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参院選での民主党の惨敗、ねじれ国会、代表選予算編成、普天間問題、政界再編など内憂外患の菅政権。「菅」は「患」「艱」に通じ「憾」に至るのか。「一寸先が闇」の政界が鮮やかに腑分けする手際はさすがで、90分聴けばちょっとした政治の筋が分かる。小沢一郎・民主党前幹事長の最後の大博打の可能性、今秋の解散・総選挙の見立てもそれなりに聴かせた。こんなわが国の政治のあり方について京都大の佐藤卓己准教授はファストフードにちなみ「ファスト政治」と呼ぶ。即時の充足を求める政治、世論動員型の政治を意味しているようだが、私の解釈によるとこの日のポイントは、「ファスト政治」だからこそ政治から目が離せないことを言外で訴えているようだった。(鶴田隆志) |
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