走行会初体験記(午前の部)


とにかく生まれて初めて道路交通法の適用されない(^^;、非日常的な運転の出来る場所での練習会に参加したときの模様です。


まず名阪スポーツランドは奈良県山辺郡山添村、名阪国道小倉インターを降りて東に車で5分くらいのところにあります。スポーツランドと言ってもアスレチックとかがあるわけではなく(^^;ゴーカートコースが主ですが、ダートトライアルに使用するダートコースもあり、モータースポーツイベントが頻繁に開催される、関西では有名なミニサーキットです。

私の家から名阪スポーツランド(以下名阪)までは約1時間半。モータースポーツのイベントは朝早いというのが相場。この時も朝7時頃から受付だったのでとっても早起きして出かけました。行ったことがないので場所もよく分かりませんでしたが、事象超ウルトラワンダフル四次元ワイドな方向音痴(^^;の私でさえ初めてで無事たどり着いたので、とても分かりやすい場所にあることは確かです。

さて受付を済ませてコース図をもらい、コースを歩きました。ジムカーナでは完熟歩行という儀式があります。これは、ジムカーナのコースレイアウトは毎回ほぼ異なるため、当日コースレイアウトが発表されると参加者はまずコースを覚えなければなりません。覚えるといっても車で実際に走れるわけではありません。コースレイアウトの絵を見ながら人間がコースを歩くことは許されていますので、皆コースを歩きながら、自分の走りをイメージしつつコースを覚えるわけです。この日は午前と午後で2コース設定されていてとりあえず午前のコースを歩きましたが、第一印象「う、覚えきれん(^^;;」。全部で50人くらい来ていたのですが、ドノーマルは私だけで、多分初めての人も私だけだったみたいです。だからみんなタイヤ交換とか整備に余念がなかったのですが私はやることがないのでひたすらコースを歩きました。が、それでも覚えた自信はありませんでした...。

時間が来て説明が始まり、インストラクターが紹介されました。勿論私には誰が誰やらさっぱり分かりませんでしたが、後になって結構すごい面々がいらっしゃってたことが分かりました。当日は参加者は3つのグループに分けられ(自称初級、中級、上級)、まずは全員が外周を1本テスト走行。流石にこれは慣らしなので何とかこなせたというか普通に運転するように走っただけだけでしたが無事終了。その後初級の人から2本走り、終ったら次中級の人が2本というように全員2本走ることになりました。さあ、緊張の1本目。ちょっと安心したのはミスコースをしている人が何人か先にいたということでした。しかし直前まで私の目はコース図に釘付け。さあ順番が回ってきて(私は初級の最後)、いざ、スタート!した瞬間に頭は真っ白。最初に曲がらなければならないところを勢い良くまっすぐ通過。そう、スタートして僅か数秒での第1曲がるポイントで既にミスコース(^^;!スタート前に「ミスコースしたらどうしたらいいんですか?」と聞いておいて良かった(おいおい)。速やかににコースを出ることが出来ました...。

気をとり直して2本目。順番待ちではやっぱりコース図に目が釘付け。出たらすぐ曲がってぐねぐねして、...。今度は大丈夫。いざスタート!今度は冷静に第1曲がるポイントをクリア!ぐねぐねもクリア!そして大きなコーナにさしかかってコーナーをクリア!よしこの調子だ、次は、ん?次は?こんなまっすぐだったっけ...?そう、大きなコーナーをさしかかった後、すぐにもっと急に曲がらないといけなかったのでした(^^;。ガーン!がっかりしてパドックに戻り、暇潰しに皆のタイムを見に行くと、やはり2本ともミスコースをしたのは私だけでした(;_;)。おいおい、こりゃ走るための技術を覚える以前の問題だこりゃ、と我ながら非常に情けなくなりました。しかし過ぎたことを悔やんでも仕方がない。とりあえず皆の走りを見学。流石上級チームは速い。タイムがどんどん更新されていく。

全員が2本終った後は、お待ちかね、インストラクターが自分の車を運転して走ってくれちゃうよコーナー(^^。万が一車が壊れても保証はないので希望者のみということだったのですが、まあ殆ど全員並んだと思います。しかーし、ここで大事件。何と、3人目くらいの人がスタートした直後いきなり車が止まってしまったのでした。アナウンサーが「ドライブシャフトが折れた模様です」と話すと待ち行列の面々は複雑な表情に...。「こういうこともあります」と再びアナウンス。でも流石に待ち行列から離れる人はいなかったと思います。さあ順番がまわってきてインストラクターが私の車に乗り込んだ。「これ、ドノーマル?」「はい」「そのほうがええわ、おっ、エアコンついてるー(^^、付けていい?」「はあ...」明るい人でした。「あの、全く今日が初めてなんです(車壊さないでねとは言えなかった)」「じゃあ、ものすごく基本的な走りをします」「はい」。そんなこんなで、スタート!よし、色々観察するぞと意気込んだのもつかの間、「(おーわー!)」すごいGにつかまっているのがやっとでした。しかし、2速全開から1速へのシフトダウンの素早さとスムーズさはわかりました。突然「この車ABSついてんのー?」「はい」「今このコーナーでめっちゃ効いたわ」「はあ」と言ってる間にゴール。余りのGに私は少々車酔いをした程でした(^^;。

「こんな感じです。結構地味でしょ?でもこれで十分走れてますから。要はスピード出せるとこで出来るだけスピードだして、コーナーではちゃんと減速して、の繰り返しです、最初はね」「はい、ありがとうございました」はぁ。凄かったの一言。でも車が壊れなくて良かった(^^。後で分かったことですが、この時のインストラクターは古谷哲也さんでした。全日本でも近畿でもA2クラスで活躍していらっしゃる凄い人なのでした。うーん、ラッキー(^^。

「もう少し時間がありますから、午前中もう1本走りましょう」え?ラッキー。今度こそ完走するぞー。おまけに今度はインストラクターに横に乗ってもらえるので、早速さっきの人(古谷氏)に頼みに行ったら別の人を紹介してくれました。「あの、全く初めてなんです」「では今日はまずエンジンを全開にする練習をしましょう。レッドゾーンまで回すとリミッターが効きますから、それを感じてからシフトアップして下さい」「はい、でも私はコースがちゃんと走れるかどうかが一番心配です(^^;(なんて情けない...)」「わかりました」。と会話をしているうちにスタート。隣でインストラクターがいちいちアドバイスしてくれる。アクセル全開、はいブレーキ、はい次右...。うーん、なんてわかり易いのだ!さっきの同乗走行で密かにコースミスした部分の景色を覚えておいた甲斐もあって3本目にしてようやく完走!良かった(^^。しかし走りがお粗末なのは(レブリミットに入っているのになかなかシフトアップ出来ないとか、2速から1速になかなか入らないとか)自分でもわかりました。走り終った後、インストラクターからの的確なアドバイスと空いているところでのヒール&トウの実演。すぐに出来るかどうかは別にして(^^;非常に為になりました。ヒール&トウは普通の道で練習出来ますからして下さいと言われたのが印象に残りました。

これも後で聞いたのですが、この人は全日本チャンピオンを何度も取ったことのある西原正樹さんなのでした。今年もA4クラスで同着ではありますがチャンピオンを獲得されました。そこで知り合った人が言うには、いや凄いですよ、羨ましいなぁ。とのこと。何か得した気分(^^。

さて、参考までにタイムを見に行くと、当然ビリ(^^;。さっきの同乗走行での古谷さんのタイムとは10秒以上も開いていました。当然といえば当然ですがやはり凄い!インストラクターは皆流石初めて乗る他人の車でも大概持ち主よりは速かった。が、私は何よりも完走できて良かった!

とこんな感じで午前は終了。ご静聴ありがとうございましたm(_ _)m。


午後の部も続けなさるかね?


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Created by A.Kukutsu (Last updated in Nov. 26, 1997)

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