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| ボブ・ディラン |
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Bob Dylan 1962.3.19 |

LP:25AP268 |
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- You're No Good
- Talkin' New York Blues
- In My Time Of Dyin'
- Man Of Constant Sorrow
- Fixin' To Die
- Pretty Peggy-O
- Highway 51
- Gospel Plow
- Baby, Let Me Follow You Down
- House Of The Risin' Sun
- Freight Train Blues
- Song To Woody
- See That My Grave Is Kept Clean
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62年春にリリースされたファーストアルバムである。
録音はわずか2日間で行われたという。全曲がディラン自身の生ギターとハーモニカによる伴奏のみという、徹底した弾き語りスタイルのフォークとブルースが聴ける。全13曲中、ディランの自作曲は2曲しかなく、古いトラディショナルソングやブルースなど、当時の彼が得意としたレパートリーが大半を占めている。若干20歳の若者とは思えぬひねた歌声や巧みなヴォーカル、楽器のテクニックには、早くも大物の風格が見える。
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| フリーホイーリン |
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The Freewheelin' 1963.5.27 |

LP:25AP269 |
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- Blowin' In The Wind
- Girl Of The North Country
- Masters Of War
- Down The Highway
- Bob Dylan's Blues
- A Hard Rain's A-Gonna Fall
- Don't Think Twice, It's All Right
- Bob Dylan's Dream
- Oxford Town
- Talkin' World War III Blues
- Corrina, Corrina
- Just Allow Me One More Chance
- I Shall Be Free
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社会不安に揺れていた60年代初頭のアメリカを歌ったボブ・ディラン初期の傑作。この2ndアルバムで、ディランは一躍プロテスト・シンガーとして知られるようになった。1963年作品。
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| 時代は変わる |
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The Times They Are A-Changin' 1964.2.10 |

LP:25AP270
CD:SRCS9241 |
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- The Times They Are A-Changin'
- Ballad Of Hollis Brown
- With God On Our Side
- One Too Many Mornings
- North Country Blues
- Only A Pawn In Their Game
- Boots Of Spanish Leather
- When The Ship Comes In
- The Lonesome Death Of Hattie Carroll
- Restless Farewell
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前作で注目を集めたプロテストシンガーとしてのスタイルを決定的にしたサードアルバムである。
世代間のギャップを歌ったタイトル曲や、人種差別問題にスポットを当てた9曲目、宗教に対する疑問を素直にうたった3曲目など、痛いほど鋭いメッセージをもった曲が並んでいる。また、あまり語られないことだが、すべてディランの手による生ギターの伴奏もすばらしい。自由自在に音を操りながら歌を紡いでいくディランの弾き語りスタイルは、このアルバムで完成した。
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| アナザー・サイド・オブ・ボブ・ディラン |
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Another Side Of Bob Dylan 1964.5.1 |

LP:25AP271 |
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- All I Really Want To Do
- Black Crow Blues
- Spanish Harlem Incident
- Chimes Of Freedom
- I Shall Be Free No.10
- To Ramona
- Motorpsycho Nitemare
- My Back Pages
- I Don't Believe You
- Ballad In Plain D
- It Ain't Me, Babe
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フォークからフォーク・ロックへ向かう過剰期に制作され、それまでのプロテスト・シンガーのイメージから脱却し、新たな局面を見せた4作目。1964年作品。
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| ブリンギング・イット・オール・バック・ホーム |
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Bringing It All Back Home 1965.3.22 |

LP: |
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- Subterranean Homesick Blues
- She Belongs To Me
- Maggie's Farm
- Love Minus Zero/No Limit
- Outlaw Blues
- On The Road Again
- Bob Dylan's 115th Dream
- Mr. Tambourine Man
- Gates Of Eden
- It's Alright, Ma
- It's All Over Now, Baby Blue
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65年発表の5作目。このアルバムはファンのみならず別格の作品だろう。ディランがフォーク・ロックというスタイルを完成させたアルバムであり、これすなわちフォーク・ロックというスタイルが初めて完成された歴史的な瞬間であり、その点だけでもロック史における重要盤であることは言うまでもない。しかしながらそんなことは無視してかまわないほどこのアルバムには良い曲が詰まっている。この時代のディランは曲作りという点でも凄すぎるのだ。前半がフォーク・ロックのスタイルで後半が従来のフォーク調の曲が中心となっているが、通して聴いても全く違和感はない。
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| 追憶のハイウエイ |
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Highway 61 Revisited 1965.8.30 |

LP:SOPL 225
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- Like A Rolling Stone
- Tombstone Blues
- It Takes A Lot To Laugh, It Takes A Train To Cry
- From A Buick 6
- Ballad Of A Thin Man
- Queen Jane Approximately
- Highway 61 Revisited
- Just Like Tom Thumb's Blues
- Desolation Row
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フォークの神様ディランが、エレキを使って演奏し始めたのは、このアルバムの前のアルバムからですが、その使い方はお世辞にも洗練されたものではなく、名曲「ライク・ア・ローリング・ストーン」のエレキの使い方もアコギのようにストロークしているだけで、あまり工夫が見られません。それでもとにかくエレキギターを使用することに意味があると考えた彼のしたたかな計算は見事に当たりました。オープニング曲の完成度とメッセージ性の強い歌詞、乗りの良い曲調が、ロックサウンドに合うと考え、これがヒットすれば自身の音楽性が一気に広がるとともに、世間の認知も一転するというもくろみは見事に当たりました。
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| ボロンド・オン・ブロンド |
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Blonde On Blonde 1966.5.16 |

LP:40AP274~5
CD:SRCS9237
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- Rainy Day Women #12 & 35
- Pledging My Time
- Visions Of Johanna
- One Of Us Must Know
- I Want You
- Stuck Inside Of Mobile With The Memphis Blues
Again
- Leopard-Skin Pill-Box Hat
- Just Like A Woman
- Most Likely You Go Your Way
- Temporary Like Achilles
- Absolutely Sweet Marie
- Fourth Time Around
- Obviously 5 Believers
- Sad Eyed Lady Of The Lowlands
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通算7作目のアルバムで、60年代最高のロック・アルバムのひとつ。詩人とロックンローラーというボブ・ディランのふたつの個性が見事に融合し頂点を形成している。彼の代表作を多数収録したこの作品はデータ的な意味だけでも必聴盤であることは認識できると思うのだが、全体から伝わってくる雰囲気というものが素晴らしく、60年代の空気感がそのまま詰まっている。安い酒場でディランが仲間達と目の前で演奏しているかのようなある種のパブ・ロック的な雰囲気はこのアルバムの特徴だろう。
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| ボブ・ディランのグレイティスト・ヒット |
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Bob Dylan's Greatest Hits 1967.3.27 |

LP:25AP276
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- Rainy Day Women #12 & 35
- Blowin' In The Wind
- The Times They Are A-Changin'
- It Ain't Me, Babe
- Like A Rolling Stone
- Mr. Tambourine Man
- Subterranean Homesick Blues
- I Want You
- Positively 4th Street
- Just Like A Woman
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ボブディランの最初のベストアルバム。雨の日の女から始まるその選曲は確かにベスト。ブロンドオンブロンドまでの選曲なのだが、そこまででは未収録の寂しき4番街が聞ける。ボブディランがバイク事故で隠遁生活を行っていたために急遽作られたベストアルバムであろう。ボブディランの第二期といっていい時代がここで終わると思う。バイク事故で首の骨を折るという大怪我を負い、その後メディアに顔を出すことがなかったため、死亡説まで出ていた。
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| ボブ・ディランのグレイティスト・ヒット |
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Bob Dylan's Greatest Hits 1967. (米国盤) |

LP:CBS 62847 (Holland)
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1. Blowin' In The Wind
2. It Ain't Me Babe
3. Times They Are A Changin'
4. Mr Tambourine Man
5. She Belongs To Me
6. It's All Over Now Baby Blue
7. Subterranean Homesick Blues
8. One Of Us Must Know
9. Like A Rolling Stone
10. Just Like A Woman
11. Rainy Day Women
12 And 3512. I Want You
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ボブ・ディランは1966年にオートバイ事故を起こし、活動を一旦休止しているが、この『Greatest
Hits』はそのころの彼を知る人にも、最近のファンにとっても素晴らしいアルバムだ。アコースティックとエレクトリックをうまく融合し、名曲『Rainy Day
Women 12 and 35』も含むこのアルバムを聴くと、このポップスターがこれまでにないスターだということが分かる。Rickey Wright
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| ジョン・ウエズリー・ハーディング |
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John Wesley Harding 1967.10.27 |

LP:PC 9604
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- John Wesley Harding
- As I Went Out One Morning
- I Dreamed I Saw St. Augustine
- All Along The Watchtower
- Ballad Of Frankie Lee And Judas Priest
- Drifter's Escape
- Dear Landlord
- I Am A Lonesome Hobo
- I Pity The Poor Immigrant
- The Wicked Messenger
- Down Along The Cove
- I'll Be Your Baby Tonight
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傑作「Blonde On Blonde」の後のバイク事故復帰第一弾という位置づけであり、カントリーに歩み寄った「Nashville Skyline」の中間作(The
Bandとの地下室はあるが)であり、音はやはり、フォークロック路線ではあるがカントリーの一歩手前のような微妙なバランスの上で成り立っている。実際後半2曲は「Nashville
Skyline」の序曲に聞こえる。非常にシンプルな構成も好きな理由のひとつで、Dylanのアコギ、ハーモニカ、ピアノ、C.McCOYのベース、K.Buttreyのドラムス、曲によりP.Drakeのスティールギター。
サイケの人気時代に示したDylanの指針は、ロックの本来持つ暖かさや自然な音の響きの重要性を再度考えるきっかけのひとつであったことは間違いないと思う。
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| ナッシュビル・スカイライン |
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Nashville Skyline 1969.4.9 |

LP:SONP 50095
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- Girl Of The North Country
- Nashville Skyline Rag
- To Be Alone With You
- I Threw It All Away
- Peggy Day
- Lay, Lady, Lay
- One More Night
- Tell Me That It Isn't True
- Country Pie
- Tonight I'll Be Staying Here With You
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69年2月録音のディランのアルバム。65年ごろのジャグなどのルーツ・ミュージック・ブーム、67年頃のグラム・パーソンズが先導したカントリーとロックの融合などの流れを考えると、時の流れに乗っかって産まれてきたアルバムということになるのかもしれません。全体的にカントリー色が非常に強く、ジャケット写真に象徴されるような健康的で牧歌的なアルバムです。
イギリスのトラッドを拝借して作った1曲目(ジョニー・キャッシュとのデュエット)、ラグのスタイルをとった2曲目、ブルースのコード進行を借りた3曲目、オールディーズのようにシンプルな4曲・・・とディラン流の「ルーツ・ミュージック集」と言えそうな作品になっています。いわゆるヒット曲は"Lay
Lady Lay"一曲。歌詞もシンプルなラヴ・ソングばかり。
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