平成22年3月2日(火)
独立行政法人造幣局・造幣博物館前館長
塩川幸男 先生「貨幣の歴史をたどる」

(鶴田隆志)
 お金の話は幅広くて奥深く、汲めども尽きない。善きにつけ悪しきにつけわれわれを縛っているからだろう。次々に紹介されるエピソードに思わず耳をそばだてた。「戦後の貨幣には裏表がない」。法律的に決まっておらず、便宜的に「年号の刻まれている面を裏としている」そうな。「最も裏表のありそうな存在なのに」などと下手な詮索はやめよう。本物の小判は机に落としても金属音というより物が潰れるような鈍い音。映画やテレビの時代劇では派手に聞こえるが……。貨幣を損壊する罪は最高無期懲役という。貨幣の歴史についての言及もあり、硬軟取り混ぜた小さな「ヘェー」が続いた。(鶴田隆志)
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