更新日:2004/08/01
上の一覧で、マーシャルに使用してある真空管に注目して下さい。“JCM800”や“JCM2000”と言った、ハイ・ゲインな機種には「EL34」が使われており、逆に“JTM45”や“Bluesbreaker”の様に、比較的ロー・ゲインなアンプには「6L6G」が使われています。
「EL34」は、パワー管の中では最も小型なので、加熱しやすく歪みやすいと言う特徴をもっており、より大型の「6L6G」は、歪みにくくクリアな音が特徴です。
但し、この辺は使用しているプリ管の本数や、その種類にもよるので一概には言えませんが、大まかなパワー管の特徴としてはこんな感じです。
前回の続編的なカタチになってしまいますが、今回も真空管(今回はパワー管メインで・・・)についてお話ししていきます。
パワー管、プリ管にもそれぞれ種類があって、アンプ等によって、使用している真空管の種類や本数が変わってきます。
パワー管に最も多く使われているのは、「EL34」と呼ばれる物と「6L6G」と呼ばれる物がありますが(凄くおおざっぱに“マーシャル系”、“フェンダー系”と呼んじゃったりします。)、他にも「EL84」や「6550」と呼ばれている物もあります。しかし、例えば「EL34」のパワー管を使用しているアンプに「6L6G」のパワー管は、規格の違いで使えません。
また、パワー管には真空管同士の相性があるので、例えば同じメーカーの「6L6G」でも、必ず4個セットで「マッチングテスト済み」の物を使用して下さい。
(使用してるアンプにパワー管を2個しか使ってない場合は2個セットでOKです)
さて、「EL34」と「6L6G」のサウンドの違いですが、「EL34」の方は、ややドンシャリに近い感じで、「6L6G」の方が、やや中域から上に出っ張って来る感じです。
それぞれのパワー管を使っている主なアンプは以下の通りです。
第6回 「真空管の違いによるサウンドキャラクターの違い Part I 〜パワー管〜」
| EL34 |
・・・・ |
マーシャル |
“1959” “JCM800” “JCM900” “JCM2000” |
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メサ・ブギー |
“MARK III” “Rectifier Solo Head” |
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マッチレス |
“Chieftain” |
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| EL84 |
・・・・ |
VOX |
“AC30” |
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マッチレス |
“DC30” |
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|
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| 6L6G |
・・・・ |
マーシャル |
“JTM45” “Bluesbreaker” |
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フェンダー |
“Tone Master” “Twin Reverb” “Bassman” |
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メサ・ブギー |
“MARK I” “MARK II” “MARK IV” |
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ピーヴィー |
“EVH5150”(現:6505) |
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ソルダーノ |
“SLO100” |
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レイニー |
“VH100R” |
|
|
|
|
| 6550 |
・・・・ |
マーシャル |
“1519” “JCM800” (共にアメリカ仕様) |