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村祭りで氏神さまの能面の特別展示があった。年に一度だけ公開されるそうだが、この村に住んで以来初めて拝観した。室町中期、桃山、江戸初期の作で、黒色尉、延命冠者、翁人などは、初めての公開らしい。増女という女面は端正で清らかな品があり、羽衣などに使われる小面は年若い初々しさが溢れている。また、深井、曲見の中年女性の憂いをたたえた表情、姥は老いゆくはかなさを感じさせ心に残る表情である。心の奥底を表現して余りあるもの、能面にはそんな思いがする。ここに掲載した作品は人の奥深い部分を掘り当てたというところで能面の心にもにも通じるように思える。
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