デュープリズムとは1999年にスクウェア(当時)が出した、プレーステーション用ソフトのフルポリゴンの
3DアクションRPGです。
このデュープリズムには全く異なる能力を持つ二人の主人公(ルウとミント)がおり、始めにどちらを主人公に
するのか選択します。
どちらの主人公も伝説のお宝[遺産]を探しているのですが、[遺産]を探す目的が全く違います。ルウは殺された
最愛の人クレア(育ての親?)を生き返らせるため、ミントは世界を征服するために[遺産]を探しています。
ルウとミントはそれぞれ特殊能力が備わっていてルウがモンスターに変身、ミントは魔法を使う事が
できます。その能力によってモンスターを倒したり、トラップを解除したりしてダンジョンを攻略していく事に
なります。
基本的にルウはシリアス、ミントはドタバタコメディーです。
舞台となる世界は辺境の街カローナです。この街を基点に周辺のダンジョンをクリアして行きます。世界と
してはそれほど大きくないですが、ミニマムな故にキャラクター同士のつながりが非常に強固で、無駄な
キャラクターが存在せず、キャラクター達の意志や気持ちが手に取るように伝わってきます。
またこのゲームは敵キャラも完全な悪ではなく自分なりの正義感を持っていたり、仲間を想う気持ちがあったりして、
どこか憎めなかったりします。
まずゲーム開始の段階でルウとミントどちらを主人公にするかを決めます。
ルウの場合は武器がアークエッジ(大斧)で特殊能力としてモンスターに変身する能力を持っています。
敵を倒してコインを取ると、そのモンスターに変身出来るようになります。
変身するとそのモンスターの使う特殊攻撃が使え、足の速さやジャンプ力など外見だけでなく身体的特徴も
引継ぎます。
ミントの場合は武器がデュアル・ハーロウ(リング)で特殊能力として魔法を使える能力を持っています。
始めは使える魔法は少ないですが、ゲーム中にだれかからもらったり、どこかで見つけたりして使える魔法が
だんだん増えていきます。なかなか使い勝手がよく、バラエティーに富んでいます。
また二人ともジャンプしながら攻撃することができ、ミントの場合は得意の飛び蹴りに変化します。
HPやMPの最大値を成長させるには経験値を稼ぐのではなく、HPならダメージを一定量受けたり、
MPなら特殊能力をたくさん消費することで成長させていきます。特にMPは敵を通常攻撃すると少しずつ回復する
のでどんどん特殊能力を使った方がお得です。
ゲームオーバーの際は「ふっかつコイン」を持っているとコンティニューすることができます。
このコインはどこかで見つけるか、教会で寄付すると入手できます。
また「強くてニューゲーム」(強いままで再び最初から始められる)の機能もあります。
アクションの難易度は攻撃の照準がオートであったりするので基本的にそれほど難しくありませんが、
途中微妙なジャンプの操作でなかには苦戦される方もいますのでご注意。
デュープリズムは全体を通して「ほのぼのさ」と、人間関係の「あたたかさ」や「優しさ」にあふれている
ゲームです。今の世の中友情や家族愛というものは軽視される事もありますが、このゲームをプレーすると
あたりまえの事であるはずなのに心を動かされます。人生観が変わるといっても過言ではないと思います。
プレー時間はミニマムな世界故に二人の主人公をプレーしてもさほどかかりません。(普通で20時間弱?)
涙もろい人や情に弱い人、感動のストーリーが好きな人はまずやってみる事をお薦めします。