更新日:2005/06/01

空間系エフェクターで代表的なのはディレイ、リヴァーブの2種類になりますが、今回はディレイについて説明していきます(^^)
〜 ディレイ 〜
ディレイとは、元の音に時間的に遅れた音を加え、山びこ効果で音に余韻を加えるエフェクターです。現在はデジタル・ディレイが主流ですが、テープ・レコーダーを応用した“テープ・エコー”やアナログの電子回路を用いた”アナログ・ディレイ”は、ディレイ音の音質の悪さが逆に“自然な感じ”を演出する為、エレクトリック・ギターの世界では未だに使用しているギタリストも多いようです。
ちなみに、皆さんが良く行く「カラオケBOX」のエコーもディレイ&リヴァーブの一種ですね♪
・TIME(DELAY TIME)
元の音から遅れた音・・・つまりディレイ音が聴こえるまでの時間を調節するツマミ。数値が表示される機種には、単位に“ms(ミリ・セコンド)”が使われており、1秒は1000ms、0.5秒は500msです。
タイムを曲のテンポの4分、8分、16分、3連などに合わせて設定すると、フレーズの邪魔をしないで余韻を演出できます。
ディレイ・タイムの算出法は、60÷テンポ×1000=4分音符の長さ(ms)だから、例えば2拍3連のディレイを掛けるなら“4分÷3×2”で算出できます。タイムが表示されない機種は、ディレイ音が聴こえやすいように“LEVEL”を上げておき耳でテンポに合わせましょう。
・FEED BACK(F・BACK/REPEAT)
ディレイ音の繰り返しの長さの設定。ディレイ音をもう1度入力部に戻して、ディレイ音にディレイを掛けなおす・・・と言う仕組みで、入力部に戻す量を増やすと、ディレイ音のリピート回数が増えるって具合です。
通常は、ディレイ音が数回聴こえてくるくらいに設定します。
・LEVEL(EFECT LEVEL/MIX)
エフェクト音(ディレイ音)の音量を調節。特に思い切ったディレイ効果を狙う場合以外は、このLEVELとFEED BACKはなるべく少ない値で設定しましょう。そうじゃないとただウルサイだけになっちゃいますので・・・
ディレイの裏技的使用法として、ディレイ・タイムを適当な長さ(600〜650ms)に設定し(弾くテンポによって変えてみましょう)、フィード・バックを0、エフェクト・レベルを50〜80くらいに設定して、1つのスケールをなぞるように弾いてみると。。。。1人で“ハモリ”ができてしまうんです(^^) これはイングヴェイ・マルムステーンがソロ・タイムなどで良く演ってますね♪
逆に、自分の弾いた音をディレイ音に追っかけさせる・・・などと言った使用方法も可能なので、色々な設定を試して遊んでみましょう。
ディレイを使って遊んでみると結構楽しいですよ♪
第13回 「エフェクターに関する基礎知識 〜 空間系(ディレイ)〜 」