TOP
LESSON ROOM TOP
CLASSROOM
更新日:2004/07/03
直線上に配置
下行形
上行形
Aメロディック・マイナースケール
 TAB譜を見て気付いた方もいらっしゃると思いますが、メロディック・マイナースケールの下行形は、ナチュラル・マイナースケールと同じ音使いになっています。
 さて、「何故
メロディック・マイナースケールに上行形と下行形があるのか?」って事ですが、スケールを下降する時の第7音は導音である必要がなく、また単純にメロディック・マイナースケールを下降すると、第3音(下降時の6つ目の音)が出てくるまでマイナースケールだと言う事分からないので、(第3音が、主音から見て短3度である、と言う以外は、メジャー・スケールと同じ構造になっている)メロディック・マイナースケールを下降する時はナチュラル・マイナースケールと同じ音使いになると言うワケです(^^)

 
 逆に言えば、メジャー・スケールマイナー・スケールを区別している1番大きな要素は“スケールの第3音”と言う事になりますね(^^)

 さて、試しに上に掲載してあるTAB譜を参考に、実際にギターでメロディック・マイナースケールをそのまま下降してみて下さい。第3音が出てくるまでは、「メジャー・スケール?」って思うハズです。


 以上のように、過去数回に渡ってマイナースケールについて説明してきましたが、「ナチュラル・マイナースケール」「ハーモニック・マイナースケール」「メロディック・マイナースケール」の3つのマイナースケールは、別々に独立して存在しているのではなく、第7音の位置をめぐって進化していった結果の3種類である、と言う事がお分かりいただけたと思います。
 
 尚、マイナースケールの基本形は、あくまでも“ナチュラル・マイナースケール”であり、単に「マイナースケール」と言われたら“ナチュラル・マイナースケール”を指す、と思って良いでしょう。

 ちなみに、「調号」も、ナチュラル・マイナースケールの調号を付け、ハーモニック・マイナーメロディック・マイナーの場合、第6音や第7音に臨時記号を付ける事になります。(臨時記号とは、音符単位に付ける「♯」や「♭」を指します)

 次回は、この「調号」すなわち“Key”について少し勉強して行きたいと思います(^^)
メロディック・マイナースケール(下行形)
 前回説明したとおり、ハーモニック・マイナースケールの第7音が導音になり、主音への移行がスムーズになりましたが、同時に第6音と第7音の間が「全音+半音」の増2度音程と言う不自然な間隔になってしまいました(>_<) 
 そこで、「じゃあハーモニック・マイナースケールの第6音も半音上げちゃえば?」
って事で出来上がったのがメロディック・マイナースケールです(^^)
 このメロディック・マイナースケールの最大の特徴は、上行形と下行形があるって事です。理由は後述しますので、まずは例によってスケールの構造を見てみましょう。今回はTAB譜まで一気に掲載します(^^)←コチラも例によって「Key=A」で表記します。
◎ ・・・ トニック・ノート

◆ ・・・ サブ・ドミナント・ノート

◇ ・・・ ドミナント・ノート

☆ ・・・ リーディング・ノート
*「=」は全音進行  「−」は半音進行
メロディック・マイナースケール(上行形)
第5回 「スケール(音階)の基礎知識 メロディック・マイナースケール」
Music Theory
直線上に配置
Music Theory 一覧へ