『歩行者族の反乱』
著者 D・H・ケラー
(早川書房 世界のSF31より)
歩行者族というと対になるのが、自動車族ですね。そうです。今から少し未来に、ほとんどの人間が、機械(特に自動車)ばかりのり、その結果、下半身は萎縮し歩けなくなっていきました。やがて道は自動車族のものとなり、歩行者族は、猿なみだと思われ、ひいても殺してもいいということになりました。
やがて、歩行者族は絶滅したかに見えましたが、実は・・・という話です。
ここまで自動車族だけになるという極端なことにはならないでしょうけど、私たちの世界は電気でまかなっています。その電気がなくなったら、電気使用者族は消えてなくなり、非電気使用者族が活発になることでしょう。
この話には皮肉きいています。ただちょっと教訓(寓話)めいているのが鼻につくかな。