピロム ≦14 15-17 ≧18
TEIC テイコプラニン ≦10 11-13 ≧14 CFPM セフェピム ≦14 15-17 ≧18
GM ゲンタマイシン ≦12 13-14 ≧15 IPM イミペネム ≦13 14-15 ≧16
AMK アミカシン ≦14 15-16 ≧17 MEPM メロペネム ≦10 11-14 ≧15
EM エリスロマイシン ≦13 14-22 ≧23 AZT アズトレオナム ≦15 16-21 ≧22
MINO ミノマイシン ≦14 15-18 ≧19 GM ゲンタマイシン ≦12 13-14 ≧15
LVFX レボフロキサシン ≦12 13-15 ≧16 AMK アミカシン ≦14 15-16 ≧17
CLDM クリンダマイシン ≦14 15-20 ≧21 TOB トブラマイシン ≦12 13-14 ≧15
CP クロラムフェニコール ≦12 13-17 ≧18 CPFX シプロフロキサシン ≦15 16-20 ≧21
RFP リファンピシン ≦16 17-19 ≧20 LVFX レボフロキサシン ≦12 13-15 ≧16
ST ST合剤 ≦10 11-15 ≧16 FOM ホスホマイシン ≦13 14-19 ≧20
          ST ST合剤 ≦10 11-15 ≧16



W.感受性試験結果
細菌を同定したあとは、どの薬剤がどの程度有効であるのかを検討します。

感受性の結果は、以下の2通りの表現で示されます。

A.
S (Susceptible)  (感受性あり)
I  (Intermediate)  (中間)
R (Resistant)    (耐性)

Sは、選択した抗生剤がよく効きます。
Rは、その抗生剤が効きません。
Iはその中間です。

B.
MIC(Minimal inhibitory concentration)
(最小発育阻止濃度)

MIC濃度(単位μg/ml)の数字の大きさは、菌の発育阻止のために必要な抗生剤の濃度を表します。
つまり、MIC数字が大きい抗生剤は高濃度が必要であり効きにくいのです。
逆にMICが小さいほど低濃度で効きます。

上記の2種類のいずれかまたは両方の結果から総合的に判断して抗生剤を決定します。

具体例)
検体 尿
培養結果 P.aeruginosa (緑膿菌)

薬剤名 MIC(μg/ml) 感受性
PIPC >256 R
FOM >65 R
CAZ =16 I
CFPM >32 R
CPZ >64 R
IPM =8 I
MEPM <2 S
CPFX >4 R

この例では具体的にどう対応するか

内服剤形はFOM(ホスミシン)とCPFX(シプロキサシン)があるがいずれも耐性(R)であり、無効である。
一方注射では、MEPM(メロペン)のみが感受性がある。
したがってまずMEPM点滴注射をおこなう。
もし点滴確保が困難な場合、筋肉注射可能な薬剤としてIPM(チエナム)を投与する。ここではI(中間)であるが、他に有効薬がない場合は細菌抑制の観点から投与する価値はある。
MEPMやIPMなどのカルバペネム系抗生剤は、血中濃度をあげるために1日3回投与が望ましい。
なお、緑膿菌は日和見感染であることから、尿から分離された場合は、尿路系に異物や結石がないかどうかの精査が必要である。
また、上記表に記載のない薬剤でも、抗生剤種類を指定して後からでも検査機関に追加できる。例えば緑膿菌には、ABK(ハベカシン)、TAZ/PIPC(タゾシン)、PZFX(パシル)なども有効であり、感受性試験薬に加えて報告を待つことができる。すでに菌が同定されている場合は、感受性の追加結果は1日で判明する。

補記) 実際の細菌培養結果は以下のような報告書で示されます。
同一検体から複数の菌が検出されることもあります。その場合は可能であればすべての菌に有効な抗生剤を選択しますが、薬剤感受性が異なる場合は、・抗生剤を複数使用する ・またはより毒性の強い細菌を目標に抗生剤を選択します。

具体的報告例(MRSAKlebisella Pneumoniae(肺炎桿菌)尿路感染症)(尿1cc中に10個)
感受性ディスクは、グラム陽性菌用とグラム陰性菌用で対象抗生剤が異なるのが一般的です。)





X。感受性結果と抗生剤使用時の注意点

 系統の異なる抗生剤群間でMICを比較することはできません。
系統が違う抗生剤では、MICの数字だけを見て効力を比較することは無意味です。あくまでも
同じ系統の中で比較する必要があります。
現実的にはMICの違いは、上記S,I,Rで表現されてきますのでこれを参考とすることになります。

● 薬剤の選択は、感受性だけで決定することは必ずしも正しくありません。
感受性はあくまでも検査培地上の結果です。
実際の薬剤は、体内で移動し感染部位に到達しなければ効果を発揮できません。したがって、組織移行性や組織中濃度も考慮して抗生剤を決定する必要があります。
例えば髄膜炎に対してはペニシリンとセファロスポリン共に感受性の場合、脳脊髄液への移行が悪いセファロスポリン系は効果的ではありません。


なお、微生物を特定するために検体を採取するためには、時には侵襲的(肉体的負担となる)な操作(採血、採尿、吸引など)も必要です。
それでも、抗生剤の選択や適応に悩む時は価値のある情報が得られることも確かです。
必要で可能な情報を得ないままに漫然と抗生剤を使用することだけは厳に慎むべきです。



参考リンク

1.グラム染色
  グラム染色の手順が詳細に書かれています。

2.簡易キットによる酵母様真菌の薬剤感受性試験 (susceptibility)

3.PCR法(遺伝子分析技術の大革命)

4.Mueller-Hinton Agar and Broth(培地)

5.劇症型A群レンサ球菌感染症(いわゆる人食いバクテリア症)

参考)日常診療で遭遇する感染菌(人、動物、人畜共通感染症を含む)
(細菌と真菌とリケッチアを記名。ウイルスと原虫は除く)

菌種名(細菌) 日本語名 旧名、その他、特記事項
Abiotrophia sp. アビオトロフィア Nutritionally variant streptococci(NVS)の一種
Abiotrophia.defectiva アビオトロフィア.デフェクティバ 旧名Streptococcus defectivus 常在菌
Achromobacter sp. アクロモバクター ブドウ糖非発酵グラム陰性桿菌。日和見感染菌。
Achromobacter xylosoxidans アクロモバクター・キシロスオキシダンス 別名Alcaligenes xylosoxidans or denitrificans
Acinetobacter.sp. アシネトバクター 好気性グラム陰性桿菌。日和見感染菌。
Acinetobacter baumanii アシネトバクター・バウマニー 別名A.calcoaceticus var.antiratus.院内感染菌。
Actinomyces sp. 放線菌 嫌気性。グラム陰性桿菌。犬口腔内常在菌。
Actinomyces israelli アクチノマイセス・イスラエリ 放線菌症の原因。膿汁中に菌塊あり。
Aerococcus sp. エロコッカス 好気性グラム陽性球菌
Aeromonas sp. エロモナス 好気性グラム陰性桿菌
Aeromonas hydrophila エロモナス・ヒドロフィラ 腸炎、尿路感染症など
Alcaligenes sp. アルカリゲネス ブドウ糖非発酵グラム陰性桿菌。日和見感染
Alcaligenes faecalis アルカリゲネス・フェカーリス カテーテル留置時の尿路感染症
Aspergillus sp.(真菌) アスペルギルス 糸状菌
Aspergillus fumigatus(真菌) アスペルギルス・フミガーツス 肺真菌症で多い。その他A.nigerもある
Aspergillus flavus(真菌) アスペルギルス・フラブス 各種真菌症
Bacillus sp. バシラス 好気性有芽胞グラム陽性桿菌。周毛性鞭毛
Bacillus anthracis 炭疽菌 炭疽の病原菌。人畜共通感染症。皮膚炭疽、肺炭疽、腸炭疽、髄膜炭疽。鞭毛はない。きょう膜を有する。
Bacillus subtilis 枯草菌 日和見感染症。
Bacillus cereus バシラス・セレウス 日和見感染症。
Bacteroides sp. バクテロイデス 嫌気性グラム陰性桿菌
Bacteroides fragilis バクテロイデス・フラジリス 腹腔内感染症などをおこす
Bifidobacterium sp. ビフィドバクテリウム 嫌気性無芽胞グラム陰性桿菌
Bifidobacterium bifidum ビフィズス菌 旧名 Lactobacillus bifidus
Bilofilia sp バイオフィラ 嫌気性グラム陰性桿菌。βラクタマーゼ産性。
Blastomyces sp.(真菌) ブラストマイセス 二形性真菌。
Blastomyces dermatiditis ブラストマイセス・デルマトディチス 皮膚炎または気管支肺炎。
Bordetella sp. ボルデテラ 好気性グラム陰性桿菌
Bordetella pertussis 百日咳菌 百日咳の原因菌
Bordetella  bronchiseptica ボルデテラ ブロンキセプティカ 犬ケンネルコフ(犬伝染性気管気管支炎)の原因菌
Borrelia burgdorferi ボレリア ライム病の原因菌。人と犬に罹患。ダニ媒介性疾患。
Branhamella sp. ブランハメラ 別名 Moraxella Branhamella
Burcella sp. ブルセラ 好気性グラム陰性桿菌。人畜共通感染症。
マルタ熱菌、ウシ流産菌、ブタ流産菌。
Burcella canis 犬ブルセラ病 犬精巣炎、前立腺炎の原因
Burkholderia sp. バークホリデリア ブドウ糖非発酵グラム陰性桿菌
Burkholderia cepacia バークホリデリア・セパシア 旧名Pseudomonas cepacia。クロルヘキシジン耐性株の院内感染症有り
Burkholderia mallei バークホリデリア・マレイ 旧名Pseudomonas mallei。鼻疽の原因菌。人畜共通感染症。
Burkholderia pseudomallei バークホリデリア・シュードマレイ 旧名Pseudomonas pseudomallei。類鼻疽の原因菌。
Campylobacter sp. カンピロバクター グラム陰性螺旋状桿菌。人畜共通感染症。
Campylobacter jejuni カンピロバクター・ジェジュニ 腸炎の原因菌。成犬より子犬に多い。
Campylobacter fetus カンピロバクター・フェタス 髄膜炎など
Candida sp.(真菌) カンジダ 酵母様真菌
Chlamydia sp. クラミジア グラム陰性菌。培養不可能。オウム病、トラコーマなど
Chryseobacterium sp. クリセオバクテリウム ブドウ糖非発酵グラム陰性桿菌
Citrobacter sp. シトロバクター 好気性グラム陰性桿菌。
Citrobacter freundii シトロバクター・フロインデイ 日和見感染
Citrobacter koseri シトロバクター・コゼリ 旧名 Citrobacter diversus
Clostridium sp. クロストリジウム 嫌気性有芽胞グラム陽性桿菌。周毛性鞭毛あり
Clostridium perfringens ウエルシュ菌 ガス壊疽菌の一種。人、動物の腸管内に常在。ガス壊疽、食中毒、敗血症。
Clostridium difficile クロストリジウム・ディフィシル 腸管内常在菌。トキシンA,Bを産性する。
Clostridium botulinum ボツリヌス菌 ボツリヌス食中毒の原因菌。
Clostridium tetani 破傷風菌 破傷風の原因菌。
Coccidioides sp(真菌) コクシジオイデス 二形性真菌。
Coccidioides immitis(真菌) コクシジオイデス・イミティス コクシジオイデス病(サン・ジョーキン渓谷病)の原因真菌。
Corynebacterium sp. コリネバクテリウム 好気性グラム陽性無芽胞桿菌。無鞭毛。
Corynebacterium diphteriae ジフテリア菌 ジフテリアの原因菌
Corynebacterium jeikeium コリネバクテリウム・ジェイケイウム 日和見感染
Corynebacterium pseudodiphteriticum ホフマン菌 旧名 C.hofmannii
Corynebacterium striatum コリネバクテリウム・ストリアツム 日和見感染
Corynebacterium urealyticum コリネバクテリウム・ウレアリティクム 日和見感染
Cryptococcus sp.(真菌) クリプトコッカス 酵母様真菌。日和見感染
Cryptosporidium sp.(原虫) クリプトスポリジウム 原虫。下痢の原因
Eggerthelia sp. エガーセラ 嫌気性無芽胞グラム陽性桿菌
Eggerthelia lenta エガーセラ・レンタ 旧名Eubacterium lentum.セフェム耐性
Ehrlichia canis
(リケッチア)
エールリヒア・カニス エールリヒア症(熱帯性犬汎血球減少症)の原因菌。マダニ(Rhipicepalus sanguineus)が媒介
Ehrlichia platys
(リケッチア)
エールリヒア・プラティス 犬感染性周期性血小板減少症
Eikenella sp. エイケネラ 炭酸ガス要求性グラム陰性桿菌。
Enterobacter sp. エンテロバクター 好気性グラム陰性桿菌。ABPC,CEZ耐性増加。
Enterobacter cloacae エンテロバクター・クロアカエ 日和見感染 セフェム系薬剤耐性増加
Enterobacte aergenes エンテロバクター・エロゲネス セフェム耐性菌は少ない
Enterococcus sp. 腸球菌 グラム陽性球菌。腸内細菌。VCM耐性菌が増加。
Enterococcus faecalis エンテロコッカス・フェカーリス 腸球菌では最も良く検出される。VREあり。
Enterococcus faecium エンテロコッカス・フェシウム ABPC,IPMに耐性が多い。VREあり。
Enterococcus caseliflavus エンテロコッカス・キャセリフラブス 黄色色素産性。VCMに中等度耐性。TEICには感受性あり。
Escherichia sp. エシェリキア 大腸菌とその他4種類
Escherichia coli 大腸菌 腸管内常在菌。ESBL産性菌増加中。
病原性大腸菌 Enteropathogenec(EPEC) 病原性大腸菌。菌体内毒素endotoxinが腸炎の原因
Enterotoxigenic(ETEC) 毒素原性大腸菌。菌体外毒素enterotoxinが原因
Enteroinvasive (EIEC) 腸管侵襲性大腸菌
Enterohaemorrhagic(EHEC) 腸管出血性大腸菌。verotoxin。HUS(溶血性尿毒素症症候群)の原因
Eubacterium sp. ユウバクテリウム 嫌気性無芽胞グラム陽性桿菌。
Exophilia sp.(真菌) エクソフィアラ クロモミコーシスの原因菌。E.jeanselmeiは日和見感染
Finegoldia sp. ファインゴルディア 嫌気性グラム陽性球菌。
Finegoldia magna ファインゴルディア・マグナ 旧名Peptostreptococcus magnus.
Fonsecaea sp(真菌) フォンセケア クロモミコーシスの原因菌。F.pedrosoiが代表的菌種
Francisella sp. フランシセラ 好気性グラム陰性桿菌 無鞭毛。
Francisella turalensis 野兎病 野兎病の原因菌。人畜共通感染症。
Fusarium sp. フサリウム F.solaniが代表菌種。角膜潰瘍などの真菌症
Fusobacterium sp フソバクテリウム 嫌気性グラム陰性桿菌。
Gardnerella sp ガードネラ 炭酸ガス要求性グラム陰性桿菌
Gardnerella vaginalis ガードネラ・バジナリス 旧名Haemophilus vaginalis。
Granulicatella sp グラヌリカテラ グラム陽性連鎖球菌。
Granulicatella adjacens グラヌリカテラ・アジャセンス 旧名Streptococcus adjacens.口腔内常在菌
Haemophilus sp ヘモフィルス 好気性グラム陰性桿菌
Haemophilus influenza インフルエンザ菌 呼吸器、鼻、耳、眼感染症の原因菌。ペニシリナーゼ産性。ABPC耐性菌増加。BLNAR増加(βラクタマーゼ非産性ABPC耐性菌)
Haemophilus parainfluenza パラインフルエンザ菌 日和見感染
Haemophilus ducreyi 軟性下疳菌 軟性下疳の原因菌
Helicobacter sp ヘリコバクター グラム陰性螺旋桿菌
Helicobacter pylori ヘリコバクター・ピロリ 旧名Campylobacter pylori 有鞭毛。ウレアーゼ産性。胃炎、十二指腸潰瘍との関連あり。
Histoplasma sp.(真菌) ヒストプラスマ 二形性真菌
Histoplasma capsulatum(真菌) ヒストプラスマ・カプシュラテュム ヒストプラスマ病の原因
Klebsiella sp. クレブシエラ グラム陰性桿菌。
Klebsiella pneumoniae 肺炎桿菌 人、動物の消化管に生息。呼吸器、腹腔内、尿路感染症の原因菌。ABPCに自然耐性。
Klebsiella oxytoca クレブシエラ・オキシトカ インドール陽性菌。日和見感染症。
Lactobacillus sp 乳酸桿菌 人膣内の乳酸桿菌はデーデルライン桿菌(L.acidophilus,L.casei)と
Legionella sp レジオネラ 好気性グラム陰性桿菌。鞭毛あり。
Legionella pneumophilia レジオネラ・ニューモフィラ 空調冷却水や給水温湯器内で生息し院内感染の原因となる。レジオネラ肺炎(在郷軍人病)やポンテアック熱の原因。βラクタマーゼ産性。
Legionella bozemanii レジオネラ・ボゼマニ 別名 Fluoribacter bozemanii
Legionella dumoffii レジオネラ・デュモフィー 別名 Fluoribacter dumoffii
Legionella gormanii レジオネラ・ゴルマニ 別名 Fluoribacter gormanii
Legionella micdadei レジオネラ・ミクダディ 別名 Taltockia  micdadei
Leuconostoc sp ロイコノストック グラム陽性連鎖球菌 乳酸発酵の代謝系を持つ。グリコペプチド系に自然耐性。
Listeria sp リステリア グラム陽性短桿菌。無芽胞、鞭毛あり。
Listeria monocytogenes リステリア・モノサイトゲネス リステリア症(髄膜炎、敗血症、流産等)第3世代セフェムに耐性。
Malassezia sp (真菌) マラセチア 酵母様真菌。通常培地の発育は不可能で、ディクソン培地を使用。
Malassezia furfur(真菌) 癜風菌 癜風の原因菌。
Micrococcus sp ミクロコッカス グラム陽性球菌。人、動物の皮膚、粘膜、等に分布。病原性弱い。
Micromonas sp ミクロモナス 嫌気性グラム陽性球菌。
Micromonas micros ミクロモナス・ミクロス 旧名 Peptostreptococcus micros
Microsporum canis(真菌) ミクロスポルム・カニス 犬小胞子菌
Microsporum gypseum(真菌) ミクロスポルム・ジプセウム 石膏状小胞子菌
Mobiluncus モビルンカス グラム陽性または陰性桿菌。
Moraxella sp モラクセラ グラム陰性球桿菌
Moraxella (Branhamella) catarrhalis モラクセラ(ブランハメラ) カタラーリス グラム陰性球菌。呼吸器、鼻、眼の感染菌。βラクタマーゼ産性。
Moraxella (Branhamella) lacunata モラクセラ(ブランハメラ) ラクナータ グラム陰性球桿菌。眼感染の原因菌。
Morganella sp モルガネラ グラム陰性桿菌。腸内細菌。
Morganella morganii モルガネラ・モルガニ βラクタマーゼ産性。日和見感染。尿路感染症に多い
Mucor sp (真菌) ケカビ 日和見感染。ムコール症の原因菌(Absidia,Rhizopusも原因)
Mycobacterium sp マイコバクテリウム 好酸菌。グラム陽性桿菌といわれるがグラム染色では染まりにくく、好酸菌染色を使用。
Mycobacterium tuberuculosis 人型結核菌 人に結核をおこす
Mycobacterium bovis ウシ型結核菌 人に結核をおこす
Mycobacterium tuberculosis complex マイコバクテリウム・ツベルクローシス・コンプレックス M.tuberculosis,M.africanum,M.bovisを含む名称。PCR法で区別できない。
Mycobacterium kansasii マイコバクテリウム・カンサシ 人に結核様感染症を起こす
Mycobacterium avium トリ型結核菌 非結核性好酸菌症(非定型好酸菌症)の原因菌。
Mycobacterium intracellulare マイコバクテリウム・イントラセルラーレ 非結核性好酸菌症(非定型好酸菌症)の原因菌。
Mycobacterium avium complex マイコバクテリウム・アビウム・コンプレックス Mycobacterium intracellulare,Mycobacterium aviumを区別しがたいため総称名。MACという。
Mycoplasma sp マイコプラズマ グラム陰性桿菌。多形性。細胞壁を欠き、βラクタム系薬剤は無効。
Mycoplasma pneumoniae 肺炎マイコプラスマ マイコプラズマ肺炎の原因菌。
Neisseria sp ナイセリア グラム陰性双球菌
Neisseria gonorrhea 淋菌 淋病の原因
Neisseria meningitidis 髄膜炎菌 流行性髄膜炎の原因
Neorickettsia helminthoeca リケッチア・ヘルミンテカ アラスカ近辺の鮭に感染。鮭中毒の原因菌。
Nocardia sp ノカルジア 好気性グラム陽性、分岐した桿菌。放線菌の一種。ノカルジア症の原因菌。
Pantoea sp パンテア グラム陽性球菌 腸内細菌
Pantoea agglomerans パンテオ・アグロメランス 旧名Enterobacter agglomerans
Paracoccidioides sp(真菌) パラコクシジオイデス 二形性真菌
Paracoccidioides brasilliensis パラコクシジオイデス・ブラジリエンシス パラコクシジオイデス病の原因、(日本には見られない)
Pasteurella sp パスツレラ 好気性グラム陰性桿菌
Pasteurella mulocida パスツレラ・ムルトシダ 猫、犬の口腔内常在菌。人に呼吸器感染。
Peptococcus niger ペプトコッカス 嫌気性グラム陽性球菌
Peptostreptococcus sp ペプトストレプトコッカス 嫌気性グラム陽性球菌
Peptostreptococcus anaerobius ペプトストレプトコッカス・アネロビウス 最も頻度が多い ペニシリン耐性株が多い
Peptostreptococcus magnus ペプトストレプトコッカス・マグヌス 最新名 Finegoldia magna
Peptostreptococcus micros ペプトストレプトコッカス・ミクロス 最新名 Micromonas micros 
Plesiomonas sp プレジオモナス 好気性グラム陰性球菌
Plesiomonas shigelloides プレジオモナス・シゲロイデス 魚の病原菌。赤痢菌と一部共通抗原
Pneumocystis sp(真菌) ニューモシスティス 原虫か真菌か議論はあるが真菌として取り扱う
Pneumocystis carinii ニューモシスティス・カリニ 日和見感染。間質性肺炎
Porphyromonas sp ポルフィロモナス 嫌気性グラム陰性短桿菌。Bacteroidesから独立。
Porphyromonas asaccharolytica ポルフィロモナス・アサッカロリティカ 旧名 Bacteroides asaccharolytica 呼吸器科疾患
Porphyromonas gingivalis ポルフィロモナス・ジンジバーリス 旧名 Bacteroides gingivalis 歯周病と関連あり
Prevotella sp プレボテラ 嫌気性グラム陰性短桿菌。Bacteroidesから独立。
Prevotella bivia プレボテラ・ビビア 旧名Bacteroides bivius βラクタマーゼ産性多い
Prevotella intermedia プレボテラ・インターメディア 旧名Bacteroides intermedius
Prevotella melaninogenica プレボテラ・メラニノジェニカ 旧名acteroides melaninogenicus
Propionibacterium sp プレピオニバクテリウム 嫌気性無芽胞グラム陰性桿菌
Propionibacterium acnes プレピオニバクテリウム・アクネス 人の皮膚、常在菌 皮脂腺付近に多く分布
Proteus sp プロテウス 腸内細菌 好気性グラム陰性桿菌
Proteus mirabilis プロテウス・ミラビリス インドール陰性菌 
Proteus vulgaris プロテウス・ブルガリス βラクタマーゼ産性。ABPC,CEZ耐性
Providencia sp プロビデンシア 好気性グラム陰性桿菌
Providencia rettgeri プロビデンシア・レットゲリ 旧名Proteus rettgeri。主に尿路感染。多剤耐性菌が多い
Providencia stuartii プロビデンシア・スチュアティ 旧名Proteus inconstansB。主に尿、耳
Providencia alcalifaciens プロビデンシア・アルカリフェシエンス 旧名Proteus inconstansA。主に尿、耳
Pseudomonas sp シュードモナス ブドウ糖非発酵グラム陰性桿菌。日和見感染
Pseudomonas aeruginosa 緑膿菌  1本の鞭毛を有す。緑色色素(ピオシアニン)、蛍光色素(ピオベルジン)を産性。メタローβラクタマーゼ産性菌の多剤耐性菌増加。
Pseudomonas fluorescens 蛍光菌 蛍光色素(ピオベルジン)を産性。4℃で発育。
Pseudomonas putida シュードモナス・プチダ 蛍光色素(ピオベルジン)を産性。緑膿菌と類似している。
Rikettsia rickettsii
(リケッチア)
リケッチア・リケッチ ロッキー山紅斑熱(犬)の原因菌。マダニでが媒介
Salmonella sp サルモネラ 腸内細菌
Salmonella.enterica subsp.enterica serovar
Paratyphi A
パラチフスA菌 パラチフスの原因菌
Salmonella arizonae アリゾナ菌 食中毒
Salmonella typhimurium ネズミチフス菌 食中毒の代表菌
Salmonella thphi チフス菌 腸チフスの原因
Salmonella enteritidis 腸炎菌 食中毒
Serratia sp セラチア 腸内細菌。グラム陰性桿菌。
Serratia marcescens 霊菌 日和見感染。尿、喀痰、血液感染。
Shigella sp 赤痢菌 (A群)S.dysenteriae (B群)S.flexneri (C群)S.boydii (D群)S sonnei
Staphylococcus sp ブドウ球菌 好気性グラム陽性球菌。常在菌。
Staphylococcus aureus 黄色ブドウ球菌 化膿性疾患。MRSA感染症が増加。
Staphylococcus epidermidis 表皮ブドウ球菌 皮膚、粘膜の常在菌。
Staphylococcus intermedius スタフィロコッカス・インテルメヂウス 犬の皮膚常在菌。コアグラーゼ陽性。人畜共通感染の可能性
Staphylococcus saprophyticus スタフィロコッカス サプロフィティックス 膀胱炎の原因菌
Coagulase negative Staphylococci コアグラーゼ陰性ブドウ球菌 CNSとも呼ばれる
Stenotrophomonas sp ステノトロホモナス ブドウ糖非発酵グラム陰性桿菌。カルバペネム系に自然耐性。日和見感染
Stenotrophomonas maltophilia ステノトロホモナス・マルトフィリア 旧名Xathomonas maltophilia。
Sporothrix sschenckii(真菌) スポロトリクス・シェンキイ 皮膚結節病変
Streptococcus sp 連鎖球菌 グラム陽性球菌
Streptococcus pyogenes ストレプトコッカス・ピオゲネス
化膿連鎖球菌
A群溶連菌。猩紅熱、リウマチ熱の原因
Streptococcus agalactiae ストレプトコッカス・アガラクティエ B群溶連菌。髄膜炎の原因菌。
Streptococcus pneumoniae 肺炎球菌 人の鼻咽頭に存在。ペニシリン耐性増加
(PISP,PRSP)
Streptococcus anginosus ストレプトコッカス・アンギノサス F群溶連菌。
Streptococcus mutans ストレプトコッカス・ミュータンス 齲歯(虫歯)の原因菌のひとつ
Streptococcus sanguinis ストレプトコッカス・サングイニス 旧名S.sanguis.H群溶連菌。
Trichophyton sp(真菌) トリコフィトン 皮膚糸状菌。白癬の原因菌。T.mentagrophytes,T.rubrumなど
Trichosporon sp(真菌) トリコスポロン 酵母様真菌。
Ureaplasma sp(マイコプラスマ) ウレアプラスマ U.urealyticumは尿道炎の原因。
Veillonella sp ベイヨネラ 嫌気性グラム陰性球菌。V.paruvulaが代表的
Vibrio sp ビブリオ グラム陰性コンマ状桿菌。1本の鞭毛あり。
Vibrio cholerae コレラ菌 コレラの原因菌
Vibrio parahaemolyticus 腸炎ビブリオ 食中毒の原因
Vibrio alginolyticus ビブリオ・アルギノリティクス 中耳炎、敗血症
Vibrio vulnificus ビブリオ・バルニフィカス 日和見感染
Yersinia sp エルニシア 好気性グラム陰性桿菌
Yersinia enterocolitica エルニシア・エンテリコリチカ ブタ、犬などの哺乳動物に分布。
Yersinia pestis ペスト菌 ペストの病原体。





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2006/02/12 作成
(微生物検査)