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いつからなのか?アメリカに憧れを抱いたのは。なぜアメリカなのか? 中学生時代、初めてラジカセを買ってもらい、FMでヒットチャート番組をAir Checkしていた。 ラジオから流れてくるのは当時流行のMichael Jackson、Billy Joel、Cyndi Lauperだった。 そんなときに出会ったのが『FM STATION』というFM情報雑誌だった。 その雑誌の表紙は、色鮮やかなアメ車、Cafeの看板やビルボードのイラストで飾られていた。 青い空と街並みを吹きぬける風。ポップでリアルに表現された風景。 僕にとって、そのイラストの中がアメリカだった。 そんな世界を描いていたのがイラストレータ“EIZIN SUZUKI” 雑誌付録のカセットレーベルを集め、テープに録音した音楽に合うイラストを選んではINDEXを作って遊んでいた。 大学を卒業し社会人となり、そんなことなど忘れていたある日、街で見かけた『鈴木英人展』。 実物の版画作品を見るのが初めてで、嬉しくて販売員と時間を忘れて話し、アメリカへの憧れを思い出した。 1996年に仕事の関係でアメリカ・カリフォルニア州に半年間程出張することになった。 初めてのアメリカ。実際に見る風景、空の色、看板。どこをとってもEIZIN WORLDそのものだった。 週末ごとに何処かへ出掛け、写真を撮りまくった。ロサンゼルス、ヨセミテ、モントレー。 帰国後、鈴木英人さんとお会いする機会があり、アメリカの話を聞き更に憧れを強くもち、もっといろんな場所、日本人観光客が殆ど訪れないような町に、レンタカーを借りて旅するようになった。 何も無い小さな町にも、素晴らしい風景がある。心優しい人々が生活している。そんな素敵な出会いがある旅を続けることが、ようやく見つけた僕のライフ・ワークなのだ。 |
| 2001年05月08日 by KEIZIN |