紅茶について  セイロン紅茶について  おいしい紅茶の淹れ方
紅茶について

紅茶のグレードについて

 紅茶の茶葉は様々なグレード(等級)に区分されます。

紅茶の容器にOPとかBOPといった表示を見ることがあると思います。これがグレードです。

紅茶のグレード(等級)は紅茶の茶葉の位置、形状と大きさの違いを表すもので、

品質や味の良し悪しを表すものではありません。

ただし、茶葉のグレードが違えば香味も違ってきます。



    OP(オレンジ・ペコー):葉をカットしないフルリーフの一種。長さ約1cmと細長く、縦にねじれています。
ストレートティー向き                         
                     
 FBOP(フラワリー・ブロークン・オレンジ・ペコー):まだ開いていない新芽(チップ)を含んだ
                     茶葉をカットしたもの。
                        ストレートティー向き                  
                 
     BOP(ブロークン・オレンジ・ペコー):細かくカットした茶葉をブロークンといい、Bで表します。        
                       BOPはOPのリーフを細かくカットしたもの。
                        フルリーフのOPより短時間で抽出できます。  

       BOPF(ブロークン・オレンジ・ペコー・ファニングス):OPを細かくカットし、ふるいにかけ、長さが       
                                  1〜2mmの茶葉がBOPFです。        
                                     ミルクティー向き。ティーバッグにも使われます。 

リーフについて

 リーフティー(茶葉)とはティーバッグと区別して、茶葉タイプの紅茶のことを言います。

そのグレード(茶葉の形状による等級)によって

「フルリーフ」・「B(ブロークン)」・「F&D(ファニングス&ダスト)」に分けられます。


セイロン紅茶について
 セイロンに茶が入ったのは1839年、カルカッタ植物園のアッサム野生種が
キャンディの植物園に移されたのが始めである。
1840〜42年にはこの苗をヌワラエリヤに試作した。
これとは別に1841年、中国から中国種を持ち帰ってプッセラワに植えて成功した。
1866年にはセイロン茶業の父といわれるスコットランド人のジェームス・テーラーが
アッサム種の種子をキャンディのルーレコンデラに播き茶園を作った。
このように相前後してセイロンに移された中国種とアッサム種は、
同一地に栽培が拡がって自然交配を起こし、
この新しい雑種は、土地に適した優秀な性能を発揮した。
たまたま1868年に発生したコーヒー園を全滅させるほどの猛威を振るった疫病により
コーヒー園が茶園に切り替えられ、紅茶の大産地となっていった。
一方でセイロン茶は、ロンドンで名声を得て今日のセイロン茶の基礎を築いていた。
セイロン茶のスタートはインドより遅れているが品質においては高く評価され、
世界中にセイロン茶の声価を定着させるようになった。

 セイロン紅茶は一年を通じて茶摘みが可能で、一芯二葉の手摘みが行われています。
茶園の標高差によって紅茶の個性(味や水色)に変化が表れ、
「ハイグロウンティー(高地産)」・「ミディアムグロウンティー(中地産)」・「ロウグロウンティー(低地産)」の
三つに区分されています。

 ディンブラ紅茶は、スリランカ中央山脈西側に位置し、
標高1200m以上の高地の茶園で作られた紅茶で、ヌワラエリヤ、ウバとともに
三大ハイグロウンティーの一つです。
タンニン含有量が少ないため、コクがあるのに渋みがなく、
まろやかな口当たりで、やさしい花の香りのする紅茶です。
水色(すいしょく)は、赤みのあるオレンジ色で、
これぞ紅茶と思わせる日本人に最も好まれている紅茶です。
くせがないので、アイスティーやフルーツティーにと色々楽しめる紅茶です。
特に品質の高いクオリティー・シーズンは1月〜2月です。


 ヌワラエリヤは、スリランカ中央山脈の最も標高の高い山岳地帯でつくられる
高品質の紅茶で、独特な花の香りがあります。
ぜひストレートでお召し上がりいただきたい紅茶です。
水色は明るいオレンジ色です。
クオリティー・シーズンは1月〜2月・8月〜9月です。

 ウバは、セイロン紅茶を代表する高品質の紅茶で、世界三大銘柄のひとつです。
タンニン含有量が多いため、きりっとした渋みがあり、味は濃厚で
水色は鮮やかな紅色をしています。
ミルクティーでもストレートでもおいしくお楽しみいただけます。
クオリティー・シーズンは8月〜9月です。


標高600〜1200mの茶園で作られた紅茶は「ミディアムグロウンティー」と呼ばれ
キャンディがこれにあたります。

標高600m以下の茶園で作られた紅茶は「ロウグロウンティー」と呼ばれています。
ルフナがこれにあたります


おいしい紅茶を淹れるには

おいしい紅茶を淹れるには
1.汲みたての新鮮な水道水を使います。
  電子ポットで保温しているお湯やミネラルウォーターは適しません。

2.ポットは必ず温める。(冷めたポットでは紅茶の香りが出て来ません。)
 ポットの形は丸いダルマ型がよいです。
 (茶葉のジャンピングを活発にし、味や香りを引き出します。)

3.正しい分量の新鮮な紅茶を使います。
 (下記に分量と蒸し時間を記しています。)

4.沸騰直後のお湯を注ぎます。
  (コイン位の大きさの泡が立ったらすぐに注ぎます。)
5.必ずふたをしてゆっくり蒸らします。
  蒸らす時間は約3分 (大きい茶葉の場合は5分)

6.茶漉しを使いカップに均等に注ぎいれます。
 又は別の暖めたティーポットに注ぎいれます。(この方が味わいが均一になります)
 必ず最後の一滴(GoldenDrop)までしっかり漉してください。

茶葉の形状の違いによる茶葉の量と蒸らし時間の目安 (熱湯300ccに対して

OP ティースプーン山盛り一杯=6.0g 5分
BOP ティースプーン山盛り一杯=5.0g 3分

まず最初は上記を目安にお作りください。
次からはお湯の量を一定にして茶葉の量と蒸らし時間を加減してお好みの風味を見つけてお楽しみください。

 ミルクティーは牛乳を使います。(コーヒー用のクリームは適しません。普通の牛乳がよいです)
 一度にティーカップ2杯分以上作る方がおいしくできます
 あればいいもの (ティーコジー・タイマーなど)                                    

紅茶の保存方法:
紅茶は空気や湿気・におい・光は大敵なので必ず密封性の容器に入れて下さい。
開封後は袋の中の空気を抜いて口を閉じ、密封容器に入れて湿気のない場所で常温保存し、
1ヶ月〜3ヶ月を目安に使い切るようにしてください。

紅茶のレシピ:
ミルクたっぷりのミルクティー
おいしくいれるポイントは、ミルクティー向きのボディの強い茶葉を
少々濃い目に入れ、室温程度のミルクを加えること。
分量はお好みですが目安を紹介します。
[材料]茶葉6g/熱湯280cc/牛乳20cc/砂糖(お好みで)
[作り方]
1.暖めたポットに茶葉6gを入れて熱湯を注ぎ、
 通常より長め(4分位)に抽出します。
2.茶葉をこしてカップに注ぎます。
3.牛乳を加えます。牛乳を先に入れ、後から紅茶を注いでもかまいません。

水出しアイスティー
お茶のうまみをそのままスッキリ味わいたいのなら、
一晩かけて「水出し」してください。
[水出しアイスティー(1リットル分)]
1.約10〜12gの茶葉に水1000ccを注ぎ 抽出します。
 抽出時間の目安:
  細かい茶葉/7〜8時間
  大きい茶葉/8〜10時間
2.抽出が終わったら、茶葉を取り除き冷蔵庫で
   よく冷やしてお召し上がりください。
*注意
  1.冷蔵庫に保存するときは、ラップをかけてください。
  2.出来上がったアイスティーは24時間以内に飲みきってください。



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