平成21年9月15日(火)
毎日新聞元論説委員
梶川 伸 先生 「遍路とお接待」
聴いてひとこと
(鶴田隆志)
 四国遍路は、効率を追い求める現代の価値観に対するアンチテーゼ。こんなまとめ方をすれば難しいが、話は実に分かりやすかった。事実に基づく一つひとつのエピソードがお遍路、お接待の実相を雄弁に物語っており、一筋の道に貫かれていた。「一度回れば"お四国病"にかかり、またお遍路にいく」「八十八カ所には"虚往実帰"の精神が満ちている」「人と人とのつながりや結びつきが希薄になっていく中で"心の共同体"があり、見えない部分で人を結びつける」。お遍路、お接待を経験した人なら「何か得るものがある」ことを理解できるし納得できるのであろう。自然に抱かれた約1200キロ、40日から60日かかる全行程が持つ磁力の一端が伝わってきた。(鶴田隆志)
関連リンク 四国遍路の歴史
お遍ロード(5分)Yahoo!映像トピックス
YouTube四国お遍路Hへんろころがし2009/3/28~29 0001

岸和田健老大学