つかまえろ!!

序 スカイフィッシュとはなんぞや?
スカイフィッシュは現代においてツチノコと人気を二分するUMA(未確認生物)である。「スカイフィッシュ」という名は奇現象研究家・並木伸一郎氏の造語だと言われており、欧米ではその形状からロッド(Rods)と呼ばれている。しかし未確認生物学者・霧島蔦男氏は「未確認とはいえ、生物と仮定するのだから『棒』ではなく『空飛ぶ魚』と称するのがふさわしい」と主張しており、筆者もそれに倣うことにする。
スカイフィッシュについては他のサイトで詳しく取り上げているところがあるので、そちらをご覧下さい(Wikipedia等で検索するもよし)。上の図は、霧島氏のスケッチである。「天麩羅にすると美味」とト書きがあったのは、多分気のせいだろう。
目的
まずは図をご覧頂きたい。これは霧島氏による「よく人に慣れたスカイフィッシュの一団、及びそれと戯れる人」である。筆者はこの図について霧島氏にお話を伺ったことがないので詳細は不明だが、おそらくは霧島氏の願望をあらわしているものだろう。よく見るとスカイフィッシュはただの魚である。霧島氏はスカイフィッシュが魚だったらいいなと子供のように望んでいる無垢な人物なのかも知れない。
とにかく我々は、スカイフィッシュを飼い馴らし、上図のように戯れることを最終目標としている。そのためには先ず、スカイフィッシュを捕獲することが肝要。もう、撮影するだけじゃダメなんだ!こうして我々の、前代未聞のプロジェクトは幕を開けたのである。
スカイフィッシュ捕獲作戦
図をご覧頂きたい。これは山梨県某所で度々目撃されている「スカイフィッシュを素手でつかむ男」の、目撃証言を元にしたモンタージュである。肥満気味でスキンヘッドという妙ないでたちで、この人物は早朝または夕刻に出没するという。その腕に握られているのは紛れも無く魚、いや、この男が手を伸ばすと、次の瞬間にはすでに手の内に魚が存在したということから、間違いなくスカイフィッシュである。何故なら移動中はあまりに高速であるため、我々の視覚では捕らえることができないのだ!
この情報を得たということで、霧島氏は俄然やる気になった。我々はもう後には退けず、この男に関する調査を開始した。おそらくはこの男がスカイフィッシュ研究におけるキーを握っているのだと我々は考えている。
怪奇!スカイフィッシュをつかむ男
先ずはお断りしておく。この調査に関する様々なデータはここに述べることが出来ない。「個人情報保護」という問題をはらんでいるからだ。結果的に筆者と霧島氏は、例の「スカイフィッシュを素手でつかむ男」と接触することは出来なかった。取材拒否である。しかし、彼がスカイフィッシュを捕まえる瞬間の映像を入手することに成功した。この映像を公開する許可は得ることができたのでご安心を。それではご覧頂こう。

映像は少しわかりづらいことをお詫びする。しかし彼が手を伸ばした瞬間に何かが彼の手の中にあることはお判り頂けるかと思う。
静止画像で見てみると、確かに何かをつかんでいる。(このポーズについて霧島氏は「カッコつけてるつもりかな。でも、かっこ悪い」なんてことをおっしゃっていたが、諸兄は気にしないで頂きたい。これがこの男のスタイルなのであろうし、筆者はこの映像を公開することを頼み込んだ立場である。彼を怒らせれば公開中止にもなりかねないので、重々ご承知を)

赤丸の部分が、突如現れた物体、すなわちスカイフィッシュである。こうして見ると、モンタージュではかなり大型のものを捕獲していたようだが、この日は小型のものであるようだ。どうせなら、大型のものを見たかったものだが…

これが映像全体に処理をして、スカイフィッシュに印をつけたものである。彼はこの短時間に、二体ものスカイフィッシュを捕獲していたのだ。脅威の業である。
まとめ
今回の我々の調査はここまでである。スカイフィッシュを素手でつかむという現象を見ることが出来たものの、その詳細や原理については何一つわかっていない。スカイフィッシュの生態についても謎のままだ。ただ、我々の調査は今後も続くだろうし、我々のスカイフィッシュに対する愛も変わることはないだろう。
ここで諸兄に情報を求めたい。この男について、はたまたスカイフィッシュについて、その他何でもかまわない。何か奇っ怪な情報をお持ちなら、一報頂けると嬉しい。霧島氏も喜ぶだろう。
あて先はこちら→kajiki_maguro_qwe@hotmail.com(ヒョウドウまで)