平成21年7月7日(火)
京都大学大学院理学研究科准教授
北井礼三郎 先生「母なる太陽の素顔」
話題沸騰の皆既日食。トカラ列島や上海ツアーなどの参加者はさすがにいないようだが、「プレ日食」を十二分に満喫したに違いない。観測衛星などからの太陽の映像は目を見張った。45億年前、100万度、秒速400キロなどの「宇宙スケール」も創造を絶し、すべてが知的興奮に満ちみちていた。中でも最も刺激を受けたのは今回の日食の周期。18年と11・33日で繰り返すことが分かっており、「SAROS周期」と呼ばれる法則に基づいているという。しかもこの周期は古代オリエントの時代から知られていたとか。なぜ古代オリエント人が発見したのかだれも解明していないというところが更に感動的でスリリングだ。人知を超越した天文ショーを体験することで価値観が変わる可能性も指摘されているが、むべなるかな。7月22日が観測日和であることを祈りたい。(鶴田隆志)
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京都大学大学院理学研究科附属天文台 花山天文台/飛騨天文台
NPO法人 花山星空ネットワーク 日食観測会・講演会
【ナショジオ】太陽からの突風(YouTube)
岸和田健老大学