更新日:2004/12/01

前回、このページで予告したとおり、今回は各エフェクターを効率良く接続する為の順序、“接続のルール”について説明してみたいと思います。
接続順を考える時にポイントになるのが、前回説明した各エフェクターの分類です。例えば、与えられた音量によって効果が変化する歪み系やダイナミクス系のエフェクターは、ギターの直後に接続しなければ本来の効果が得られません。
逆に、空間系エフェクターは、エフェクトの余韻を歪ませたりうねらせたりしても意味がないので、空間系エフェクターはアンプの直前に接続する、、、っと言った感じです。
こうしてエフェクターの機能や特徴を踏まえて並べると・・・・
“ダイナミクス系/歪み系 → フィルター系 → モジュレーション系 → 空間系”
っと言う順序が基本になります。
さて、上の接続順を踏まえた上で、もっと具体的に接続順でどうエフェクト効果が変わるのかを見てみましょう。
・ダイナミクス系/歪み系
この2つのエフェクターが、上の接続順において同じカテゴリーに位置されてるのは、例えばコンプレッサーとディストーション。これらは求めるサウンドによって順番が変わる場合もあるからです。
通常は、“コンプレッサー → 歪み系”の順で接続します。
・ワウ・ペダル
歪み系の前に接続するのが一般的ですが、より強烈な効果を求める場合は歪み系の後ろに接続します。
・ピッチシフター
和音的な効果を狙うなら歪み系の前、ツイン・リード風の効果を狙うなら歪み系の後ろに接続します。
・ヴォリューム・ペダル
歪み系の前に接続すれば歪みの深さが調節でき、空間系の前に接続すればヴォリュームを絞っても余韻を残す事ができ、1番最後に接続すれば、ノイズをシャット・アウトする為にも使えます。
・モジュレーション系
複数使う場合は、順序によって多少効果が変わりますが、例えばフェイザーとフランジャーはどちらが先でも特に問題はありません。
・空間系
ギターから直列に接続する場合、アンプは歪ませずに使うのが基本です。この辺は、サイト内のBBSや、ギター講座のQ&Aでも何度か説明していますが、例えばディレイを歪ませたアンプの前に接続すると、余韻にもう1度アンプの歪が加わってしまい、聴くに耐えない音になってしまいます。
どうしても歪ませたアンプに空間系エフェクターを接続したい場合には、必ずアンプの“センド/リターン端子に接続するようにしましょう。
・最後に・・・
順序と共に注意してもらいたいのは、各エフェクターの出力。特に、デジタル・エフェクターは、過大入力で音が割れやすいので要注意!
ブースターは出力を増大させるエフェクターなので、ブースターの後ろにデジタル・エフェクターを接続するとエライ事になります!
第9回 「エフェクターに関する基礎知識 〜 Part II 〜 」