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「あ〜こういうことってある〜」
って、頷きながら読んでしまう本です。
ただ、わりとくだらないので、
誰も取り上げなかった話題だったと思っています。
内容としては、
女性のちょっとした心理からくる言動について書いたものです。
その、「ちょっとした心理」というのも、
妬み、とか、自慢、とか、ミーハー、とか、
大声ではいえないようなことばかりです。
でも、著者の人柄からか、
嫌悪感はありません。
笑い飛ばせます。
男性にも、ぜひ読んでもらいたいです。
ただ、著者は、
「実は、女性はみんな、こんなものなのです」
という口調ですが、
そんなことはありません。
さっぱりしてて裏表の無い女性もいます・・・
| 『「自分の木」の下で』
大江健三郎 |
Jan. 2005
|
読み中。
エッセイ集ですが、
かなりの名作の予感・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
読み終えそうです。
私が読んでるのは文庫なのですが、
もともとは、2001年7月に朝日新聞社から刊行されたもののようです。
正確なことはわかりませんが、
大江健三郎が、
ドイツにいる日本人の子どもに向けて講演した内容を含め、
子どもへのメッセージといった趣旨で書かれたもののようです。
そういう経緯もあり、
文章は子どもへ向けた語り口調になってます。
でも、高圧的な感じもないし、
大人が読んでも優しい気分になれます。
内容は、
タイトル”「自分の木」の下で”からはわかりにくいですが、
大江健三郎自身の子どものころの思い出、
そこから何を感じたか、学んだか、
それがどのように現在に通じているか
ということと、
子どもたちに対するアドバイスなどです。
私自身は、この本を読んで所々に共感を覚えることができました。
久々に、
ページの端を折りながら、
夢中になって読んでしまいました。
特に、「ある中学校での授業」
という章が印象的でした。
大江健三郎が文章を直す経緯や考え方を書いたものです。
私は、自分自身の記録をするとき、
(いま書いている文章を含め、日記など)
心がけていることがいくつかあります。
まず、自分が何を感じたかを、よく探ります。
物事に対して、どういった違和感を覚えたか、
それは自分のどのような考えから起こるものなのか。
その考えは、受け売りでなくて、
自分の感覚によく一致したものなのか・・・などです。
とにかく、すっきりするまで考えます。
次に、その考えや感じたことを、
できるだけぴったりくる言葉で表現するように努めます。
この段階で考え直すことは度々です。
(大江健三郎が言うように、
人は「言葉」で考えるのだから。)
ただ、限られた語彙で綴るのにはそもそも無理があるし、
説明しようとすればするほど
余計にわかり難くなったりします。
とにかく、終わりの無い作業のように感じます。
それでも、できるだけ正確に心情や考えを写し取ろうと努めます。
私がこのエッセイに共感できたのは、
大江健三郎が、
彼自身の主張を正確に伝えるために、
この「写し取り」作業を丹念にしていることを
感じることができたからだと思っています。
それは、こども相手、という、
すこし特殊な趣旨があったからかもしれません。
ここで、わたしは、
彼がノーベル賞を取ったときの、
「曖昧な日本の曖昧なわたし」(でしたっけ?)
というタイトルの講演を思い出しました。
わたしはそれまで、
彼の書くものは左程好きではありませんでした。
ただその講演は非常に丁寧で、
彼の思想をよく「写し取った」ものだったと記憶しています。
わたしは、
物事の表面しか捉えられない人や、
発する言葉に深みの無い人とは
長く付き合う価値がないと思っています。
その人の価値観は、
きっと、どこかのだれかと同じものだからです。
「そのひと」でなくてもいいからです。
逆に、
考えに深みを持っている人との関わりならば、
それが著者と読者という、
物理的に全くかけ離れている間柄であっても、
価値のあるものだと感じました。
こういう感覚が、読書の醍醐味のひとつなんですね。
久々に実感・・・
他人の心の深みに触れ、
それが自分自身のものと共鳴することが、
どうして感動につながるのでしょうか。
とても不思議です・・・
それから、
「子アザラシを山奥で飼う」ハナシが、
とても好きです。
読んでみてください。
奥様によるイラストもとても素敵です。
大江健三郎の作品を
また読んでみたくなりました。
| 『間宮兄弟』
江國香織 |
Dec. 2004〜Jan. 2005
|
恋愛を殆どしたことの無い、30代中盤の間
宮兄弟をめぐるハナシです。
兄の同僚やよく知る店員とその妹、弟の仕事上の友人など、
それぞれの視点で、それぞれの恋愛の在り方を書いたものです。
本の帯には、「”そもそも範疇外、ありえない”男たちをめぐる・・・」
と書いてありましたが、
兄弟のそういった”ありえない”性質が本当のテーマだとは、
感じませんでした。
何を思ったのかと問われれば、
まあ、いろいろな人がいろいろな恋愛をしてるなーと・・・
それだけ。
特に、ぐっと来るような展開や、心理描写はなし!
なんか、最近、良かったと思える本に出会えない。
私の感性が鈍ったの?
なんで?
はじめ
は、「電車男」の
作り話かと、思いました。
それでも、アドバイスを送る人々とのやり取りを読んでるうちに、
本当の話なんだろうな〜と思えました。
まあ、他人の恋愛の成功をあれほど期待できるのも、
面白いですかね。
それにしても、「エルメス」も、かなりのオタクだな〜。
あんなセリフ、普通の人間には言えないです。
ドラマとかの見すぎじゃない?
オタク同士、うまくやってください。
ところで、この本を買ったことを友人に言ったら、
「勿体無い!2chでタダで見られるのに!」
と言われました。
愕然としました。
購入を考えてる方は、気をつけてください。
| 『シド
ニー!コアラ純情編』 村上春樹 |
Nov. 2004 |
村
上春樹がシドニーオリンピックを見に行った記録です。
シドニーって一回前のオリンピックなのに、
いまさらこんなのを読んでしまう自分にちょっとがっかり。
内容がどうとかいうより、
売れてる作家って、自由気儘な感じでいいな〜と思いました。
勿論、ご苦労もあるんだろうけど。
才能があるって、すばらしいことですね。
| 『アフ
ターダーク』 村上春樹 |
Nov. 2004 |
なんだか、よくわかりませんでした。
これを読んだ他の人は何を感じることができたのでしょうか・・・
誰か、教えて。
| 『蹴りた
い背中』 綿矢
りさ |
Nov. 2004 |
これもわからず。
My
Favorite Authors
■夏目漱石
心情の描写、風景の描写が私の好みに合います。
漱石は、色気のあるシーンを書かないので、それも好きです。
■村上春樹
読んでて疲れません。
読み出すと止まりません。
■有吉佐和子
取り上げる主題がいいと思います。
読みやすいし。
■遠藤周作
ワンパターンですが、
読み出すと止まりません。
順不同
My
Favorite Books
●「ダンス・ダンス・ダンス」「羊をめぐる冒険」 村上春樹 (講談社)
●「こころ」「それから」「道草」「門」 夏目漱石
●「ガダラの豚」 中島らも (集英社)
●「臨死体験」 立花隆 (文春文庫)
順不同
Dislikable
Authors
読まないわけじゃないんだけど
■村上龍
読んでると疲れる。
描写がエグイのもキライ。
■吉本ばなな
キャラがちょっと・・・
Dislikable
Books
■「舞姫」 森鴎外
言い訳がましいのでキライ!