変質ダイバー編

 

また無駄に7002ダイバーのジャンク品をゴミ箱から発見。

いつも怪しいダイバーをまとめて処分されている方より譲り受けました。

今回はどんな怪しい改造が施されているのかと興味シンシンです。

中身はシンガポール刻印有りの7002ベースに7009と7s系のパーツが混入した状態。

テンワ周りはゴッソリと交換してあり、7002+7009+7Sとマニアックな仕事w

裏蓋は腐ってますw

見事なまでの魔改造っぷりには、一体どこから見つけてくるんだろうか?

ガラスが薄い物に交換されているのが痛いなあ。

と、よく見てみるとベゼルインナーが社外品の出来の悪い分厚い物が着いておりました。

本来はベゼルよりインナーは飛び出さないのですが、

出来の悪い袋入り社外品ですと下の写真のように飛び出します。

ガラスは表面に歪みが見れますので、研磨されている様子。

日本でやった仕事ではなく、

労働賃金の安い国から集めて来た時計の残滓のようですね。

 

こやつを魔改造するわけですが、折角ですので渋い魔改造を施して見ることにします。

Z1000Jに大口径のFCRですとバランスが悪いですので、

CR直キャブにカンパニョーロ+ロッキードの2ポッドキャリパー。

ダンパーはコニー、フォークはセリアーニ。

ブレンボ?あたしゃあ嫌いだね。(by梅田喜久代 愛車はボクスター3.2英仕様)

 

そんな感じの渋い機械を探してガラ箱をかき混ぜると、

セイコーファイブの大先輩、ファイブデラックスを発見。

6309等の先代に当たる6119を搭載しております。

10振動化された61系グランドセイコーのベースモデルでもあるこちらの機械。

次世代の簡素化された63系とは違い、しっかりと作り込んであります。

機械は錆びも無くいい状態の機械です。

ローターベアリングのガタで、若干地盤に接触跡がありましたけど、

現状ですと接触しませんので、以前に修復したようでちゃんとメンテナンスされていました。

文字盤裏押さえ以外、樹脂パーツは使われていません。

特に秒針規制があるのが特徴で、折角なのでこれを63系に移植が出来るか検証して見ます。

丁度、ツヅミ車に引っ掛けたアームでガンギ車をドついて停止させる仕組みになっており、

63系に移植もホゾを作ったり、受けにドツキが通る溝を彫ればいけそう・・・・。

と思うも、残念ながらツヅミ車の形状から違い、機械オモテの設計も全く違いますので、

地盤から切った貼ったしないと駄目そうです。

とりあえず↑の矢印の長さが1/4程度まで加工できれば秒針規制が使えるようにはなります。

 

丁度、7Sに4Rと6Rの秒針規制を移植・・・といった感じです。

 

機械オモテ側はカレンダー送りが6119ですと7009のようにプッシュ式でカレンダーを送るように設計されています。

これですと使っている内にリューズ操作が渋くなりやすいですので、

63系になりますとリューズを中段まで引いて、前後に回すことでカレンダーと曜日が切り替わるように改良してあります。

7009系から7Sに進化したみたいな感じですね。

こちらの6119をダイバーに搭載しますと、プッシュ式の日送りはリューズの構造上使えなくなります。

ので、9時45分から12時15分くらいまでリューズで巻いたり巻き戻ししながら1日ずつ送ります。

不便ですがロレのcal.1570よりマシですw

 

巻き上げ周りを外すと・・

6119Aはちゃんと軸受けにルビーが使用されており、蓋石までついているモデルもあります。

63系ですとメタルの受けになっていますが、トルクの掛かるところはルビーが使われています。

ということで、63系を改造するのは面倒なので、

そのまま6119を63系(7002共通)ケースに移植。

ダイアルは63系のカスタムダイアルも食傷気味なので、

香港からやって来た怪しいセカンドダイバーのダイアルを搭載します。

ダイアル足は63系と共通ですので、お手持ちのサードダイバーを魔改造する際にも使えます。

海外のSKダイバー改造オタの方がよく使っているダイアルですね。

フォースダイバーケースに63系の機械+こちらのダイアルもOK。

 

 

何故かシリアル表記がおかしいのですが、香港特別行政区モデルという事で無問題。

ベゼルはカスタムシルバーで以前に作った56ダイバーと同じ感じにします。

 

針もオク(ヤフーオークション・1992年にアメリカのフロリダ州出身の・・略。以下オク)

で仕入れた出所の怪しい針を使用。

裏蓋は折角なのでスケルトン仕様にします。

 

6119のローターがネジ2本留めなのがGSみたいで渋いですね。

あとは巻き芯の長さを調整してケースに組み込めば完成。

ダイバーケース用としては長さが足りないので延長芯を使用します。

56ダイバーと同じく、6119の巻き芯のネジピッチは特殊なので、

羽子板の0.9ミリを使ってねじ山を切りなおします。

※後で気が付いたのですが、63系と巻き芯共通でしたw

63系の巻き芯をお持ちでしたらわざわざ手間を掛けずに巻き芯の交換ができます。

ダイアルを装着し、

針を装着。(写真の巻き芯は63系です)

あとはケースに収めて完成。

変質ダイバー2号機(変質的超級潜水表2号机)の完成です。

第三号機は何を積もうか・・・。

 

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