更新日:2004/04/01
*掲載されてる音源は、全て半音下げチューニングでプレイしています。
*「デモンストレーション音源」で試聴。
「楽譜」で譜面を表示出来ます。
「Hapsichord Concerto No.1(BMV1052)」
・Point 1
この曲のポイントは何と言っても、2小節目後半〜3小節目のスキッピングプレイ(弦を飛び越えるピッキングの事)がメインになると思いますが、他にも、2小節目のプリング。1小節目、5小節目後半、6小節目のスタッカート。4、5小節目のオルタネイトピッキング等、注目するポイントが沢山あります(^^)
各ポイントを、順を追って説明して行きましょう。
・Point 2
まず、スタッカートの部分ですが、コレは「ピッキングしたら、左手の指を軽く弦に触れる程度まで離す」事が重要になります。ずっと押さえっぱなしだと、当然の事ながら音が延びてしまいますし、完全に指を弦から離すと開放弦の音が出てしまいます。それを防ぐ為に左手の指で音をミュートさせる訳です。
・Point 3
次にプリングの部分ですが、プリングは弦から指を離す時に、弦を指に引っ掛けるようにして音を出します。従って、プリング時にピッキングするのは最初の音だけになります。2小節目の最初のプリング部分を例に挙げると「3弦15フレットをピッキング後、3弦12フレットはピッキングせずに左手の指で弦を引っ掛けて音を出す」と言う具合になります。弦を指に引っ掛ける(プリングする)際に、下方向に向かって「弦を引っかく」感じでやると良いでしょう。ただ、チカラで弦を引っ掛けると、ピッチ(音程)が微妙に狂ってしまうので気をつけましょう。
・Point 4
次はスキッピング(弦を飛び越えるピッキング)。スキッピングプレイの時は、とにかく正確に弦をヒット出来るようにする事が大切ですね。アトは、しっかりと弾かない弦をミュートして、余分な音を出さないように心がけてください。
・Point 5
最後に、3、4小節目のオルタネイトピッキングの箇所ですが、ここはゆっくりとプレイして、ポジションを覚える事から始めた方が良いですね。ポジションが覚えられたら、次は右手と左手をシンクロさせる事を意識してプレイして下さい。それほど速いフレーズではありませんが、右手と左手のタイミング(ピッキングとフィンガリングのタイミング)が1度ズレてしまうと、どんどん音がバラバラになって来てしまいます(^^; フィンガリングは、次のポジションに移る時は、なるべく指板から指が離れないようにしましょう。指板から指が離れすぎてしまうと、次のポジションに移るまでに指と指板に余分な「距離」が出来てしまうので、右手と左手がバラバラになりやすくなってしまいます。
以上のポイントを挙げましたが、もう1つ付け加えさせてもらうと、3小節目のスキッピング後の音、2弦14フレットと2弦17フレットのヴィブラートとピッキング。このピッキングはチカラ強い方が良いですね。そうする事によって、スキッピング後の音に説得力が出てきます。更に、ダイナミックなヴィブラートを加える事によって、より曲に表情を付けられるハズです。音を「タメる」ような感じが出せれば言う事なしですねっ!(^^)

第2回目の今回も、前回同様のピッキングエクササイズで、今回は前回よりも少〜しだけ高度なエクササイズに挑戦してもらいます(^^)
前回の課題曲はダウンピッキングのみで十分弾けるテンポでしたが、今回はオルタネイトピッキングを有効に使う事になります。
っと言ってもそんなに速いテンポじゃないので気軽に弾ける曲だと思いますよ(^^)
でわ、まずはデモ音源を聴いて下さい。
曲はまたしてもバッハの曲で「Harpsichord Concerto No.1(BWV1052)」です。
第2回 「基本的なピッキングエクササイズ Part II 」