実に2年ぶりの競技会への参加です。天候が悪く波瀾万丈な結果に...^^;。
今回参加したこの競技会も前回同様フレッシュマン戦でビギナー向けの競技会の筈なんですが、相変わらず朝早く起きて会場に馳せ参じてみると、何だか気合いの入ってそうな車が沢山並んでいました。また天気は雨こそ降っていなくて路面は乾いてはいるものの、今にも降り出しそうな嫌な天気でした。
私は今回A2クラスでエントリーしました。私の車は相変わらず限りなくノーマル状態なのですが、事前に主催者に問い合わせたところ「Nクラスは全くのノーマルじゃないと駄目」と言われ、シートを交換している私はこの規定から外れてしまうのです。勿論ノーマルのシートに戻せばいいのでしょうが、ノーマルの電動シートの重さは半端じゃありません。多分20Kg位あるのでそれをたった一日の競技のためにわざわざ付け直してNクラスで出たところでどうせ上位に入賞できる訳でなし、そもそも標準サイズのタイヤがパンク中(2ヶ月ほど前の走行会でやってしまいました)でどうせNクラスでは出られないのですが、まあ面倒くさいからいいかと思いA2クラスにエントリーしました。
前回の競技会とは主催者も違うのですが、受付の手続きがとてもシンプルだったので驚きました。運転免許証、B級ライセンス、JMRC近畿個人会員証、受理票を見せ、受理票と引き換えに封筒をもらいました。封筒の中身はゼッケン(48番でした)2枚、オフィシャルプログラム(スケジュールと参加者の名簿)、そして事前に送っておいた申込書が入っていただけでした。前回はこれに加えて車検用の申告用紙があったのですがそれはなく、特に出走前に書かなければいけない紙はないようでした。ここでプログラムを見てびっくり、参加者は何と総勢124名もいたのでした。こりゃ長丁場になりそうだと思い少々ブルーに^^;。とりわけA2クラスは39台と最も多く上位争いはきっと熾烈なんだなと思いました。その分私の様なにぎやかしの人、つまり私にとってのライバルもいます様にと密かに願いました^^;。
今回は嬉しいことに事前にテストランというものがあり車検後に簡単なコースを走れることになっていたので、とりあえずテストランが出来るように余計な荷物(スペアタイヤ、ジャッキ、カーナビ等)を降ろして軽量化に励み、空気圧をみたりゼッケンをビニールテープで貼ったりと走行準備をしました。あ、ビニールテープとハサミは走行会や競技会では必需品です。私も切らしていたので朝来る時にコンビニでゲットしておきました。
一通り準備が出来たので車検場の方に車を移動しました。車検場といってもテストランのコースのスタート位置に人がいるだけで、誘導されるままにその場所へ行きました。受理票(改造度合いの自己申告書も兼ねています)を渡し、「ボンネットを開けてください」との言葉にボンネットを開け、別の人がドアを開けて車内を観察するのの邪魔にならない様にしていると、足元のマットをみて「これは固定されてますか」「はい、一応」「でも一応外しておいてください」といってマットは引き剥がされ、「後ろに突っ込んどきますね」と勝手に後席に突っ込まれました。「はい、OKです」と言われ随分簡単な車検だなと思いました。エアフィルターを換えたので駄目といわれた時のために純正のを持ってくるのを忘れたことや、ヘルメットのことで(競技会初体験記!参照)心配したのは全くの杞憂に終わりました。まあ今年になって改造規定が大幅に緩和されたせいでしょうが、これだったらECU(いわゆるROM、コンピュータ)とか規定以外の部品を換えたって全然ばれそうにないなぁと思いました。
車検が終わると前に進むように言われ、テストランのスタート地点へと進みました。シートベルト、ヘルメット、グローブを装着するとスタートの合図が出されました。本来ならこのテストランで調子を見るところなのでしょうが、相変わらずコースをちゃんと走れるだろうか(ABコースは慣れていませんし)ということが不安になり、コースをトレースするだけに終わってしまいました。加えて走行会の時は解除しているABSも、競技会ということでそのままにしてあったので、ブレーキング時にABSが効くのがとても違和感があり、コリャABSつけた状態でも練習しないと駄目だと思いました。でも今日の程度の車検なら車検後にABSを解除しては知り終わって元に戻せば多分ばれないと思ったりもしましたが^^;、まあ良心+ABSついてたら多少突っ込みすぎてもコースアウトすることはないだろうと思いそのままにしておきました。流石に車検時にはエンジンをかけているのでABSを解除するとABSランプが点いてしまうのでばれますが。
無事ではありましたがやや不満足なテストランを終えると完熟歩行まで多少時間があったのでぶらぶらしたり荷物の整理等をしていると、2年前の走行会(走行会初体験記!参照)でであった人を発見したので話し掛けて四方山話をしていると完熟歩行の時間になったのでコースの方へと向かいました。
これが今回のコースです(初めてトップページ以外のページに画像を貼ってみました^^;)。複雑且つ長い直線があるという面白いコース設定だと思いました。先ほどの暇な時間に一応覚えたのと、完熟歩行で2回コースを歩いたのとで何とか覚えたような気になりました。後は自分が走るまでしばらく時間がある筈なので他の人の走りを見て更に確実なものにしようと思いました。
完熟歩行の後はドライバーズブリーフィングです。主催者の挨拶や役員の紹介、注意事項等説明がありました。何でも今回の主催者のOSCCというクラブは雨クラブということで今日も降らないといいですねとコメントがありましたが今にも降り出しそうな天気は変わっていませんでした。コース上はほとんど乾いていましたが一部水溜まりがあり注意が要りそうでした。
ブリーフィングの後はお待ちかね、競技のスタートです。出走はANクラス(Nクラスのことです)、A1、A2、A3、A4の順です。私はゼッケン48番だったので一台あたり1分と計算しても少なくとも48分は時間があると思い、とりあえず観戦をしました。ANクラスは「改造していない車」というだけですから、いろんな車が混ざっていて、今回はミラターボ、シビック、レビン、インテグラ、セリカ、カリブ(^^)、ランサーエヴォルーション、インプレッサ、といった面々の17台でした。考え様によってはランサーやインプレッサを買って練習してANクラスで出場するのが賢いやり方かもしれません。腕が同じならシビックよりもランサーやインプレッサの方が速いに決まっていますものね。予想通り第1ヒートのトップはランサーエヴォルーションでした。私がいくら練習して車もノーマル状態に戻してもランサーやインプレッサにはどうせ勝てないでしょうから^^;、Nクラスもある意味で難しいクラスだと思います。
さてNクラスが終わったのでそろそろ準備でもしようとパドック(と言っても単なる駐車場ですが)の方に戻りました。コース図によるコースの再確認、空気圧の再チェック、イメージトレーニング等をしているうちに段々緊張してきました^^;。この緊張感がいいんだと無理矢理思ったり、でもやっぱり出来るだけ冷静な方がいいとか色々考えながら、あ、さっきの知ってる人にビデオ撮影を頼もうと思いつきお願いに行くと快く引き受けてくれました。
時間になり、その知人を横に乗せ(パドックとコースは結構離れているので)コースの方へと車を移動させました。
「いやぁ、緊張してきました。コースを間違えないか心配ですわ」「そういう時はヘルメットとかシートベルトとかの準備をさっさとしてコースに集中することですわ」とアドバイスを頂きなるほどと思い実行に移しました。その知人を降ろし待ち行列に並ぶと色々なことが走馬灯のように(おいおい)頭をよぎりました。順番が近づくに連れて緊張は嫌がおうでも高まってきました。こんなに緊張していたらまともに走れるかどうかさえ怪しくなってきて何とかならないものかと思ってもこればっかりはどうしようもないみたいです。そしていよいよ出番まで後2台となり車を前に進めようとした時、野良犬がやってきて私の車の周りをうろうろしだしたのでオフィシャルの人が追い払ってくれました。これで少しは気分が紛れました。
さていよいよ次が私の番となりました。前前走車が(書き忘れていましたが、この日は前走車がある程度まで走ったら次の車がスタートする様になっていました)ゴールしたその瞬間、何と先ほどの野良犬君がコースに飛び出したのです!しかもゴールラインの光電管を横切ったのでした。オフィシャルは「あの車はちゃんとゴールしたんかな?それとも犬が先に光電管を通過したん?」等と協議していましたが、とりあえず前前走車のゴールは有効となり、前走車は結局再出走ということになりました。そのお陰でかなり気が紛れ、がちがちではなくなりました(^^)。
犬騒ぎも一段落していざ、スタート!タイヤが腐っているためいたずらに高回転でつないでも前に進まないので適当な回転数でクラッチをつなぎ動き出したらフルスロットル(のつもり)!それでもホイールスピンをするので適当にアクセルをコントロールしながら最初のグネグネへ。相変わらずABSは効きまくりながら走っていく。とりあえず下手に一瞬2速に入れるくらいなら無理して1速で行こうと思っていたのでちょっとリミッターが効きすぎの個所もありながら最初のヘアピンをクリアし外周へ。
ここでも2速に入れようかどうしようか迷いながらリミッターが効きすぎる個所がありかなりロス。そしていざ直線へ。ここでは3速に入るかと思っていましたが直前のコーナーの立ち上がりでちょっとバランスを失いカウンターを当てたので、思ったよりスピードが乗りませんでした。カウンターを当てて体勢を立て直せたことは嬉しかったですけれど(^^)。結局2速全開くらいでコーナーに差し掛かりブレーキング。ここからはテクニカルなセクションへと突入。テクニカルセクションの後半はかなり忙しい。サイドターンが上手に出来る人は腕の見せ所ですが、私にとってはひたすら頑張るしかないところです。
ちょっとでもまっすぐなところはアクセルを踏もうと思うと大抵コーナーで突っ込みすぎでABS効きまくり^^;、そうでなければ単にゆっくり走っているだけ、とまあ後でビデオを見ても感心できる走りではありませんでした...。大抵直前の失敗と反対のことをやって結局失敗するパターンが多いようです^^;。でもその時はただ一生懸命でいちいち色々考えながら走って余計に混乱したりとまあ後から満足に思い出せないくらいでした。最後の方のS字のあたりはもうてがこんがらがりそうになりながらハンドルを回していました。
とそんなこんなでゴール!競技会なので一応アナウンサーが走っている最中にも色々しゃべっているのですが、勿論走っている最中にはそれが聞こえる余裕はありませんでした。でもゴール後減速ラインからパドックへ続く道を走っている途中で微かにアナウンスが聞こえてきました。
「ただいまの久々津選手のタイム、一分三十...秒...、現在クラス2番手!」
ほんまか?まぁA2クラスは私の前には5台しか走っていなくて、そのうちの1台は犬騒動で再出走ですから4私も含めて5台中2位?うーん、前回の競技会(競技会初体験記!参照)にくらべたらえらい進歩だぞ、こりゃ!そもそもミスコースしないで完走出来ただけでもすごいことだと自分でも感心しました。しかし問題は一分三十秒台のいくつかです。それまでの例えばANクラスの速い人は一分三十秒を切っていました。ですから私のタイムはそこそこだったのか、やっぱり出走台数が少ない分だけの2番手なのかがいまいちこの時点では分からずもどかしかったです。その後ビデオを撮ってもらった人を拾ってパドックに帰りました。「どうでした?」「いやぁ、とりあえず走った言う感じでしたわ」「そうですかぁ、まぁビデオの方は多分撮れてると思いますけど一応確認しておいてください」「ありがとうございました、また2本目もお願いしていいですか?」「ええ、また乞えかけてください」「ありがとうございます」ということで早速ビデオを確認(残念ながら液晶モニターはついていないので小さなファインダーでの確認ですが)をしました。何か、遅いなぁ...。スピード感が全然ない。ほんまにアクセル踏んでるんかな?やっぱり車が重いからかなぁ...、と案の定、自分でも良かった点は特に見出せませんでした。しかし一方で反省点も多々見つかったので、二本目はそのどれかでも克服すればタイムアップが望めるぞと思い、何だかやる気が沸いてきました。
さて後はひたすら次の出番を待つだけなのですが、一応タイムの確認と観戦を兼ねてコースの方へ向かいました。まだA2クラスの結果は張り出されていませんでした(全部走り終わってなかったので当たり前ですが^^;)。観戦しながら適当に時間をつぶしていますと、何と!、雨が、ぽつぽつと降り出してきました。がーん!折角気合いが入ったところなのに!どうか本降りになりません様にと祈りつづけました。そのうちお待ちかねのA2クラスの結果が張り出されました。早速タイム表に目をやると、私のタイムは、「1分38秒764」でした。やっぱり大した事ないタイムでした^^;。そもそもタイム表は速い順に並んでいるので見つけた時点で下から数えた方が早かったのでした^^;。因みに順位は、性格には忘れましたが(それくらいちゃんとみとけって)、下から5番目くらいだったので、39台中35位くらいだったと思います。最下位ではなかったのでそれだけで安心してしまってチェックがおろそかになってしまいました^^;。それでも一応参考になるタイムは控えてきました。因みにA2クラスのトップは「1分22秒586」(EF8のCR-X)、私の次の順位の人は「1分41秒001」(CJのミラージュ)でした。私より順位が下の人はパイロンタッチや脱輪でペナルティ(1ペナルティあたり5秒追加される)をもらった人もいたのですが、それでも最下位ではなかったのでまあ何となく嬉しかったです(^^)。しかしEG9のほとんどノーマルっぽいフェリオには余裕で負けていました^^;。後の人はほとんどの人が見るからに改造してありましたから、参考までにANクラスのタイムも控えてきました。ANクラスのトップはランサーエヴォルーションでしたから、これは余り参考にはなりませんが1分23秒くらいだったと思います。A2に相当するクラスで一番速かったのはEK9のシビックTYPE-Rで「1分29秒884」でした。それでも10秒近く違うなぁ...とちょっとがっかりしました。
と、タイム表を見て一喜一憂している間に、何と、無常なことに雨は本降りになってきました。ありゃりゃ。降ろした荷物が濡れてしまっていたので急いでトランクや車内にしまいました。これじゃあ二本目のタイムアップは絶望的です。実際その時A3クラスが走っていたのですが、当然軒並みA2よりも全然タイムは出ていませんでした。やれやれ折角の競技会なのにとブルーになりながら暇なので昼飯の弁当を食べ始め、行きがけに買ってきた車の雑誌を読みました。その時は2本目でとんでもない状況になろうとは一体誰が想像したであろうか...。
午後の部も続けなさるかね?