mmearth.gif めーるの小部屋




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この小部屋は、メールに関する初歩からの仕組みを書いたものです。


居候は、Exchange時代から、マイクロソフトメーラが大嫌いです。メールのように簡単なものを、なぜ、あれほど、理解に苦しむ使い方にするのか、まったく、重複しますが、理解に苦しみます。

しかし、初心者は、メーラの設定が分けが分からないので、一度、使い出したOutlookを止める気にはなれないようで、それが昨今のウィルス蔓延状態を引き起こしているのです。是非、ここで解説することを理解し、EdMaxのような別の
無料メーラに換えることをお薦めします。



EdMaxダウンロード EdMaxの設定     メールの詳細四方山話 1     TelnetでSMTP/POP

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メールの仕組み

インターネットメール、あるいはeMail、イーメールなどと呼ばれているメールが、少し理解しにくい理由は、郵政事業庁の普通のメール(以下、官製メール)と、少し仕組みが違うことが原因のようです。

官製メールは、
出すときは、郵便局に行くか、ポストに入れます。読む時は、普通は何もしません。郵便局から配達されてきたら、読むだけですね。

メールの場合
しかし、メールは違います。これは、官製メールの私書箱方式だと思えばいいでしょう。この場合、あなたは、郵便局と契約して郵便局内に自分の私書箱を作ってもらいます。

下の図を見てください。簡単でしょ。これだけの為に、今まで訳のわからないと思っていた色々な接続設定が必要だったのです。でも、この図さえ理解しておけば、何が何をする設定なのか分かりますから、新しいメーラになっても不安になることはありません。とくに、Yahoo!BBのADSLやCATVなどのLAN型で接続している場合は、ダイアルアップの設定も必要ないので、これだけで済みます。

mail.jpg

SMTPサーバやPOPサーバは各自加入しているISP(Yahoo!、Biglobe、Nifty、Asahi-netなど)のものです。


郵便を出す時は、今までとかわりません。ポストへ入れればいいだけです。しかし、私書箱を使って、郵便を受け取る場合、自分の住所は、

       「郵便局名と私書箱123番」

というような書き方をしますね。TVの懸賞のあて先などはこんなのが結構あります。TV局が、郵便局と契約して、私書箱を持っているからです。

この場合、郵便は、当然、あなたの家には届きません。上記の郵便局の私書箱に届きますから、あなたは毎日、郵便局に行き、その私書箱の持ち主であるという証明書を見せて私書箱の鍵を受け取り、その私書箱を見ないといけないわけです。

普通の官製メールの場合

  あなたの家←−−−−−郵便配達−−−−郵便局

私書箱利用の場合

  あなた−−−−−→郵便局の私書箱←−−−−郵便

もうお分かりかと思いますが、メールは、官製メールの私書箱方式をモデルにしているのです

メールの場合
細かなところは後から詳細にしますが、大体下のようになっています;

 メールを受信する時
   あなたのメーラ−−−−→あなたのISPのメールボックス←−−−相手のISP←−−相手のメーラ

官製メール            −−  メール
あなた               −−  あなたのメーラ
郵便局              −−   あなたのISP
私書箱              −−   メールボックス
私書箱の持ち主の証明書   −−   アカウント
私書箱の鍵           −−   パスワード


このような対応だと思ってください。

 メールを送信する時

   あなたのメーラ−−−−→ポストまたは郵便局−−−→相手のISPのメールボックス


そうすると、あなたのメーラに何を教えて置かないといけないかがわかります。
この教えておくべき物を設定というのです。

まず、送信から考えましょう

 ・ポストあるいは、郵便局の場所

設定項目は、これだけです。官製メールは、これだけ知っていれば、出せますね。メールの場合、ポストや郵便局に当たるものがメールサーバあるいは、SMTPサーバと呼ばれるものです。メール送信は、SimpleMailTransferProtocolという、業務指針みたいなもので運用されるので、この名をとって、SMTPなどと呼ばれますが、単純にメールサーバとも呼ばれます。このサーバが、ポストや郵便局の役割をします。場所は、インターネットの約束に従って、ドメインネームあるいは、IPアドレスというもので指定します。どちらでもいいのですが、普通は、覚えやすいドメインネームが使われます。ドメインネームは住所+氏名のようなものです。SMTPサーバのドメインネームは、あなたがISPに加入した時の説明書の中に書いてあります。メール配送はISPの大きな役割の一つですから。

YahooBB!の場合、ybbsmtp.mail.yahoo.co.jpのようなドメインネームになっています。smtpという文字が見えています。この命名方はISPの趣味の問題ですから、smtpが無いといけないということはまったくありません。

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ドメインネームとコンピュータの名前の関係

ドメインネームというのは、コンピュータの住所、氏名です。一番左がコンピュータの氏名(Windowsならコンピュータ名)、それより右側が、住所です。

ybbsmtp.mail.yahoo.co.jpは、ybbsmtpというコンピュータがあって、それは、日本(jp)の、会社(co)の中でyahooと言う名の会社で、mail部 というようになっています。



受信の場合
送信と違って、私書箱を使いますから、少し面倒です。官製メールでは、まず、あなたの郵便局名と私書箱番号がいりましたね。

あなたの郵便局は、あなたのISPです。私書箱を見るためのPOPサーバの住所・氏名は、POPサーバのドメインネームです。これは、SMTPサーバと同じように、ISPの説明書に書かれています。私書箱を見る方法は、PostOfficeProtocolという運用指針で行われます。それで、この私書箱を見てくれるサーバはPOPサーバと呼ばれています。YahooBB!ですと、

    ybbpop.mail.yahoo.co.jp

という名前(ドメインネーム)のサーバがPOPサーバです。簡単でしょ?

さて、私書箱は、勝手に開けられません。そんなことをすれば、他人の私書箱からメールを盗めてしまいます。それで、自分の鍵が郵便局にありますが、それを受け取るためには身分証明をしなければなりません。身分証明の名前か番号がメールアカウント、鍵がパスワードですね。アカウントとは、銀行口座のような、口座という意味ですね。

まとめましょう。

ポストの場所          = SMTPサーバのドメインネーム
郵便局私書箱係名      = POPサーバのドメインネーム
私書箱番号           = メールアカウント(口座番号)
鍵                 = パスワード


これだけは、最低限メーラに設定しなければならない情報だということはわかりましたね?

実は、もうひとつ、あなたのメールアドレスというものがあります。これも設定しなければなりません。良く考えてみると、これは、いらないのじゃないかと思われます。私書箱のおいてある郵便局名と、私書箱番号が相手に分かればメールは届くはずですね。でも、メールの場合、そのどちらも相手に教えません。その代わりメールアドレスというものを教えるのです。その代わり

 メールアドレス ←→ POPサーバのドメインネームとアカウント

を変換する仕組みがISPにはあるのですが、これはISPの中の問題ですから、知らなくても全然かまいません。

メールアドレスの仕組みを少しだけ話しましょう。

   isoro@nowhere.co.jp   (このアドレスは、例にした偽なので、存在しません。出さないように)

というようにメールアドレスには必ず@があります。@より右が、メールサーバのドメインネーム、左が個人のアカウントです。@は「at」の略字ですから、isoro@nowhere.co.jpは、nowhere.co.jpサーバにある(at)中のisoro私書箱(アカウント)ということを意味しています。


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メールアドレスのドメインネーム
メールアドレスのドメインネームは、@の右側ですが、これは実は、コンピュータそのものを示すドメインネームになっていません。もう一段しかけがあります。そのしかけによって、SMTPサーバの真性ドメインネームに変換されるのですが、それもインターネットの仕組みですから知らなくてもへいきです。

hotmail.comとか、yahoo.co.jpとかなどの簡単なドメインネームで何百台もあるはずのSMTPサーバが特定できる理由は、このような仕掛けがあるからです。



ここで、nowhere.co.jpは、smtpサーバ名に変換されます。POPサーバではありませんよ。メールの送信と受信はISP間では、SMTP同士で行われるからです。受信側のSMTPサーバは、受け取ったメールをisoroというアカウントの私書箱に入れてくれます。居候が、家のメーラで、そこからメールを取り出すときに使うのがPOPサーバなのです。

                     ←→
   −−−−SMTPサーバ-----インターネット----SMTPサーバ-------相手のメーラ
   |    |
   |↑ 私書箱   ISP
   |    |
 メーラ-----POPサーバ
      ←

こんな構造です。相手の側のISPもこちらと同じようにPOPサーバなどがありますが、省略してあります。

 ・メールを出す時には、メーラはSMTPサーバにアクセスして、自分のメールをそのMTPサーバに渡します。SMTPサーバはポストのようなものです。SMTPサーバは、あなたから受け取ったメールの相手先アドレスを見て、そこにいる相手のAMTPサーバにアクセスします。で、アドレスを間違えると、そこにいるはずのSMTPサーバが居ないので、返事が無く、戻ってきてしまいます。アドレスはISPが決めています。相手のSMTPサーバは受信したメールをメールアドレスの@の左側を見て、その私書箱にいれます。

 ・次ぎに、メーラでメールを受信する場合ですが、上のようにして、相手からきたメールもあなたの私書箱に入っています。あなたは、メーラを起動して、受信操作をします。すると、メーラはこんどはPOPサーバにつなぎ、私書箱からメールを読み出して、あなたのメーラに送ってくれます。それが、メーラのメールボックスに貯まり、表示されるのですね。


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スパムメールに使われるSMTPサーバ

上の話でわかるように、官製メールでは、私書箱は、自分のものが決まっているので、そこからしか取り出せませんが、メールを出すときのポストは、どこでもいいですね。あなたの家が決まっていたら、出すポストは、ここしかだめですということはありません。

メールでもまったく同じで、実はSMTPサーバは、自分のISPのSMTPサーバでなくてもいいのです。メーラのSMTPサーバ名のところに、ybbsmtp.mail.yahoo.co.jpの代わりに、mail.asahi-net.or.jpというように他のISPのSMTPサーバに送信を頼んでもおなじことです。ただ、普通、ISPは自分の会員のメールしか受け付けませんので、あなたのメーラがつなぎにいくと拒絶されてしまい、結局はダメなのですが。

しかし、居候のように個人でSMTPサーバを建てていて、そのサーバのセキュリティ(防御)をきちんとしていない場合、そこに繋いでくる輩がいます。これは、何をするためかというと、犯罪あるいは犯罪に近いことを行いたいが為です。スパムメールのような迷惑メールを自分の入っているISPのSMTPサーバからだしますと、誰が出したか分かってしまいますので、ISPに契約を破棄されます。NTT西日本が九州のスパム業者の契約を破棄しましたね。拍手!。東日本はほったらかしなのか、夜中にスパムが携帯に届いて起こされます。

スパムメール業者や、悪人は、どこかISPの他に、人の良いSMTPサーバがいれば、そこに接続して、メールを出そうとするのです。この場合、ISPのSMTPサーバは使っていないので、ISPは分からないのです(立場的にね。本当はわかります)。

人の良いSMTPサーバは、多分、ログも残していないでしょうから、誰がだしたものか後になっては分からないでしょう。ですから、こうしたことをするわけなのですね。受け取った側からすれば、その人の良いSMTPサーバの持ち主が出したとしか思われません。他人のメールを中継したという証明をするためにはログが必要になりますが、それが無ければそのSMTPサーバの持ち主が出したメールであると推定されます。犯罪にかかわったメールなどですと、犯人扱いされますし、賠償金の請求先になりますから、セキュリティをしらずに、むやみにSMTPサーバを立てるのは怖いことです。






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