このページはフランスの金融法の和訳を掲載しようと思って作成したものです。日本ではフランスの現行の金融制度はそれほどは研究されておらず、特にWEB上ではほとんど有用な情報が見つからないのが現状です。日本では金融のグローバル・スタンダードとしてアメリカの金融制度のみが話題に登ることが多いですが、金融制度は各国により相当の差異があり、世界の制度を研究せず、ただアメリカの制度のみを見て、アメリカの制度がグローバル・スタンダードと主張するのはあまりにも短絡的ではないかと思うのです。特に日本の金融法はアメリカの制度に大きく影響を受る一方で、フランスの金融制度に対する制度的類似性も存在し、そういった意味でフランスの金融制度の研究は興味深いと個人的には思うのです。
また、欧州では、欧州共同体閣僚理事会が議会とともに欧州共同体加盟国の金融制度の調和を図るための指令を発出していますが、これらの指令は各国が満たすべき最低規制基準を定めるのみで、規制の実施は各国に委任されています。したがって、欧州の実際の金融制度を研究するには欧州共同体指令の研究では足りず、各国の実際の金融制度を研究する必要があります。そして、フランスは、欧州共同体の意思決定に大きな影響力を持っており、結果的に欧州の金融制度の調和の流れにフランスの意見がかなりの程度反映されていることを考えれば、フランスの制度は欧州の金融制度の一つの実現の形と見て良いのではないかと思われます。
そこでこのサイトでは、私が訳したフランスの金融関係法・規制を逐次掲載しようと考えています。ただし、訳に間違いがあることもあるので、ご注意ください。また、私はこの訳から発生した損害等に関しては責任を負いません。原典はフランス銀行発刊の金融法令集やDALLOZの法令集を購入いただければ手に入ります。
私からもう一つお願いなのですが、もし間違いを発見されたら是非ご一報下さい。また、万が一このページを自己の研究の参考としていただいたときには、その研究の成果を頂けると嬉しいです。
フランスの金融制度には興味がないので帰る。.
取り敢えず見てみる。