リューズ再交換しました

 

リューズ再交換しました

 


わざわざリューズを交換したこちらのファイブですが、

実際に使用してみると小さいねじ込み式のリューズ操作が煩わしいのが

ミリタリーテイストに欠ける要因と判断した私の脳みそが導き出した答えに従い、

大きいサイズの物に交換する事にしました。

j同じくスイス製のねじ込みリューズ打ち込み式チューブです

同じ会社から販売されているリューズの中で一番大きいサイズ、7ミリを装着してみることにしました。

写真のように、チューブ取り付け穴にねじ山を切らなくても装着できる圧入式です。

オリジナルが3、若しくは3.5ミリですので、いきなり2倍の大きさになります。

チューブ取り付け穴を拡張して挿入するだけでは、リューズが本体から浮いてしまいますので、

先ずはこちらのリューズを加工して、形状がリューズの収納溝にはまるように改造します。

時計旋盤にて研磨加工しました

時計に装着した際に、上から見るとほぼ四角形だったリューズが逆台形になりました。

逆台形だと自分の好みに合わないので、表側も旋盤加工してそろばんの数珠状の形状にしてみます。

  バフ掛け後

  ヘアライン加工後

旋盤で加工する際にチャックを締め上げると、リューズの芯が潰れてしまう場合があるので、

なるべく専用に治具を製作するのが正しい工法です。<面倒なので作りませんでした・・・

旋盤で削り出したらバフ掛けします。

実際にバフ仕上げにしててみるとヘアライン加工されたファイブとはミスマッチでしたので、旋盤に戻してヘアライン加工します。

3M社から販売されている研磨用クロスを使用します。

簡単な入手方法は、お近くのコンビニエンスストアの食器洗剤コーナーで入手します。

東急ハンズや、塗料専門卸では様々な種類を置いていますので、お近くの方にはこちらをお勧めします。

  

リューズが完成したら、次は本体側とチューブを加工します。

7ミリだったリューズ内側部分を4ミリまで旋盤加工したので、本体側のリューズ収納溝の大きさをボール盤でフライス加工します。

先ずは改造済みのリューズチューブにやすりを噛ませて引き抜きます。

それからボール盤の万力に風防装着用のコマをあてて挟み込みます。

  

先ずはチューブ取り付け穴をドリルの歯で拡張します。

その後に5ミリのドリルの歯でフライス用のガイドをつくり、その後に写真右のフライス盤用の歯で4ミリのフライス加工をします。

完成です

完成した本体にチューブを打ち込めば、加工作業終了のはずだったのですが、

旋盤に噛ませて作業したために付いた傷を軽く研磨してしまったので、

実際に装着してリューズをきつく閉めるとチューブが回ってしまいました。

  

チューブ用治具を製作しました                     真ちゅう製のガスケットに圧入後に真鍮棒から切り離し

回ってしまうチューブはパテや接着剤で固定しても、大きいリューズを閉め込む際の負荷には耐えられません。

そこで、3ミリの真鍮棒でガスケットを製作します。

チューブ取り付け径が2.5ミリのままですとガスケットの肉厚が薄くなり過ぎでしまい、チューブを打ち込んだ際に裂けてしまいますので、

径を2.2ミリまで旋盤加工します。その際には専用治具を介して旋盤に固定します。

3ミリの真鍮棒にチューブがきつく圧入できるように調整しながら作業します。

ガスケットを本体側のチューブ穴のサイズに合わせて作業する前に、作成したガスケットにチューブを打ち込みます。

打ち込まないでガスケットのサイズ調整をすると、肉厚の薄いガスケットが変形するので注意です。

装着後に外径を研磨調整して本体に圧入します。

真鍮ガスケットが見えます

今回は本体にチューブ圧入の際に真鍮製ガスケットを装着したのでパテ類は使用しません。

 

後は巻き芯を四つ割りに噛ませて長さ調整すれば完成です。

 

完成です。

とりあえず、ミリタリーテイストは無理に濃くなったようです。

見た目の好みはそれぞれですが、

操作性は300パーセントぐらいにアップで、冬季用グローブでも楽々操作です。

 

 

 


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