
激安時計無双
安い時計と言えば、機械式ですとセイコーファイブ、
デジタル時計ですとカシオのG-SHOCKなどが有名ですね。
G8に加盟している国に住んでいる成人だったら欲しくても買えないということは先ずないでしょう。
しかし、発展途上国では日給100円とか200円なんていう国もあります。
そんな国に生まれて過酷な労働を強いられ、先進国の生活を支えている人々にはGショックといえど高嶺の花です。
そんな人達でもブランド時計を買うことが出来るようにカシオさん、よう頑張った!偉い!

こちら、カシオF-91wシリーズです。
アルカイダが爆破工作員トレーニング終了の証として配ったので、
この時計をしているアラブ系は要注意なんて報告までされたそうです。
GIZMODによるとアメリカ入国の際にF-91w着けてるとテロリスト容疑者にされちゃうかも?
なんて書かれて有名になっちゃいました。
確かに故ウサマのラディンさんとこの息子の写真を見ると腕に巻いてます。
アメリカで10ドル程度で売られているそうで、この時計のアラームのブザー機能から電線引っ張って、
それを電流感知回路を経由してリレーで信管に信号を流して爆破って、
アルカイダって倹約家なんだなあ・・・・・・・・。
ウィキリークスで流出した書類にも”激安時計”って書かれちゃってますw
中国製の訳のわからん時計は使わずに、カシオのコレを使うとは、
ある意味、日本ブランドって信用されているんですねw
そんな時計もイーベイで探すと、送料込みで1000円-1500円で売ってます。
悲しいことに、サザビーズでオールドパテックに入札する以前に、
会場に近づいただけで職務質問されて追い出されそうな私でも、
イーベイだったら世界最安値の買い物に挑戦できます。
中華人民共和国謹製のノーブランド時計はさておき、
名の知れた時計ブランド最安値と聞いては手にとって見てみたくなりますよね?
ましてや暗黒セレブの故ラディンさんの息子のコラボモデルが激安無双と聞いては買わねば!
ということで、シンガポールからやって来たこちら!

ちゃんとギャランティーカードと説明書まで付いてきましたw
非常にペタッとしてシンプルすぎるデザインです。
最近ですとコレのカラーバージョンなんかあって、
レトロデザインであると宣伝してよく売ってます。
こちらのステンレスケース+ブレス仕様なんてまんま1970年代ですね。
当時としてはちょっとした機械式時計より高かったんですけどね。

Gショックと並べると小さくて薄いのが良くわかります。
宣伝文句でエルゴノミックデザインでフィット感を強調している時計と比べても、
最軽量クラス+ウレタンバンドなので全く圧迫感が無い鬼のようなフィット感が特徴です。
必要の無い物は一切無い、 走るだけに生まれた営業用軽自動車(FMラジオはオプション)のようですねw
は?タイプR?それは褒め過ぎですw無理ww

因みにバックライトはチップLEDのグリーンライトで照らしています。
ELライトが付いたモデルなんかもありますが、500円ぐらい高いみたいです。
バングラデッシュのイムラン君(18歳)には涙をのんで妥協せざるを得ない価格かもしれません。
ようつべで検索すると中華謹製のガジェットから派手で下品に光るLEDに改造している私と同じ暇人がいますw
LED問屋に”中華ネズミーランドのエレクトリカルパレード・チップLED無いっすか?”と問い合わせるも、
瞬殺で”無い”とつれない返事されて凹みましたww

取りあえず、どうやったらこんなに安く出来るんだろう?と裏蓋を開けてみます。
薄いプレス打ち抜きの裏蓋にはタイ製と書かれてますので、
Gショックと同じアユタヤ県の工場で作ってるようです。

蓋を外すと絶縁シートが目にとまります。

ちゃんとしたメーカー品ですので、パッキンもちゃんと溝にビシッとはまってます。
流石は日本のメーカー品です。中国丸投げブランドデジタル時計とは違い、
中身もカシオ(下請け含む)が作ってます。
Gショック含め、普通は丸ゴムのパッキンですが、
こちらのパッキンは裏蓋パッキン兼、ショックアブゾーバー仕様の
特殊形状で作られております。

Gショックの裏蓋のアブソーバー+パッキンを合体させたような形状です。

必要不可欠な部品は全て統合されて、スナップ式で組み立てができます。
徹底的に生産ラインの無駄を省くために設計されています。
電池交換の際には、外した機械の電池受け金具の4箇所のロックを解除すると・・・・

一気に全部分解できちゃいます。

全くネジ類を使用しないでスナップ式で、しかも簡素化されて組み立てられています。
この時計に使われているネジは裏蓋の4本のみです。

ボタン類は一体化された電池受けの金具の板状のバネのテンションを使って動作します。

感心したのが、ボタンが脱落しないようにカシメてあり、
板バネのテンションでプラスチック製のケースに押し付けて防水性を高めています。
ここも激安中華時計と違いまして、簡素ながらしっかり遊び無く作られております。

水晶、コイル、電極などの大きめの部品は手はんだで装着されています。
タイ人のうら若き乙女達が結核を患いながら野麦峠で2交代制で24時間作ってるようです。
組み立てはパーツ一式を溝にはめて、電池受けの金具の爪を4箇所パチンと留めるだけで完成。
電池交換後のリセット端子(AC表記)が見当たりませんが、それも仕様なのでしょうか??

コスト削減の鬼仕様故にココまで安く出来るんですね。
実際に手にとって見るとあまりに素朴、ある意味確立した不変的デザインで面白いです。
一応、カシオの下位カーストの海外仕様のデジタル時計の中では色々なデザインがあるんですけど、
その中でも最も安いこちらのデザインが気に入ってますw
オマケに壊れる要因がGショックより少ないのも凄いww
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しかし、Gショックが欲しい愛知県岡崎市在住の小学生がお母さんに、
”母ちゃん、友達みんなGショック買ってもらったで、ワシも欲しい・・・”
と、母にねだるも、”お父さんなあ、残業代出なくなったもんだで、ちょっと我慢しりん。”
と、悶々と過ごしていた小学6年生の卓司君に、ある日母が・・・・
”あんた、時計欲しがってたで、コーナンで買ってきたら。”
と出された時計がコレだったら
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物は大事にしようね!!