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更新日:2005/08/01
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 今回は、俗に“モジュレーション系”と呼ばれるにコーラス/フランジャーについて説明しましょう。


〜 コーラス/フランジャー 〜
 
 音を揺らしたり、広がりを持たせる“コーラス”と、音をうねらす“フランジャー”は、構造的にはほとんど同じです。どちらも、短いディレイ音の音程を周期的に揺らして(コレがモジュレーション)原音とMIXする事によってこのようなサウンドを作っています。
 コーラスとフランジャーの違いは主にディレイ・タイムで、10〜20ms程度ではコーラス効果になり、3〜10ms程度でフランジャー効果が得られます。
 フランジャーは、短いディレイを掛けた音と原音を重ね合わせると音同士が干渉して、特定の周波数が強調されたり打ち消しあうと言う特性を持っています。そして、ディレイ音の音程を周期的に揺らすことで強調/打ち消す周波数を変化させたフランジャー・サウンドを作っているワケです。

 実際、モジュレーション機能を搭載したデジタル・ディレイならコーラスとフランジャーを作ることが出来ますが、「ディレイ音が高音質でない方がナチュラルな効果が得られる」と言う理由で、デジタル全盛期の現代でも、アナログ・コーラス/フランジャーを愛用している人は多いようです。


・RATE(SPEED)
 ディレイ音の音程を揺らすスピードを調節するツマミ。フランジャーは任意の速さで構いませんが、自然なコーラス効果を狙うなら、DEPTHが深いときは遅く、浅い時は速めにするのが基本。また、フレーズのスピードに対応させる(テンポにあわせる必要はない)のもコツです。
 ちなみに、私は普段コーラスを使う時は、DEPTHはMAX、RATEは0〜2くらいで音が揺れない程度にセッティングしてます。 その方が音に自然な広がりを付けられますし、ちょっとしたサウンドの味付けにもなります♪同様の理由で、宅録ではディストーション・サウンドにも軽めのコーラスを掛けてます。

・DEPTH(WIDTH)
 音が揺れる“揺れ幅”を調節することで、コーラス/フランジャー効果の深さが変化します。SPEEDとのバランスが大切なので、セッティングの際にはDEPTH、SPEEDをセットで考える必要があります。

・E.LEVEL
 フランジャーでは、原音とエフェクト音が同じ音量で適度な効果が得られるため省略されている事が多いですが、コラーラスの場合は、他のエフェクター同様にエフェクトの音量を調節する部分になります。
 DEPTHを深くしたら下げ、浅くしたら上げるのがコツ。

・TONE(FILTER)
 これもコーラスだけのコントロールで、ディレイ音の音色を調節します。デジタル・タイプでは、TONEを絞ってディレイ音を甘い音にすると、アナログ・コーラス風の暖かいサウンドが得られます。

・MANUAL(DELAY TIME)
 
フランジャーに多いコントローラー。これを短めに設定すると、主に高音が干渉した「チュワーッ」というサウンドになり、長めに設定すると、低音が干渉し「ゴワーッ」というサウンドになります。

・RESONANCE(RES/FEED BACK/F.BACK)
 これもフランジャーに多いコントローラー。上げるとディレイ音が干渉してクセの強いサウンドになります。
第15回 「エフェクターに関する基礎知識 〜モジュレーション系(コーラス/フランジャー)〜 」
Sound Construction
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