平成23年11月29日(火)
朗読アナウンサー
辻 ひろ子先生「朗読・読み語りの世界」〜美しい日本語を声で味わうために〜
朗読は日本語の美しさを聴き手に訴えかける。朗読する作品に寄り添い、解釈し、楽器のように情感に語りかける。「朗読は1人オーケストラ」朗読は歌うようなリズム、流れが大切」という通り、今では古文に近いかなり難解な『春琴抄』(谷崎潤一郎)の筋が、春琴と佐助の会話が自然に耳に入った。情景が起き上がって来るようで生々しい臨場感もあった。発音・発声だけでなく「作品の舞台や作者を紹介している文学館などを何度も訪ね、モチーフをつかむ」努力の結晶だろう。「朗読には読み手の味が出る」とも。言葉の持つ魅力が心地よかった。(鶴田隆志)
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岸和田健老大学