地学雑録

地学に関する様々なことを紹介したいと思います。

9月6日の夜空

9月6日未明、北海道胆振(いぶり)地方東部を震源とした地震の影響で、北海道全域で停電が発生しました。6日中に復旧したところもありましたが、電気の復旧しないまま夜を迎えた地域も多くありました。普段、消えることのない賑やかな街の明かりが、姿を消した夜空を見上げると...そうです。驚くほど満天の星空が見られるんです。この日の夜空を撮影したものを一部紹介します。



画像は悪いですが、夏の大三角の一部です。



夏の大三角を形作る星座のひとつ、こと座です。平行四辺形と正三角形が特徴的ですよね。とても美しい配列です。こと座の中でも最も明るく輝く星はベガ、といいます。ご存知の方も多いのではないでしょうか。 ベガの左下の方に、星が2つ重なって見えるものがありますね。これは二重星といって、それぞれが全く別の星です。カメラがブレているわけではありませんよ(笑)



電線が写り込んでしまっていますが、北斗七星が見えると思います。私たちのニックネームである、ミザールとアルコルもしっかり見えています。北斗七星の柄の部分から2番目の星です。 ミザールとアルコルも、さっき説明した「二重星」の一種なんです。

実はこれらの写真、すべて普通のデジタルカメラと三脚のみを使って撮影したものを、フリーのすばる画像処理ソフト、マカリで輝度を少し修正しただけで、特に特別な機械を使ったわけではありません。普通のデジタルカメラでも、露出を10秒ぐらいにして撮影すれば、十分すぎるほどの星が映ってくれます。みなさんも是非一度お試しくださいね(^^)。